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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、アリスティアはアレンを傷つけてしまったと、部屋に閉じこもり泣いた。本物のクイーンである美優がいずれ現れるから、自分は影となり、誰にも心を開かず、ひっそりと生きていこうと考えていた。
一方アレンディスは、ずっとアリスティアを手に入れたかったとのだと呟き、一人悲しみに暮れていた。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「捨てられた皇妃」最新話101話のネタバレ
幼い頃、父がアリスティアについて、アレクシスの相手にどうかと母・セルビアーナに話していたのをアレンディスは聞いた。
母は、皇太子の婚約者であるのに何故そのようなことを言うのか、これがばれれば逆賊だと思われてしまうと怯える。
この話が聞こえたアレンディスは、父がアリスティアについて話題にしたのだから、彼女は皇太子と破婚になるのではと考える。
できがいいと評判の次期皇后になるかもしれない人を、愚かで病弱なアレクシスとくっつけようだなんてと、アレンディスは呆れる。
狡猾な父なので、既に婚約関係が悪くなるよう動いているに違いない。
自分の息子ですら目の敵にするような父なのに、彼女のどこを気に入ったのだろうか。
帝国の秀才と呼ばれる父であってもそれなりに時間がかかる計算式を、わずか4歳の息子が簡単に解いてしまったときの、敵意をも感じる父の表情は、今でも生々しく覚えている。
アレクシスにだけ親は優しい顔を向けるようになった。
アレクシスは何も知らず無邪気に笑う。
愛してくれない親、辛い記憶を忘れることのできない頭にも、憎悪を抱くようになった。
だからアレンディスは、彼女を奪ってやろうと考えた。
結婚ができれば爵位を継げるかもしれないと考えたのだ。
そのような嫉妬心で、あの頃に彼女に会いにいったのだが、実際に会ってみると、彼女の美しさ、聡明さに惹かれたのだ。
同年代と話があうのは初めてだった。
それに彼女の目には、愛されていないが故に親の愛を渇求する光が宿っていたので、まるで自分と同じように感じた。
その愛に渇望した目が自分に向けられ、すがりつかれれば、どれほど心が満たされるだろうかと。
それ以来、どんな手を使ってでも、彼女を欲しいと思うようになった。
自分だけの人形になってほしかった。
だが彼女に興味がないくせに、あの皇太子と彼女の話は進んだ。
皇太子が彼女の美しさを知ってしまえば、どうなるかわからない。
イライラし、メイドにあたるアレンディス。
アレンディスは、アリスティアが自分なしでは生きていけないようにと、少しずつ執着させるように動こうことした。
だが今度は、アレンディスがアリスティアのもとに通っていることを皇帝が知ってしまい、アレンディスは遠征に行く羽目になった。
息子を見下した目で見るベリータ公爵。
アレンディスは、アリスティアを迎える日のために名声を得て帰還しようと考えるが、戻った頃には、彼女の周りにカルセインという敵が増えていた。
カルセインと過ごすアリスティアを見て、我慢できないほどの嫉妬を抱いた。
アリスティアを鳥かごに閉じ込めるつもりだったが、とらわれていたのは自分の方だったのだ。
そしてそれすら嫌ではないと思う自分自身にも気づいた。
子供のお遊びながら、アレンディスと誓約した彼女だが、どんどん周囲に人を増やしていった。
それでも順調だと思っていた。
彼女の目を自分に向けさせ、互いが互いを求めるようにと。
そんな不安まじりの執着心が、大きな失敗を犯してしまうのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話101話の感想
アレンディスは父親に冷遇されていましたが、かなりしょうもない理由でしたね。子供に対抗心を燃やす意味がわかりません。
素晴らしい才能をもつ子供を持てたことに喜ばず、物事の悪い面を見ようと必死なベリータ公子。アレンディスを冷遇したところで、何も得るものがないのに残念です。
賢すぎるアレンディスは、家族に愛されず、同年代の気の合う友達も持てず、孤独に生きていました。愛情に飢えるのは当たり前ですね。
せめてもの反抗で、アリスティアに会いにいきました。そこで彼は、ようやく自分と同じ仲間を見つけたのでしょう。彼の家族以上に身近に感じたかもしれません。
ですが愛に飢え続けている彼と違い、アリスティアは愛に恵まれていました。彼女の父も、周囲も、彼女を認め、愛情を注いでいました。だから彼の考えとは違う方向に進んでしまったのでしょう。
アレンディスにも、損得なしで彼に愛情を注いでくれる人物が現れるといいですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに
View Comments (1)
アレンディス可哀想です。
誤解されたくないですが、アレンディスに魅力を感じてるからじゃなく、私はカルセインにもルブリスにも魅力を感じてはいます。
でも自分の気に入った男キャラ=カルセインばかりを贔屓して推す、ここの単純思考の管理人さんとは違うだけかと思います
最初からルブリスエンドだとすれば、アレンディスやカルセインはただの作者の用意した咬ませ犬、
それが可哀想です。
何で傷つくためだけに存在させられたのか。
賢く才能溢れるアレンディスですから、どうか立ち直り活躍して欲しいと願ってます