無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、エステルはアンと一緒に、馬の餌やり等楽しんだ。その後ぐっすり眠る。
その部屋の外では、エメルと公爵がエステルのことや護衛のことについて話していた。エメルの家門は以前の混ざった子の不幸についてよく知っていた。
公爵はエステルの枕元にいくと、愛おしい娘に身を寄せるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」61話のネタバレ
エステルは一生懸命刺繍していた。
ロイに、それはカエルかと言われるが、ウサギである。
アニーは飲み込みが早いと褒めてくれるのだが、なかなかうまくできない。
失敗したらエメルにあげようというエステル。
その後、ハンカチを受け取ったエメルは、かわいい猫ですね、大切にしますと言う。
エステルは、今度はもっと上手に作る、でも最初にパパと兄に作ってからだよと言い、試作品だとばらす。
その後すぐエメルとわかれたので、ハンカチを渡しただけですかとロイに突っ込まれる。
エメルにはエメルの時間が必要、邪魔するわけにはいかないとエステルが答えると、ロイは、エメルは邪魔されたほうが喜ぶのではと言う。
エステルは、そうかなと言い、それより明日馬に乗っていいかと尋ねる。
良いというロイに対し、このように心配を表に出さずに接してくれてありがたく思う。
翌日、エステルの予定では、ポニーに乗って軽く散歩するつもりだったが、何故かウルフ騎士団とのハードな散歩になってしまった。
休憩中、エステルは騎士団長アスターの近くに座り、公爵とは長いのかを尋ねると、公爵が令息の頃からの付き合いとのこと。
じゃあ私よりパパのこと知っているねとエステルが言うと、公爵としてはよく知っているが、父親としては詳しくないというアスター。
では兄の母、公爵夫人は知っているかとエステルは尋ねる。
カスティージョ公爵夫人は、コニア男爵という地方貴族の三女だった。
とある日公爵は、彼女が妊娠したから結婚すると突然アスターに言った。
相手は誰かとアスターが聞くと、意外にも公爵は覚えていて、ルネ・コニアと答えた。
彼女は瞬く間に、社交界の噂になった。
当時伯爵令嬢であった、現皇后からの嫉妬に耐えかねたアインは、外部との接触を断ち、沈黙することにしたのだが、結婚式は盛大に執り行われた。
公爵を見つめるルネの眼差しを見た誰もが、彼女が心から彼を愛していることを知った。
だからアスターは、彼女が不幸になるのではと思っていたが、実際は違った。
公爵夫人について、若くして亡くなられたがごく平凡な方だと言うアスター。
パパと仲良かったのかと詳しいことを知りたそうなエステルだが、自分が話す権利はないとアスターは答えるのだった。
その後、エステルは良い香りがする樹液の塊を、エメルにまたプレゼントした。
彼は、大切にしますと言い、受けとった後、エステルのほっぺをつまむ。
僕抜きで行った遠足は楽しかったですかと、彼女をからかう。
エステルはふと、アスターから聞いたが、アスターはかなり昔から父に仕えているようだ、エメルもそうなのかと聞く。
私にずっと仕えてくれるのかと。
エメルは、ずっとお傍にいると誓いましたよねと微笑み、お嬢様が結婚されたら今度はその子供の護衛になるかもしれないと言う。
だいぶ先の話だと笑うエステル。
彼は、そうですかね、意外とすぐかもしれないですよと言い、微笑むのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」61話の感想
前々から思っていたのですが、この漫画は転生の設定要らないのではと思います。
もしこれがよくある転生ものだったならば、今回の刺繍であっても、「こんなに小さい子がこんな上手にできるなんて」「見たことのないデザイン、技法だ素晴らしい」みたいになると思うのです。
ですが、とても子供らしい仕上がりです。普通の年相応の女の子です。
転生で活かされたのは、レプトンの拷問を耐える際に心と体を切り離すという知識でした。映画で学んだことだと言っていましたが、この世界の書物で学んだことにしても不自然はありません。
エステルが前世の知識を披露するのではなく、現世の知識を吸収している状態なので、転生しなくても話は進みます。だからこの漫画は転生漫画ではないのでしょうね。
さて今回は、カルルの母親について少し説明がありました。カスティージョは魔族なので、人間に嫌悪感があるのですが、公爵は令嬢に手を出していたようです。貴族なのに結婚前にそんなことしていいのかと思いましたが、魔族だからいいのかな。
そうして彼を心から愛したのがルネでした。もちろん現皇后も好意があったのでしょうが、愛とは違ったのでしょうね。公爵のタイプでも無かったのでしょう。
幸せそうにみえたアインとルネの結婚ですが、その後どうなったのか、とても気になります。それに、何故あんなにやさぐれたエステルの母に手を出したのかも理由が知りたいですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに