漫画「皇帝の一人娘」179話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマcomicoで連載中の「皇帝の一人娘」原作YUNSUL(小説・황제의-외동딸)、漫画RINO

毎週日曜日に最新話が更新されます。


前回のあらすじは、アヒンはリアの額にキスをした。するとリアの瞳はオレンジ色に変わる。さらに彼が聖なるオーラを放つと、今度は瞳の色が紫色に変わった。

明日にはスヘルトーを発つというリアを、思わず止めるアヒン。彼がスヘルトーを守る障壁の維持に関係ないと知ると、リアは一緒に家出しましょうと誘う。

そうしてリアの一行に、アヒンも加わった。ハーベルは不機嫌この上ない。

スヘルトーでの観光を済ませようとアシシと画廊へでかけたリアは、お気に入りの画家を見つけ、全て購入する。画廊を出たところで、キャーという悲鳴が聞こえたのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「皇帝の一人娘」179話のネタバレ

悲鳴をあげたのは、夫に暴力を振るわれる妻だった。

その夫婦の子供たちが、お母さんを殴らないでと、父親を止める。

父親に逆らうなと怒鳴られ、打たれる子供。

あまりのことに、リアは思わずアシシのマントを掴む。

アシシは真っ青な顔で握りこぶしを作り、怒りで震えていた。

死んでしまえと父に蹴られる子供。

アシシはその父親に近づき、首を鷲掴みにする。

見たこともない殺気を放つアシシに、まさかあの男を殺したりはしないよねと不安になるリア。

アシシは男を壁に投げつける。

そして暴力を振るわれていた子供の手をとり、大丈夫かと聞く。

どうかしたのかとヴァルがやってくるが、リアはとりあえず宿を探してきてほしいと頼む。

リアはアシシに触れようとするが、彼はさっと避けどこかへ。

宿に移動したリアは、アシシの尋常でない様子に心配していた。

カイテルの命令であれば老若男女問わず殺してきたアシシなので、いつも冷静なはずだったが、さっきは怒りではない深いどこかが壊れたような感じだった。

リアはアシシに、先ほどはどうしたのかと聞くと、とても切なそうな顔をする。

だが詳しくは話したくないようで、リアの質問にはまともに答えない。

またアシシとの間に壁を感じてしまう。

長い間一緒に過ごしてきたので、お互いわかりあえたと思っていたが、いざこうして彼に背を向けられると、自分の勘違いだったのではと思ってしまう。

落ち込むリアを、おじさんにも色々事情があるのだ、理解してあげろと、ヴァルがなだめる。

保護した女性と子供は、アヒンに頼んでブルージュ塔の雑用に雇ってもらった。

アヒンは自国で起きたことなので、申し訳ないと謝る。

だがリアはアシシのことで頭がいっぱいだ。

ヴァルとの会話を聞いたハーベルが、喧嘩したのかと尋ねるので、喧嘩したわけではないと答える彼女。

アシシのことで悩むリアなのだった。

漫画「皇帝の一人娘」179話の感想

悲鳴の主はDVを受けている奥さんだったのですね。奥さんは顔だけでなく、足までボロボロで、子供たちも同じでした。毎日殴られたり蹴られたりしているのでしょうね。可哀そうに。

虐待を目撃したアシシは、自分も両親から酷く虐待を受けていたことを思い出し、怒りに震えたようですね。

それで咄嗟に動いたわけなのですが、リアは虐待のことを知っているはずなのに、彼の感情を読みきれなかったことが気になって仕方がないようです。自分を避けた理由も。

ヴァルの言う通り、そっとしておくしかないと思うのですが、彼女は、アシシと親密になったつもりでそうではなかったのかと、変な風に落ち込んでしまいました。

また次回にはさっと仲直りするのではないかなと思いますが、アシシの虐待の過去は本人以外にはどうしようもないですよね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: