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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」
交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争に絡んでいくことになります。そんな中で育まれる、アデルとエリアスの恋愛を描いたファンタジー作品です。
毎週火曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、アデルを毒殺できなかったルイは、アンナに罪を全てかぶせ、さらにアンドレア卿にアンナとその兄達の始末を頼む。
そして自分自身は公爵邸にとどまり続け、エリアスと既成事実を作ろうと企む。
だがルイの部屋から毒物が見つかったとして、皇宮で取り調べをうけることになった。
マティアス卿がまだ助けてくれること知ったルイは、もしこれで潔白が証明されれば、皇室には相応の代償を支払ってもらうと言うのだった。
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漫画「アデライド」60話のネタバレ
アデルの様子を見に来たユリア。
アデルは大丈夫かと聞かれるので、罠を張ったただけなので大丈夫ですと答える。
では聖女のことはうまく処理できたのかと聞かれたが、そううまくいきそうもないと言い、アンナのメイドが実行犯なのだが、公爵様が自分を好きだと思い込むほど精神面で問題があるのだと言う。
そのメイドには聖女が仕組んだことだと証言してもらうつもりだったが、ありもしないことを言い続けるので証言に信ぴょう性が無く、皆に信じてもらえるか分からないと。
ユリアは、なんでそのメイドはありもしない勘違いをするのか、そもそも聖女はなぜそんな狂った人物をメイドにしたのだろうかという。
それは聖女も知らなかっただろうと言うアデルは、自分の人生に納得できなかった人の中には、見た目には正常でも自分で妄想した世界に逃避したりする人もいるので、そのうちに現実と妄想の区別がつかなくなり、現実を直視できず暴走を起こしてしまう。
あのメイドはおそらく、私さえいなくなれば公爵様の隣にいられると思ったのではないかと言うアデル。
その女性が自分と公爵様を引き離すのがアデルだと思い込んでいる限り、また何か引き起こすのではと心配するユリア。
アデルはそうならないようにしたいのだが、今は私の手を離れているのでどうなるかは分からないという。
ひとまずは、聖女と侍女が可能な限り対立しあってほしいと話す。
ユリアは、アデルは本当にすごい、どのようにこんなに勇気や積極性を持ち、迷いなく最善を尽くせるのかと感動する。
こんなアデルに苦労させる公爵閣下が憎たらしくもあると言うので、公爵様と出会ったから自分の可能性を引き出せたのだと思う、もし平凡に暮らしていたのなら自分でも気づかなかっただろうというアデル。
だが他の女に笑顔をみせ勘違いさせたエリアスが腹立たしく、その怒りはまだ収まっていなかった。
公爵閣下は、他の女性には笑顔をみせずアデルにだけ笑顔を見せるので、それは間違いなのではとユリアが言うも、でも皇太子さまがいつもより笑顔だったというんですとアデルはへたり込む。
この先こんなことで自分の命に関わることが起きるかもしれないと思うと、この結婚は間違いではないのかと思ってしまう、周りは私をとてつもない幸運を掴んだ運のいい女だと思っているのがとても悔しい、何かしらあくどい手を使って公爵様を手に入れたと思われているかもしれないと嘆く。
確かにそういうことを言う人はいる、しかしこれまであんなにも苦労しておいて婚約が破談になるなんて許せないのではないですかと、ユリアは言う。
アデルも、そうですねここにきて破談するなんてできません、と頷く。
お互いの気持ちを知っている以上、私にだけ笑ってほしいと思ってもおかしいことではない、エリアスがグズグズしているのが悪いのだ。
アデルは婚約を破棄する気はなかったが、このまま公爵様も気持ちがはっきりしないまま結婚すると、私が一番嫌いな無関心な夫に執着する妻になりそうだから嫌だと落ち込む。
ユリアは、恋のロマンスには執着というスパイスもあった方が味が深まると慰めるが、アデルは、そのスパイスは相手にかけたいけど自分は被りたくないと、はっきり言うのだった。
その頃、皇宮の地下監獄にて、アンナは取り調べを受けていた。
ボルボン伯爵令嬢を殺そうとした理由はと聞かれ、嫌いだからと答えるアンナ。
アンナの主人である聖女の部屋から毒物が発見されたが、主人の命令かと聞かれ、肯定する。
聖女は全く知らないと言っていると言われ、見捨てられたことに気づくアンナは、公爵様はどうして助けにきてくれないのか、私うぃ裏切るのかと思い、公爵様がそうさせたのだと証言を変えた。
聖女の誘拐も毒殺事件も全部エリアス公爵様がやらせたことなんだと叫ぶアンナ。
私を愛し結婚するという約束まで裏切ったのだ、こんなに愛しているのにと暴走する。
調査官は、どういうことだ、本当に公爵様が仕組んだというのかと聞き返すので、アンナは、その目をみればすぐわかる、私をどれほど愛しているかをと笑い出した。
牢獄の外で聞いていた貴族たちは、アンナの異常性にざわざわする。
その中にいたマティアス卿は、何やら思いついたようだった。
漫画「アデライド」60話の感想
久しぶりにユリアが登場しました。皇太子ルトビッヒの意中の人ですね。
ユリアが聞き出してくれたおかげで、アデルが一体どう思っていたのかがよくわかりました。
確かに、今まで女性不信で無愛想だったエリアスがに突然婚約者ができたなど言発表があっても、何か裏の手を使ったのではないか、聖女まで追い出してと、変な噂をたてるものがいてもおかしくありません。
エリアスに一般の人がいるカフェでプロポーズしてもらいましたが、もっと雰囲気のあるプロポーズをしてもらうか、彼がどれほどアデルを愛しているか周りに明確にしてもらわないと、アデルに変な噂がつきまといそうです。
しかも彼の美貌と地位故に、命の危険にまでさらされます。これが今回だけで済むとは限りませんものね。エリアスはすごいですね。
さて、取り調べを受けるアンナですが、パニックになりすぎて妄想が止められなくなったのか、完全に錯乱しています。これでは証言してもらっても無意味です。その上、エリアスがさせたことだと言い始めました。
その様子を見て、マティアスがよからぬ事を思いついたようです。一体何を企むのでしょう。ルイに始末しろと頼まれていましたが、アンナを始末せず、何かに利用するつもりなのでしょうか。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに