※全話一覧はコチラ
漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」原作Milcha漫画Whale・原題그녀가 공작저로 가야 했던 사정
小説内に転生してしまったレリアナが、生き残るためにある公爵と婚約取引をし、互いに惹かれあっていく、転生系恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、リンヤン大使とのパーティーで、もう1匹しかいないという小さな神獣に腕を噛まれるレリアナ。
国際問題に発展するからと、騒がず耐えるレリアナだったが、ノアが大使の気をそらした隙に、手で叩き落とす。
その後、レリアナは眠っている神獣をクッションに乗せ、新聞用の写真撮影を行うが、実は神獣は眠っているわけではなく、気絶したままなのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」96話のネタバレ
シアトリヒはノアから、結晶石を犯人に売った業者の取引名簿が、運搬中に奪われてしまったという報告を受けていた。
それより気になることがあると言うシアトリヒは、長ったらしく前置きした後、婚約者とはどこまで進展したのかとワクワクしながら聞く。
ノアは離席しようとするが、王命だ座れと言われ、苦々しい表情でシアトリヒを見る。
告白はしたのか、レリアナ嬢はどう答えたのだと、興味津々なシアトリヒ。
武闘会には出ないのかと聞かれ、出る必要がないから出ませんと答えるノア。
このような話しかないのならばもう行きます、それに聞きたいのであれば本人に直に聞いてください、彼女の私生活について自分から話すつもりはありませんと言う。
ノアと入れ違いにナオミが来た。
ナオミに何故そのような表情をしているのか聞かれ、まるで自分が愚か者になった気分だとシアトリヒが言うと、今更自覚したのですかと言われるのだった。
翌日、できあがった新聞記事を見て、レリアナは複雑な気持ちになる。
神獣が気絶していることがバレやしないか不安なのだ。
幸いにも、あの後神獣は目を覚まし、元気に飛び回っていた。
ただノアをみると、奇声をあげて怯えるようになった。
ヘイリーに、この写真どう思うかと聞くと、神獣を膝の上で寝るほど懐くなんてすごいですねと言われる。
一応バレてはいないようだ。
ヘイリーは、神獣は縁起の良い存在なので、何か良い報せがあるかもしれませんねと言うが、悪い報せじゃなければいいというレリアナなのだった。
一方その頃、ベアトリス。
彼女は紫色の液体が入った小瓶を眺めていた。
レリアナが拉致されたあのときに、全て終わればよかったのに思う。
汚い仕事も請け負う傭兵を探しているときに、ラングストンを見つけたのだが、彼がフレンチ・ブルックスと通じているのは奇妙な偶然だった。
それで彼らと手を組んだのだ。
小瓶を持つ手が震える彼女。
倒れて以来、自分の身体が徐々にいうことを効かなくなっていることに困惑する。
もうあまり時間がないと思うベアトリスは、顔を上げ、目の前に座っているビビアンを見つめる。
ベアトリスが、例の建国祭の舞踏会の準備は順調ですかと聞くと、ビビアンは、あなたが聞きたいのはそんなことじゃないのでは、と返すのだった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」96話の感想
ベアトリスが登場しましたね。
倒れて以来というのは、61話でレリアナが倒れたことと関係しているのでしょうか。
レリアナの方は身体が言うことをきかないということはなく、普通に生活できているので、ベアトリスの方が症状が深刻です。もしレリアナと同じで、このまま身体に魂が定着しないとなれば、命に関わっているので、どんな手を使ってでもレリアナを殺そうとするのでしょう。
レリアナの転生とベアトリスの症状がどのように噛み合っているのか、まだ全くわかりません。ベアトリスもベアトリスではない魂が入っているのかもしれません。
例えば本物のレリアナ・マクミランとか。同じ次元に2人のレリアナが存在するからおかしくなっている、だから片方を消す必要がある、ということかもしれません。
ベアトリスは何やら怪しげな小瓶を持っていましたが、あれで毒殺でも狙うつもりでしょうか。そしてそれに巻き込まれるビビアン。さすがにビビアンには、そのような犯罪に手を染めてほしくないです。プライドは保っていて欲しいですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに