漫画「盗掘王」64話のネタバレと感想!あらすじまとめ

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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕

毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。


前回のあらすじは、伊藤と一緒にいた男は、過去で遼河のチームを死に陥れたヤン・チェンだった。仲良くするつもりはない。

墓の入口までいくと、七つの大罪のうち1つ怠惰の効果のせいで、他の発掘団の人々らが眠りこけていた。耐性である程度耐えていた遼河だが、時間はかけられないので、アヌビスで壁を爆発させ、無理やり侵入する。

遼河が入り口をこじ開けたことで、眠っていた者たちは起き、大勢で遼河めがけ内部に侵入してくるのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「盗掘王」64話のネタバレ

入口から押し寄せてきた集団は、伊藤らや、初めてみる集団とまちまちだ。

いちいち相手を分析している暇はないので、墓発掘スキルを使い、集団の行く道を破壊する。

考古学者を泣かせるような使用をしたので、墓発掘スキルが墓破壊のスキルへと成長した。

これにより墓のどこでも破壊できるようになる。

さきほどの攻撃を潜り抜けてきた奴らに、墓破壊を早速使用し、天井を崩落させる。

これでほとんどの者は動けなくなったので、今の隙にと遼河は前へ進む。

その際、追ってこられないように道をさらに塞ぐ。

これにより墓破壊スキルがFからCに一気にレベルアップした。

進んだ先にはローマ劇場があった。

いきなり出入り口が鉄格子で塞がれ、彼らは移動できなくなる。

炎があちこちからあがり、我の芸術を褒め称えよとネロの遺物の声がする。

ネロは芸術家として生まれるべきだったと言われるほど、芸術を愛した人物だ。

そんな彼は直接舞台に立ち公演を行い、多くの文学作品も執筆したのだが、実力が及ばず人気はでなかった。

彼が統治している時代にローマ大火が発生したのだが、ネロが放火したのではと言われている。

ネロの炎の勢いが凄まじく、耐えられそうもない。

そこで遼河は、以前伊藤から奪ったホメーロスの眼鏡を取り出す。

ホメーロスは、叙事詩のイリーアスやオデュッセイアで有名なギリシャの吟遊詩人だ。

敢えてまともに試練をクリアしなくても、ギリシャ文学に心酔していたネロであれば、魅了することができるだろう。

だが炎を眼鏡を弾く。

ネロの遺物は、確かにホメーロスを敬愛しているが、下等な人間では我を感動させることは不可能だと言う。

柳はゴッホの絵画遺物を出すが、それも炎にとりあげられてしまう。

その後、炎にさらされる遼河たち。

このまま焼け死ぬのかというとき、遺物の攻撃がぱたりと止んだ。

そして貴様は密かな秘書の著者・剛力ではないかと言い出した。

団長が書いたあの小説のことかと脱力する柳。

遺物は、待っておった、我の唯一のライバル、ベストセラー作家だとはしゃぐ。

なんで小説を知っているのかと遼河が聞くと、あらゆる遺物があの作品に夢中で、遺物界で非常に有名だとのこと。

柳に、遺物に作品を配ったのかと聞くも、そんなことするわけがないと言われる。

ネロの遺物は、特別に謁見してやろうといい、近くに来るように言う。

廃棄したはずの小説を何故と疑問に持ちつつ、遼河が近寄ると、炎の柱から太ったネロらしき人物が現れた。

人型の遺物もあるのかと驚く柳に、犬型を見ておいていまさらと言う遼河。

クラスの高い遺物は、人間とコミュニケーションをとるために、あのように人型に変身することができるのだ。

遼河の小説を賛辞するネロ。

どのあたりに感動したのか訳が分からない柳。

ネロは、いかに遼河の作品が優れているかを力説し、理解できない柳に対し、文学を読む資格はないとまで言い張る。

そしてネロから、ここで文学対決をしようと、とんでもない試練を課される遼河なのだった。

漫画「盗掘王」64話の感想

遼河の小説が何故か登場しましたね。こんなところで活躍するとは。

何故ネロの遺物が知っているのでしょう。遺物内で流行ったようですが、どの遺物がそんなことをするのでしょうか。

また、遼河のセンスは人間には全く評価されませんでしたが、遺物には好評なようです。古く難しい単語を使って書かれていたので、遺物たちには馴染み深いものだったのかもしれません。遼河はやはり人間寄りではなく遺物寄りですね。

今回の暴君ネロ、名称はよく耳にしたことがあると思います。ネロは、ローマ大火をキリスト信者のせいにし、何人も処刑しました。だから今回のキリスト教関連の墓に出てきたようですね。

ローマ大火のせいで大都市が灰となり、ネロは火災に備え都市を作り変えたのですが、同時に豪華な別荘・黄金宮殿ドムス・アウレアを建てました。このため、キリスト教を迫害するためと、都市開発とさらには別荘をつくるために、ネロが放火したのではという説もあるようです。

また初代ローマ教皇ペトロも、ネロの命令により処刑されたとのこと。初っ端の七大墓がこんなにてんこ盛りの設定なので、次回以降はどうなるのか楽しみです。

そしてさぞ過酷な試練かと思いきや、斜め上の試練になってしまいました。遼河の才能に惚れている遺物相手なので、さっくり終わりそうですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: