無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디
侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品。
毎週月曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、ベルテーヌ伯爵は、少年に贋作を指摘されたので、少年が金を盗んだことにして騒ぎたてたようだった。
割って入ったアイリスが、やましいことがないなら絵を見せろと言うと、ベルテーヌは乱暴に絵を取り扱うので、贋作だと確信する。治安部隊を呼ぶよう少年に言うと、アイリスはベルテーヌに叩かれそうになる。
すると突然騎士が現れ、ベルテーヌに剣を向ける。金髪の青年も現れ、彼がヴァレンシアガ公爵だと知るベルテーヌと他貴族がたじろぐ。
事務室で話をすることになった彼女ら。贋作だと証明するという彼女は、スマホを操作し、ベルテーヌを論破することにしたのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」11話のネタバレ
アイリスの説明が始まった。
ソーチは、繊細な表現のために主にテンペラ画を描くが、こちらの絵は筆使いが荒い、彼が尊敬されていたのは妥協を知らないこだわりの強さだと話す。
ベルテーヌは、アイリスが初めから自信満々だったこと、贋作も一瞬で見破ったことから専門家ではないかと焦りはじめ、腹痛だと言って部屋から逃げ出した。
金髪の青年は、皇室を侮辱した対価をあの者にきっちり払わせると言う。
随分と絵画に詳しいのですねと彼が言うと、全部デタラメですと笑うアイリス。
やはり侮れない女性だと思う彼。
彼女が彼をどう呼んでいいか困っているようだったので、人払いをする。
アイリスと彼は二人きりになった。
彼に聞きたいことは山程ある、四人衆の行方、アナキンの行方、ベルテーヌ伯爵が彼に萎縮する理由についてだ。
彼女の一言目は、騙したのですか、だった。
騙してはいない否定しなかっただけと思う彼。
普段なら自分の所在を調べる理由は何かと剣を突きつけて聞き出すのだが、彼女には何故かできなかった。
騙したのではあなたの方では、ヴァレンシアガ公爵に一目惚れしたのは嘘でしょうと、彼は指摘する。
四人衆を探すのも公爵に惹かれたからではない等、彼は彼女の嘘を見抜いていたが、非常に聡明なアイリスに応じ、真実には真実で答えようと言う。
欲しい物を手に入れるまでは答えてくれないのかと察したアイリスは、ヒントをありがとうと言って、席を立つ。
あなたがダニーではないことはよくわかったと言い、彼女は部屋を出て行った。
やはり彼女は手強いと思う彼。
アイリスが帰ると、売り子の少年が彼に話しかけ、祖父と僕へのご恩をお返しするどころか迷惑ばかりかけてごめんなさいと謝る。
公爵は、構わない、楽しかったしと言うと、さきほどのフォレスト侯爵当主のご令嬢に絵を一枚届けてほしいと少年に頼む。
その後、見知らぬ子供が届けに来たと、使用人が1枚の絵をアイリスに渡す。
絵を見て、あの人からだと微笑むアイリス。
それは母の微笑みの真作だったのだが、そのことに気づくのは大分先であった。
美術館での一件以来、あの金髪の青年が何者なのか気になって仕方がないアイリス。
ダニーでないならヴァレンシアガ公爵の部下なのか、四人衆の一人か、それともヴァレンシアガ公爵本人なのだろうか。
ひとまず向こうの連絡を待つことにする彼女。
贋作事件のおかげで地球の知識も通じることがわかったので、彼女はいつも世話になっている使用人に化粧品を作ることを思いつく。
そこで、鍋とこし器、蜂の巣を用意するよう侍女らに頼む。
この世界にも化粧品はあるがケア用品はないので、リップクリームを作ることにしたのだ。
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」11話の感想
ベルテーヌはあっという間に退散しましたね。かなりの小物でした。皇室侮辱罪はどのようなモノなのかわかりませんが、とりあえずハワードにギャンブルを教え、間接的にアイリスに迷惑をかけることはなくなるのではと思いました。
ヴァレンシアガ公爵はアイリスに興味津々のようです。ただまだ名乗らないし、お互い腹の探り合いをしている状態です。彼もアイリスも隙がないので、探り合いが長引きそうですね。
アイリスは彼の正体についてある程度目星をつけましたが、早とちりは厳禁と冷静です。そんな冷静沈着な彼女ですが、温かい心も持っているので、使用人たちにリップクリームを贈ろうと思いつきました。
あらゆる情報を引き出せるスマホは便利ですね。使用人たちもきっと喜ぶことでしょう。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに