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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。
そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、セザールに処刑されることはなくなったが、今度は皇帝に殺されそうなカナリア。
今日の房事の日に真剣に離婚の話をするつもりだったが、セザールは房事に緊張しすぎて挙動不審だった。
つい彼の体に見惚れてしまったり、カナリアも大概だったが、気を取り直し、どうして離婚が必要なのか説明を始めた。
セザールは、俺の一番の望みが皇位継承だと思っているのかとガッカリし、本当の望みはと彼女の額にキスをするのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」40話のネタバレ
セザールは、お前が好きだから離婚したくないと打ち明けた。
これまでの彼の言動は、全て私が好きだったからなのかとやっと気づいたカナリア。
お前の気持ちはどうなのかと聞かれ、自分はセザールをどう思っているのだろうかと見つめ直す。
この世界は結末が決まっているから、ずっと自分の気持ちは不要なものだと思っていた。
決められた運命があるこの世界の人たちに、特別な思いを抱いても、物語の妨げになると思ったからだ。
離婚を拒否すれば私は皇帝に憎まれるだろう、エブゲニアにも捨てられるかもしれない、でも一体いつまで、物語に従おうと心を殺したままでいなければならいのだろうか。
セザールが私に好意を持った時点で、物語は変わってしまった。
よりによって悪役に生まれ変わるなんてと、カナリアの目から涙がこぼれる。
どうしたのかと慌てるセザールに、ごめんまだ答えられないけど、もう少し待ってくれるかというカナリア。
セザールは、泣いた顔は子供の頃のままだなと言い、優しく微笑む。
待つのは慣れているから泣くな、今日はこれで寝ようかというセザールなのだった。
そしてセザールは、さっとカナリアをベッドに寝かせると、そそくさとどこかへ行こうとする。
どこに行くのと彼女が聞くと、彼は、お前は俺を子供扱いするが俺はもう男だと言い振り返る。
そういえば告白されたんだとドキっとするカナリア。
セザールは頭をかきながら、房事の度に眠れない夜を過ごすと、次の日仕事に支障がでると話す。
房事の度にということは、南部戦争に行く前も私のことを好きだったのかと彼女が言うと、セザールは顔を真っ赤にしながら、とにかく夜ふかしはうんざりなのだと言い、慌ててソファに横になった。
そんなところで寝て大丈夫かと聞くが、気にするなとの答え。
別の部屋に行ってもいいのに、別の部屋で寝たとばれれば私の立場が悪くなると思って、気遣ってくれたのだなと思う彼女。
告白されてしまった、どうしようとドキドキしながら横になるカナリアと、告白してしまったとドキドキするセザール。
そして朝を迎えたが、カナリアは悩み過ぎて全く眠れなかった。
セザールが起きた物音が聞こえたが、やはり彼もよく眠れなかったようだ。
気まずいので、寝ているフリをするカナリア。
しかしセザールは、つま先をチェストに強打。
驚いたカナリアが、大丈夫かと飛び起きる。
セザールは謎の言葉を発し、慌てて逃げる。
最後まで可愛いと、ほっこりするカナリア。
一晩中考えてみたが、セザールとグレイシーが結婚する方が皆が幸せになれるだろう、脇役である私は離婚して退場するのが最善手。
でも、原作の流れに従うままに生きることが幸せなのだろうか。
そもそも自分の意思で脇役に生まれ変わったわけでもないのにと、頭にくるカナリア。
でも自分の意思で物語を変えることができるかもしれないと、カナリアは気づくのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」40話の感想
セザールはきちんと告白しましたね。
これには流石に鈍感なカナリアも、真剣に考えることに。自分はこのまま縛られていいのか、自分の幸せとはと考え始めました。
セザールが早く帰還したこと、セザールとグレイシーが犬猿の仲なこと、オスカーの存在、原作と違うことは沢山あります。原作は、ただの一つの可能性でしかなということに気づいたようです。
自分の気持ちを見つめ直すカナリアは、命をかけてでもセザールとともに生きていく道を選ぶでしょうか。彼は既にそうしましたし、今も彼女を信頼し待ち続けています。
ここのエピソードが起点になって、カナリアが大きく動きそうですね。離婚をしないのであれば、皇帝を説得しないと命が危ないですね。
セザールを即位させるには貴族の支持が足りないので、ランカスター公爵家と手を組もうとしていたので、それに見合う支持を得る方法が必要です。
話の流れ的に、グレイシーの望みを叶えランカスター家当主になってもらい、協力してもらうのではないかと思います。まずはグレイシーに相談ですかね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに