無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、アルファに材料を揃えてもらったエステルは、アンのもとへ。その後二人でお茶をし、アンが孤児だったこと、実験で生き残ったのは彼女だけだったこと等の身の上話を聞く。
今度はハーデル先生の授業を受け、精霊と契約したことを伝える。何故魔導士は酷いことをしていても処罰されないのか聞くと、精霊士がいない現在、ほとんどの魔獣対策が魔塔頼みだからだとのこと。
その後エステルは兄のために組み紐を作り、配達してもらう。その2週間後には、眠る彼女の枕元にカルルがやってくるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」58話のネタバレ
誰と驚き目を覚ますと、起こしちゃったなと微笑むカルル。
夜中に女性の部屋に黙って入ってきちゃだめだよと笑うエステル。
その後、カルルと一緒にぐっすり眠るのだった。
一方皇宮では、皇帝、魔塔、公爵の三者で話し合いが行われていた。
謝罪の言葉はないのかと喚く魔塔長。
公爵は、レプトンが私の娘にしたことについてはと聞き返すが、あれはレプトンが独断でやったこと、魔塔には全く関係ないのだと言い張る。
魔導士の犯罪が魔塔に関係ないとどうして言えるのかと公爵が指摘すると、それはレプトンが宮廷魔導士だから皇室にも責任があるというのかと返す魔塔長。
皇帝は、それは聞き捨てならない言葉だ、魔塔長よ、レプトンの悪事を皇室にもかぶせる気なのかと睨みつける。
魔塔長は慌てて、そのような意味ではないとオロオロし始めたので、一度頭を冷やした方がいいと言う皇帝。
魔塔長が出ていくと、皇帝は公爵に、何故このようなことになったのか、魔塔と全面戦争でもする気なのかと聞く。
必要であれば念頭に置いておきますという公爵。
皇帝は、最近は頭の痛いことばかりだと困惑する。
皇后はカスティージョ家の令嬢を皇太子妃にすべきだと必死だったので、初めは悪くない条件だと思ったのだが、魔導士が令嬢を拉致し何か体に良くないことをされたのであれば皇太子妃にはふさわしくないと考えていた。
皇帝は、君は私がいつでも命令することができるのは知っているなと聞く。
もちろんですと答える。
では、娘を捨てろという命令も可能なのだぞ言うと、命令はできるでしょうと公爵は怪しく笑みを浮かべる。
皇帝は、気が収まらないのは理解できるが、魔塔と和解できないかと言う。
公爵は、できなくもないです、私が陛下の魔導士を殺したので賠償金を陛下に払い、陛下から魔塔にその不慮の事故に対して慰労金を送ればよいのではないかと話す。
公爵家の容疑を水に流しながらも、皇室の権威を保てる方法だ、悪くないと思った皇帝。
公爵は、魔塔に支払った金額の2倍の額を陛下に支払いましょうと言うので、皇帝は満足げだ。
それでは戻りますという公爵は、君の娘にこのようなことなことが起きて遺憾に思うと言われる。
どうもと言い、公爵は心に黒いものを抱えながら謁見室を出る。
カルルとエステルは森で弓術の練習をしていた。
エステルはまともに弓を使えなかったが、風の精霊石のおかげで矢はものすごい勢いで飛んでいく。
カルルにお手本を見せてもらうと、的のど真ん中に刺さった。
カルルには精霊石の力が使えないみたいだが、さすがの腕前だ。
再度エステルがやってみると、今度は的を掠めた。
カルルは、練習頑張れよと言う。
その後、もうすぐ公爵が帰ってくるので、整列して屋敷の前で待つ一同。
エステルはカルルに、学校に戻らなくてもいいのかと尋ねると、校長から休学にしてほしいと言われたのだという。
また何かしたのかと驚くエステル。
そしていよいよ公爵の馬車が戻ってきた。
そういえば初めてこの屋敷で父を迎えるときも、このように整列して待っていたなと思い出すエステル。
あのときはまだ本当の家族かどうかも半信半疑だったので、すごく緊張していた。
公爵が馬車から降りると、パパおかえりなさいと言い、公爵に飛びつく。
エステルを抱き上げ、公爵は嬉しそうだ。そしてカルルがまた何かしたようだと察する。
公爵は、しばらく外部との連絡を断つことにしたと言い、皆で屋敷に入るのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」58話の感想
魔塔とは全面戦争にならずに済んだようですね。しかし皇帝もなんだかなーという感じでした。国のことならまだしも、自分達のことしか考えていないようです。
娘を捨てろという仮定の話をされて、公爵は口元だけニヤっと笑っていましたが、そのときがこの皇室の最後なのでしょうね。
どんな契約で皇帝の命令が絶対なのかわかりませんが、エステルに害があることならば、どんな弊害があっても契約を破り捨てるでしょう。
外部から連絡を断つと言っていましたが、この皇帝とのやり取りが原因でしょうか。
一方、公爵が愛する子供たちは、添い寝したり、弓の練習をしたりと、ほのぼのと平和に過ごしていました。平和が何よりですね。
カルルは休学にされたようですが、後で公爵に怒られそう。人間と魔族はお互いに嫌悪感を抱いてしまうので、アカデミーの居心地は相当悪いのでしょうけどね。
エステルは、近頃は自然に甘えることができるようになりましたね。公爵は目に入れても痛くないでしょう。このまま何事もなく平和に暮らしていけるといいですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに