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漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」原作Milcha漫画Whale・原題그녀가 공작저로 가야 했던 사정
小説内に転生してしまったレリアナが、生き残るためにある公爵と婚約取引をし、互いに惹かれあっていく、転生系恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、窓の外にノアを見つけたレリアナ。原作では他の女性を愛す運命なのだが、もしその女性と出会っても、自分を愛してくれるだろうかと、彼に聞きたくても聞けない。
踊り子たちとの遊びが終わったレリアナは、彼女たちから飴をたくさんもらう。変わった味の雨があったので、ジャスティンに食べるかと聞くと、一度だけ食べさて欲しいと言う。
呆れながらも彼女が食べさせようとすると、突然ノアがやってきて、その飴を自分の口に入れるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」94話のネタバレ
甘いものは食べられないんじゃなかったのと驚くレリアナは、吐き出すのではないかと彼の口元を触る。
食べられますと言い、その指をペロっと舐めるノア。
ノアは、レリアナに帰るよう促し、政務に忙しい私に代わりレリアナを楽しませてくれたようだな、ご苦労だったとジャスティンに言う。
ジャスティンは何も言えず、持ち場へ戻った。
ノアはここに来る前に、司書からレリアナがジャスティンに付き添われて、大使がいる別棟にむかったことを聞いたのだ。
そして彼は慌てて走ってあの場に来たのだった。
飴の甘さに耐えながらも、ノアはレリアナを馬車まで送る。
レリアナは、さっきのは何でもない、ただ図書館で会っただけだとノアに説明しようとする。
私が誤解すると思って言い訳するのかとからかうノア。
そんな意味ではないとブツブツ言うレリアナに、そうかと言い、彼女の額に残っていた花の模様の化粧をぬぐう。
突然触られたのでレリアナは顔を赤くし、彼の気持ちを知るが故に動揺してしまう。
春にはノアともお別れなのに、と思い直すレリアナ。
ノアは、仕事が残っているから先に帰っていろとい言うので、なら何故送ったのだろうと思う彼女。
雪が彼女の頭に積もったので、ノアが彼女の髪に触れる。
だがどうせ別れる関係なのだから、このような優しさに惑わされたくないと、レリアナはその手をどかす。
手は2つあるからと、今度は逆の手で髪の雪をはらうノア。
彼は、そんなに1つ1つ意識しなくて良いというので、レリアナは、まるで彼のことを大好きだといわんばかりの行動をとってしまっていたことに気づき、顔を真っ赤にする。
彼女は急ぎ馬車に乗り込む。
レリアナの額にあった花の化粧をぬぐったので、ノアの手袋は赤く染まっていた。
これで花をもらえたから十分だろうかと微笑む彼。
馬車に乗ったレリアナの目の前には、冬だというのに沢山の花が飾られていた。
中にいたアダムに、この花を用意してくれたのかと尋ねるが、彼は違うと首を横にふる。
温室で育てられた貴重な花だが、誰から贈られたのかはわからない。
レリアナは一輪の真っ赤なバラを手にもつと、いい香りだと思い、微笑むのだった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」94話の感想
ノア登場では、さすがにジャスティンは手が出せませんね。おまけにレリアナの指まで舐めています。
レリアナが最初政略結婚だからとジャスティンに説明していたので、付け入る隙ありと思っていたのかもしれませんが、ここまでくると政略結婚ではなく、普通に恋愛感情があるのは理解していそうですよね。
また、レリアナとジャスティンが一緒にいると聞き、ノアは必死で駆けつけたようです。なんとか飴を阻止できて何よりです。
そして、アンフィホから聞いた、初雪の日は花を贈る・初雪の日に結ばれれば生涯幸せにいられる、という言い伝えを守り、馬車に大量の花を用意していました。いつの間に用意したのか、仕事が早いですね。
レリアナの額の花の化粧も、花を贈りあったことに見立てるとか、ノアは意外にもロマンチストです。
レリアナとノアが幸せになるのはいいのですが、このままだとジャスティンが気の毒なので、レリアナは自分の気持ちを優先し早くさっさと結婚して欲しいですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに