漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」10話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디 

侯爵家令嬢であるアイリスは、何もかも奪われ殺された悲惨な人生と、地球での人生の両方の記憶を持ったまま、過去の自分へとタイムスリップする。偶然手に入れたスマートフォンを使う彼女の痛快な復讐劇、そして公爵とのときめく恋愛を描いた、恋愛ファンタジー作品。

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前回のあらすじは、泣く演技で、ミサーラ夫人を撃退したアイリス。家臣たちは、最近のアイリスが別人のように変わったことから少し不安になるが、小娘に理解できまいと彼女を甘く見るのだった。

アイリスは他の術師や、まだ地球の物があるかどうか調べるために、スマホが描かれた絵を確認しに美術館へ。

パンフレットを売り子の少年から購入し、館内を見て回る。すると中央展示室にて、先ほどの売り子が盗人として、ベルテーヌ子爵に叩かれていた。

努力の対価を理解している子だからそれは間違いだと思ったアイリスは、咄嗟に割って入るのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」10話のネタバレ

過去のベルテーヌ子爵は、ハワードを唆して酒とギャンブルに溺れさせた卑劣で下品な男だった。

彼は売り子をかばうアイリスを見て、裕福そうだが見たことないから田舎の出だと勘違いする。

彼が口出しするなと言うと、どんな理由であれ子供に手をあげてはならないと言うアイリス。

私の金を盗んだのだぞとベルテーヌが言うと、少年は、やっていない、僕にその絵が贋作だと見抜かれて慌てているんだ、絵が売れなくなるからと反論する。

ベルテーヌ子爵の付き人は梱包された絵を抱えていた。

ベルテーヌ子爵は、私は皇帝の寵愛を受けたことのあるロルジアーノの子孫だ、貴様ごときにそのようなことを言われる筋合いはないと怒鳴る。

ベルテーヌ子爵がお金のことより贋作という言葉に反応していることに気づくアイリス。

売り子は、あの絵はソーチの母の微笑みという絵なのだが以前見た物と違う、祖父は貴族の後援を受ける画家だったのだが、母の微笑みはその殿方の所蔵品だったのですと説明する。

顔が青くなったベルテーヌ子爵は、その貴族とは誰だ、爺も連れてこいと怒鳴る。

それは言えない、祖父は昨年亡くなったので連れてくることもできないと気まずそうに答える少年。

ほら見ろ嘘っぱちだと言うベルテーヌ子爵に、少年は恐ろしさと悔しさで震える。

では絵を見せてくださいというアイリスだが、見せる義理はないと拒否するベルテーヌ子爵。

アイリスはひかず、ここは皇宮所属の美術館なので、皇帝陛下を騙す行為は見逃せない、やましくないなら堂々と見せれば良いのではと指摘する。

そんなに見たいなら見せてやるよと言い、ベルテーヌ子爵は乱暴に梱包を破った。

本物ならあのように扱うことはないはず、あれは贋作だと確信するアイリスは、治安部隊を呼ぶよう少年に言う。

ベルテーヌ子爵は、アイリスの腕を掴み睨んでくるので、彼女は、貴族ともあろうものが民の鏡はおろか濡れ衣を着せるなんてと怒鳴った。

ベルテーヌ子爵はアイリスを叩こうとする。

すると騎士達が現れ、ベルテーヌに剣を向ける。

一緒に現れたのは、アイリスがダニーだと思いこんでいる、あの金髪の青年だった。

彼をヴァレンシアガ公爵だと知っている、ベルテーヌ子爵や他の貴族は、彼の登場に息を呑む。

ダニーがヴァレンシアガ公爵の忠僕だからそのような空気になるのか、でも二人の関係は知られてはいないはずだと、アイリスは不思議に思う。

彼は何事かとアイリスに聞くので、ベルテーヌ子爵が贋作を売ろうとしていると言う彼女。

ベルテーヌ子爵に近寄った彼は、ここは私が管理する美術館だからこれ以上荒立てるなと囁く。

そして詳しい話は事務室で聞くといい、関係者らは移動することになった。

事務室に入ると、あの小僧に金を盗まれた自分は被害者だ、治安部隊に引き渡そうとしたら贋作などと嘘をついたのだと、ベルテーヌ子爵はわめいた。

そんなベルテーヌを滑稽だと思うアイリス。

彼に贋作と主張する根拠は何かと聞かれ、1時間ほど時間をもらえれば証明してみせると話す。

そうして彼女はスマホを操作し始めた。

光を発する魔導具には電力石が必要だが、あこまで薄くは作れないはずだと、彼は操作する彼女をよく観察する。

指で触れると音がしたり光るという見たこともない魔道具、それを自在に操る彼女は、本物の術師なのだろうか。

アイリスは贋作の鑑定について調べていた。

X線検査が手っ取り早いのだが、X線は用意できないし、そもそも本物の情報が少なすぎる。

それでも、相手のことをよく知っているから論破できそうだと思う彼女は、これから皆に贋作の証拠を説明すると言うのだった。

漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」10話の感想

売り子の少年は髪が長かったので、僕っ娘なのかと勝手に思ってましたが、男の子でしたね。他の紳士は髪が短いので勘違いしました。

それはさておき、ベルテーヌ子爵はなかなか曲者のようですね。過去のアイリスも間接的に被害を受けたわけなので、良い印象など無いようです。

ここでズバッと彼を言い負かし罪を認めさせれば、起こるであろう被害を減らせるでしょうか。

ベルテーヌは、子供や女性に手をあげるような卑劣漢なので、どうにか処分されてほしいですね。

アイリスも危うく叩かれるところでしたが、様子見していたヴァレンシアガに救われました。ベルテーヌもある意味救われましたよね、身分が上である侯爵の後継者を叩いたなんて噂が広まったら、大変なことになってしまいます。

さて、スマホで色々調べたものの、贋作の証明方法が論破だけになりました。彼女は自信があるようですが、どのようにベルテーヌを追い詰めていくのでしょうか。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: