無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이
娼婦である母に、2万ゴールドで魔族の公爵家に売られたピンクの瞳の少女は、実は魔族と人間のハーフで貴重な存在だった。魔族で寡黙な父と兄、イケメンな護衛騎士に囲まれ、カスティージョ令嬢として新しい生活を送る少女エステルの物語です。
毎週月曜に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、レプトンがいなくなったから13はもう自由なのではと、屋敷に住むこと提案するエステル。
一方、公爵は、魔塔長と皇帝との話し合いについて最期通達が届いてしまったので、仕方なく首都に向かうことにする。
その後エステルの所に顔を出すと、エステルから13を雇いたいと言われるので、彼女の魔導士としてならと許可する。また、魔塔と全面戦争になるのかと聞かれ、それはないと答えるが、魔塔次第である。
公爵は、そろそろエステルに精霊との契約を学ぶ必要があると言うのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」53話のネタバレ
その夜、13はエステルから公爵が許可してくれたことを聞き、魔導士として仕えたいと頼む。
エステルは微笑むと、13は名前を決めて欲しいと言う。
13というのは番号であって名前じゃないのかと改めて知るエステル。
エステルは彼女に、自分の名前と同じEを使い、アンと名付けた。
その後エステルは、公爵とエメルと一緒に、星空のように岩壁がキラキラ輝く洞窟へと向かった。
奥の方に純度の高い精霊石がある、今は誰もいないが普段は採掘員が出入りしていると話す公爵。
精霊石はまるでオーケストラのように音をだしているので、自分だけしか聞こえないのはもったいないと思うエステル。
少し天井が低くなったところ先が光っていたので、中へ入ると、とても大きな精霊石がそびえ立っていた。
公爵は、あれはこの精霊石鉱山の核だと話す。
エステルは触れてみると、他の精霊石と違い生きている感じはあるが、よくわからない。
使うには特別な方法があるのかなと、エステルが後ろのエメルの方を向くと、精霊石から手が生えてきてエステルの手を掴んだ。
そしてそのまま精霊石の中へ引きずり込まれた。
公爵は慌ててエステルの手を掴もうとするが、彼女の体はオーラ化したので、手は空を切った。
一方エステルは、水の中にいた。
息ができないと慌てて口を押えるが、傍にいた緑の髪の青年が、息を止める必要はない大丈夫だと話しかける。
その青年は、ラシャードの子に会えるかと思ったが、カスティージョかと言う。
エステルがどなたかと聞くと、レン・ラシャードだと名乗る。
エステル・カスティージョですと挨拶すると、きちんとしたカスティージョは初めてみたが、混ざった子なのかと納得する。
エステルは、ラシャード家は絶えたと聞きましたがと言うので、そのようにハッキリ言うのはやはりカスティージョだねと、青年は笑った。
彼が手を差し伸べたので、エステルが戸惑いながらも手を乗せると、一瞬で周囲が水から美しい森へと変わった。
二人で森の中を歩く。
自分たちは迫害を逃れほとんどがこちらに移動したのだ、もちろんそうできず捕らえられ死んでしまった子もいるがと説明する彼。
迫害されたのとエステルが聞くと、ラシャード家の人数が減ったから汚染された土地を浄化できなくなり、魔導士たちが人工的に精霊士を作るために実験を行ったんだとのこと。
実験と聞き、胸が苦しくなるエステル。
ところでここは何処なのですか、私の家族が心配しているかもと言うと、ここは人間界と精霊界の中間だという。
エステルは、どうしてここに連れてきたのですか、私は精霊と契約できますかと聞くと、ラシャードの子孫だと思い保護しようと連れてきてしまった、僕の勘違いだねという彼。
精霊との契約については、してくれる精霊がいるかはわからないから、一度聞いてみようかと言い、指笛を吹いた。
すると空が光り輝いた。
エステルは引き込まれてから随分時間が経ったことを気にかけていた。
パパやエメル、そしてアンも心配していることだろう。
リリアやシャシャも良いお友達だけど、アンとは別の、同じ境遇だからか仲間のような感じがする。
それにアンが信じている人は私しかいないから、誰よりも私が傍にいてあげなくちゃと思う。
すると風が吹き、空から赤と青の光の玉が降りてきたのだった。
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」53話の感想
13の名前が決まりましたね。。エステルは番号でなく、純粋に名前だと思い込んでいたようです。そのあたりはエステルらしいですね。
エステルにとってアンは特別な存在のようです。人工的ですが、アンには同じカスティージョの血が混ざっているので、他のお友達より親近感が湧くのかもしれません。精神的にも身体的にも、近しい仲間ができて良かったですね。
さて、そろそろ精霊との契約を学ばねばと、公爵は精霊石の洞窟へエステルを連れていきました。しかしまさか、娘が精霊石に引きずり込まれるとは思ってなかったでしょう。精霊石に手は出せないだろうし、あの後公爵達はどうしているのでしょうね。
エステルの方は、ラシャードの一族と中間界に移動しました。ラシャードは魔導士によって実験の材料にされ、何人か命を落としたようです。
この世界の魔導士はとんでもないことばかりしていますね。エステルも実験という拷問を受けたので、実験という言葉はさぞつらかったかと思います。
さて、エステルは青年のおかげで精霊を呼んでもらえました。無事契約できるのか、精霊の力を使いすぎると精霊化するという代償があるのですが、彼女は今後どうなっていくのでしょうね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに