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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕
毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。
前回のあらすじは、キイラと、彼女のTSOFの主要メンバーが消息不明になったと報道される。
一方遼河は、ホルトン家に船上パーティーに招待され、プールサイドで寛いでいた。ホルトン家当主は、助けてもらったお礼になんでもサポートすると言ってくれたので、前から計画していた不老草など遺物を使った製薬会社グレイブの資金援助を頼み、約束してもらう。
そこへカラスが現れ、自分を罠にはめた、大物の遺物達が遼河を狙っていると警告しに来た。そして土産にと、夕顔長者の夕顔という巨大な果物の遺物を置いていく。財宝か災いのどちらかが出てくるので、一旦ゴッホの絵画遺物に収納。
その後、遼河は製薬会社を立ち上げ、エドワードを経営者として契約。そんな彼の元に、パンドラ主催の遺物使用者パーティーの招待状が届いた。差出人は大河原会長で、名簿リストにはユリアン・ミラーという遼河の知る人物が載っているのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「盗掘王」54話のネタバレ
パーティー会場控室にて、遼河が来ると秘書のベラから報告を受ける金髪の青年は、愚かな奴だと笑った。
ホルトン夫妻を病気にしたところちょっかい出してきて、キイラに貸したらゴッホの絵画ごと彼女が失踪した。
私が直接動き、これまでの代償を払わせてやると言う。
その頃、会場についた遼河、柳、アイリーン。
エドワードは早くから会場に来ていて、それが情報商の基本だと遼河と談笑する。
何か動きはあったかと遼河が尋ねると、皆実力のある人材と手を組もうと騒いでいる、パンドラの奴らも同じで人材不足らしいとのこと。
墓が出現し続けているから、パーティーの大まかな目的は人材集めなのだろうと言うエドワード。
遼河もスカウトされるのではとエドワードが言うので、遼河はどこの下にもつく気はないと言う。
エドワードは周りを見渡してみろと言う。
すると何人かの女性が遼河に見惚れていた。
あのように色々な意味で君に興味がある人間がいるようだと、エドワードは冷やかしつつ、細心の注意を払えと言う。
するとそこへ、お前が有名な剛力遼河か、お前の活躍はよく耳にするといい、一人の男性が近づいてきた。
主催者の一人として挨拶したい、俺はオースティン=ロックフェラーだと言い、金髪の美青年が現れたのだ。
本や映画に音楽と、多彩な才能を持つ超有名人だと、柳とアイリーンが言う。
周りの目が一気にコチラに集中したので、確かに有名なヤツのようだと思う遼河。
なんかこの男の雰囲気がおかしい、遺物のオーラを悟られないよう隠しているようだ、かなりの実力者だと思う遼河。
会えて嬉しいと、オースティンは遼河に握手を求めるが、サインが欲しいと柳が割って入った。
オースティンは快諾し、ペンは自前のでいいかと胸ポケットから取り出そうとする。
実は彼は遺物を取り出す瞬間を狙っていたので、ニヤっと笑う。
実は取り出した万年筆は、遺物を変形させたものだった。
これで柳を奴隷化させようとするが、柳は紙をビリビリに破き始めた。
身体が勝手に動いてしまう、待ってこの感じはと、焦る柳。
もしかしてと柳が見ると、スマホに変形させた遺物を操作する遼河の姿が目に入る。
それシェークスピアの遺物かと柳は驚くが、「バカな柳は他のファンの色紙も破ってしまう」と操られ続け、会場の皆を襲う格好になる柳。
騒ぎになった瞬間、遼河はオースティンの万年筆を奪う。
こんなせこい手を使いやがってと、万年筆を握りつぶす遼河。
オーラは感じなかったのにと、まさか遺物だったのかと驚くエドワード。
巧妙に隠していたのだろう、腕前がいいやつだと遼河は言う。
だが使用するときの微細なオーラまでは隠す事ができなかったようだなと笑う。
俺の遺物を壊したのかと怒鳴るオースティンに、そんな貴重な遺物だったのなら大事にしまっとおけという遼河。
そういえばロックフェラーという姓を聞いたことがある、ホルトン家と並ぶ大富豪だと、遼河は思い出す。
その莫大な財力で遺物使用者をサポートしていた一族で、人為的に王の名を冠する遺物使用者を作り出すこともできたのだ。
戦争王キイラも奴らの作品だ。
パンドラに有効敵な人のみサポートしている一族なので、遼河は敵対勢力となる。
こいつらは、資質も実力もない者を王に引き立てることもあったので、遼河からすると腹立たしい一族なのだ。
過去にはロックフェラーでこの若さの青年はいなかったはずだ、さらにコイツが動揺していて漏れ出している遺物のオーラは神クラスだ。
また未来が変わったのかもしれないなと思う遼河。
怒るオースティンは、これを見たら笑っていられないはずだと、何かを取り出そうとする。
そこへタイミングよく記者らが現れ、遺物を目の前で使用してくれるのか、普段遺物はよく使われるのか、どんな遺物を持っているのですかと、オースティンにカメラを向ける。
私はただ挨拶をしようとしただけだと、うろたえるオースティンを遼河が冷やかす。
遼河は、どんな遺物を持っているのか俺も気になる、それともやましいことをしようとして見せられないのかと煽る。
記者らが、本当ですかとたじろぐので、全てデタラメですと訂正するオースティン。
するとブリーフィングを始めますと放送が入った。
墓の出現によって家を失う人たちがでている、私達の団体は避難所を設けて救援物資を提供していると、マイクで説明するその男性は、遼河がよく知る人物ユリアン=ミラーだった。
彼は遼河が大河原会長の下で働いていた頃の同僚で、遼河が会長の右腕なら、彼は左腕だった。
諸葛孔明の遺物を持っていて、墓と遺物の全ての情報をみることができる。
彼がその豊富な情報をもとに攻略法をたて、遼河がそれを完璧に遂行することで、盗掘チームを動かしていたのだ。
しかしソリが合わずよく対立していた。
思い出しただけで頭がどうにかなりそうだ、今回はヤツの手は借りないと思う遼河。
15年間の情報とカラスの力を借りて攻略できるからだ。
しかしながら、今日このパーティーに来た理由は、ユリアンが目的だ。
遼河はオースティンを置き去りにし、人混みの中へ。
遼河に招待状を送ったのは大河原会長なので、この会場のどこかにいるはずだ。
そしてユリアンを誘うはずなので、ユリアンを仲間にしたくはないが他所に行くのも得にならないので、勧誘をことごとく邪魔するのが今回の遼河の目的なのだった。
漫画「盗掘王」54話の感想
過去遼河の同僚だった人物が登場しましたね。諸葛孔明の遺物という、とても使える遺物を所持しているようです。
ただ遼河とウマが合わないため、勧誘しにきたわけではなく、大河原会長やパンドラのもとに行かないために、今回のパーティーに参加したということでした。当たり前ですが、大河原会長は遼河にかなり恨まれているので、とことん邪魔をされるようです。
仲間にしはしないけど、他所の仲間にもさせないという遼河の目的が、彼らしくて面白いですね。
また新たな登場人物として、オースティンという青年が現れました。ロックフェラー家という、現実でも名門の家と同じ家名の大物のようですね。
タイミングよく記者が現れたので、神クラスの遺物を引っ込めましたが、一体どんな遺物を持っているのでしょう。過去にいない人物なので、遼河が予測できず、案外厄介な相手なのかもしれません。放置されてましたが。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに