漫画「帰還者の魔法は特別です」49話のネタバレと感想!あらすじまとめ

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無料漫画アプリ・ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다  )

人類を襲った最悪の災害・影の迷宮にて、最後まで生き残った6人のうちの1人デジール・アルマン。ラスボスの討伐に失敗し、人類は滅亡。死んだはずの彼は何故か13年前に転生。いずれやってくる影の迷宮に備えて、強い仲間を集め運命に抗うファンタジー漫画です。

毎週木曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、風属性でも上級でもないランク1の魔法使いデジールが、いとも簡単に球体を作り上げたことに驚くロマンティカ。彼に言われた通り集中して練習することに。

プラムの弱点である経験不足は、実戦で補うしかないと、デジールは魔塔エウレリー支部の警備隊長ケイラフという魔剣士を呼んだ。

ケイラフはプラムを女の子だと勘違いするので、怒ったプラムは冷静になれぬまま戦闘に。全ての攻撃をやすやすと躱されてしまい、プラムはケイラフに負けてしまうのだった。

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漫画「帰還者の魔法は特別です」49話のネタバレ

影の世界発生まで残り9日。

アルファクラス専用の食堂では、ロマンティカが連日の訓練について、殺す気なのかとぼやいていた。

1時間に10分ずつ休憩を挟んでいるじゃないかというデジール。

短すぎる、ショッピングに行きたいしケーキも食べたい、そういう休憩が必要なのとロマンティカは言う。

デジールは、彼女が言う通り訓練を詰め込みすぎてはいるが、影の世界までもうそんなに時間がないと悩んでいた。

今年発生する影の世界で、デジールが目標としているのものにはまだ実力不足だった。

デジールは、休む時間はきちんと確保するから、弱点克服まで我慢してほしいと話す。

ロマンティカはしぶしぶ返事をすると、女子生徒の歓声が聞こえた。

アゼストが食堂に現れたのだ。

一緒に食事をしませんかと、皆彼女に夢中。

だがアゼストはそれらを無視し、デジールの隣に座った。デジール達も驚く。

彼女は、不思議とお前たちの周辺は誰も座らないのだなと言うので、それは平民だからと答えるデジール。

確かに彼らの周りは貸し切りかのようにガランとしていた。

ロマンティカは、どうしてここにあなたがいるのかと言うと、ここに座ってはならない理由があるのかと聞き返すアゼスト。

視線が集中してご飯が食べづらいというロマンティカ。

アゼストはため息をつくと、それはすまない、何か私にできることはあるかと返す。

そんなの簡単、他の席に行けばいいとロマンティカが言うので、デジールは彼女を止めようとする。

だがロマンティカは、あの子のパーティが私たちにしたことを忘れたの、ブルムーンの教授のせいで私たちが魔塔でどれほど辛い思いをしたのかと怒鳴る。

デジールはロマンティカの勢いにため息をつくと、アゼストは、悪かった、席を移ると言う。

デジールが引き留めようとすると、彼女は、食事が終わったら部屋にいってもいいかとデジールに聞く。

私を嫌がる人抜きで、二人きりで話したいのだと。

そうしてムクドリ寮のデジールの部屋に、アゼストがやってきた。

つまらない部屋だろうと言い、なんだか気まずそうなデジール。

デジールはテーブルに彼女を案内し、お茶を淹れる。

さっきはどうして誤解されるようなことを言ったのかと彼が聞くと、嘘でもないからなという彼女。

アゼストは、気になることが有るのだか答えてくれるかと言うので、答えられるものならなんでもとデジールは言う。

グリースの魔法をどうやって立体に作用させたのかと聞くので、デジールは1枚の紙を用意した。

その紙にグリースをかけ、机の上を滑らせる。

このようにグリースの魔法は摩擦が起こらないよう、板のような膜を作り表面を覆う魔法で、床のような平らな場所で使うのが一般的だと説明する。

そしてデジールは、グリースの魔法がかかった紙をビリビリに破き、ティーカップに貼り付けた。

指で押すとスーッと動く。

これがアゼストの知りたい答えだというデジール。

ポリゴンで細かく分割し、別々に演算する方法かと言い当てるアゼスト。

ポリゴンの形は六角形が一番楽だ、注意すべき点はと彼が説明を続けていたが、アゼストは立ち上がり、自身にグリースをかけた。

彼女は、表面を個別演算するのが想像以上に面倒だ、一般の演算より倍以上の集中力が必要になるなと話す。

話の最中アゼストは足を滑らせてしまう。

危ないと、慌てて駆け寄るデジール。アゼストはチラっとデジールを見る。

そしてアゼストはグリースの勢いにより、壁ドンのような状態でデジールを壁に押し付けた。

この感覚になれるには訓練が必要なようだ、どこか怪我はないかというアゼスト。

デジールは、大丈夫だけど離れてくれないかなと、汗ダラダラだ。

アゼストはクスっと笑うと、壁についた手を肘まで寝せてさらに彼に近寄り、私をお前のパーティに入れてくれないかと、微笑むのだった。

漫画「帰還者の魔法は特別です」49話の感想

まるで乙女のように壁際に追い詰められ、挙動不審になるデジール。アゼストは何故かとても和らいだ表情で、パーティに入れてくれないかと頼みます。これを知ったらパグマン教授は怒り狂いそうですね。

アゼストは自分の力を引き上げてくれる、知識も実力もある彼に好感を持っているようです。変な色眼鏡で彼女を見ないですし、彼のパーティは信頼しあう素敵な人間関係ができていますからね。質問をすれば断らずきちんと教えてくれるので、嫌う要素がありません。

アゼストはデジールと仲良くなりたいようですが、ロマンティカが拒否します。昇級戦でのブルームーンパーティの振る舞いは、ロマンティカをひどく傷つけました。ドネータのせいですが。

自分達は周りの白い目にも耐え抜いて勝ち上がってきたというのに、今頃何しゃしゃり出るのかと思っているのかもしれません。デジールの隣にしれっと座ったのも気に食わないようです。恋愛で三角関係というよりは、信頼しあっている中に急に異物が紛れこんだ感じで、嫌なのでしょう。

アゼストはパーティに入れてほしいと彼に迫りますが、乙女状態のデジールはどう返事をしたのでしょうか。

まとめ

・ロマンティカ達は日々の訓練に疲れ始め、休みが欲しいとぼやいていたが、デジールの目標までまだ実力が足りなかった

・アゼストはデジールと二人きりで話がしたいと、彼の部屋を訪れる

・グリースの魔法でデジールを壁に追い詰めるアゼストは、パーティに入れて欲しいと頼むのだった


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: