無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디
侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品。
毎週月曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、助け舟を出してくれたのはヴァレンシアガ公爵。リザ皇妃が現れると、公爵と皇妃は皮肉を言いあう。仲が悪いようだ。
アイリスの計画通りに、皇妃は彼女のドレスに興味を持ち、皇妃のテーブルへとアイリスを招いた。皇妃側につくのかと、公爵は一瞬アイリスを疑うが、冷静に判断する。
一方、ミサーラ夫人に買収された侍女は、ソフィ達に問い詰められ、刃物が入った包みを落としてしまう。
その頃アイリスは皇妃に気に入られ、会話が弾んでいた。アイリスを疎ましく思った他の令嬢が、アイリスは魔術師だという噂を話し始めるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」17話のネタバレ
先日、競売上に術師が現れたと騒ぎになったが、その術師の傍にフォレスト家の侍女長がいたと親族の使用人が話していたのだと、ある令嬢はリザ皇妃に説明する。
信じられないと騒ぎ出す令嬢たち。
アイリスは既に術師について、新田巧一含め術師全員が地球の記憶を持った人たちであることを調べていた。
地球の知識と前世の記憶をうまく利用すれば、その術師になりきれるだろうが、まだ用心にこしたことはないと思い、それについてはまた今度とアイリスは話を止めた。
ちょうどそこへ、フォレスト家の使用人から呼び出しが入ったので、リザ皇妃とまた会う約束を取り付け退場する。
アイリスの立ち回りの良さに、他の令嬢は言葉も出ないのだった。
アイリスがソフィの元へ向かうと、リタがあまり見たことない侍女を怒鳴っていた。
刃物を隠し持ってアイリスの所に向かおうとしていたのだという。
侍女は真っ青になって何も答えることができない。
前世でドレスを台無しにされたことがあったので、そういうことかと気づいたアイリス。
侍女はこれには深いわけがと言い訳を始めたので、アイリスは冷たい目になり、あれなら人が殺せるわねとソフィに話を振ると、ソフィは今すぐ治安部隊を呼ぶべきだと言う。
侍女は、ミサーラ夫人の命令でドレスをほんの少し切ろうとしただけ、なんでもするから治安部隊だけはやめてくださいと訴えた。
ならば、今回の件で首になったと言いミサーラ家に入るように、口封じのために絶対受け入れるはずだ、そして夫人を監視し、剣を下げている男が着たら特に意識しどんな話をしているか私に報告するようにと、アイリスは命じる。
そしてこの偽のメモは自分が預かっておくとアイリスは言うのだった。
その後ミサーラ夫人は、皇妃がアイリスにべったりだったせいで、侍女は近づけなかったとの報告を受ける。
皇妃はアイリスをかなり気に入ったとの話が聞こえたネラは、あのグズがどうやってと驚く。
ドレスの件もアイリスにバレ、平謝りで許してもらえたがフォレスト家にいられなくなったので、ここに雇いなおして欲しいと言っている、との報告を受けた夫人は怒る。
でも他所で口を滑らせたら大変なことになるので、仕方なく許可する。
報告した使用人達に、優しいのねと微笑むネラ。
使用人というのは、仕事を辞めたら元の雇い主の噂をするので、ネラは使用人を気遣うふりをする。
そしてあのグズがと、アイリスを憎むのだった。
一方アイリスの方は、これを機に叔父との関係を破綻させようと考えていた。
夫人の不倫相手の男は、彼を信用した夫人から隠し納屋の場所を聞き、来春に夫人の宝石カバンを盗んで逃走する。
そのカバンには宝石だけでなく、叔父が隠していた権利書や帝都貴族と交わした誓約書が入っているのだ。
前世では、叔父に知られたら殺されると泣きつかれたので金を貸したが、夫人は恩義や感謝など持ち合わせていなかった。
不倫男は確か騎士か傭兵だった。
うまくいけばそのお金が手に入るかもと考え、一人静かにお茶を飲むアイリスなのだった。
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」17話の感想
術師ということばバレましたが、深く追求される前に、さっと帰ることができましたね。リザ皇妃はアイリスに興味津々になったことでしょう。
令嬢が話を振ってきたこと、使用人の呼び出しがあったこと、全てがタイミングばっちりでいい方向に運びました。
ドレスを切り裂こうとした侍女ですが、アイリスに謝る前に言い訳をし始めたので、アイリスは彼女を軽蔑した目で見ましたね。そもそも脅されたわけでもないのに、雇い主のドレスを切り裂こうだなんて何を考えているのやら。
この侍女もアイリスをどこか見下しているのでしょうね。でもこの侍女もうまいことスパイとしてミサーラ夫人の所に送り込むことが出来ました。一応証拠品の刃物はアイリスが保管しているので、軽率な侍女ですが裏切らないかな。
そしてさらにアイリスを見下しているミサーラ家。普段からアイリスをグズだとバカにしていたので、アイリスがリザ皇妃相手にうまく立ち回ったことが理解できないようです。
アイリスが考えていた通り、こうやって相手がアイリスをバカにし油断している間がチャンスですね。リザ皇妃、ヴァレンシアガ公爵との繋がりを持ち始めたので、この調子でどんどんと相手が余計な力を得る前に動いていかないとですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに