無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕
毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。
前回のあらすじは、アイリーンはミダスの手の遺物を屈服させることに成功。
キイラは、遺物セクメトの能力を使い、遼河達のいる墓を破壊する。そのせいで墓が崩れ、遼河達は生き埋めになりそうになるが、墓復元のスキルで脱出できた。
その後3時間経っても遼河達を見つけられなかったTSOFは、キイラに面会しに行くも、側近に断られる。キイラは遺物のリスクで赤ん坊になっていたからだ。
ジャン・リチャードとテレビ電話する、赤ん坊キイラと側近。遼河達を取り逃してしまったが、パンドラは無事本日創立できたようだ。
国際墓管理機構パンドラが、全ての墓・遺物の管理を行い、違反者はテロリストとして厳罰に処すことができるようになったのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「盗掘王」40話のネタバレ
アイリーンのプライベートジェットに乗る遼河は、当初は不老草を保管しているLAに送ってもらう予定だったのだが、アイリーンの悩みを解決したお礼をしたいとの彼女の両親の申し出により、ホルトン家邸宅のあるニューヨークに行くことになった。
キイラという大物に喧嘩を売ったので、ホルトン家のような強力なバックが必要なところだったから、ちょうど良かったと思う彼。
そうしてジョン・F・ケネディ空港についたが、空港からかなり強い遺物のオーラを感じ、大勢の敵が待ち構えていることに気づく。
空港内では、銃を装備したパンドラの兵士たちが、全ての遺物はパンドラが管理するから、所持遺物は全てだすように指示していた。
探知遺物を使い、隠し持っている者を取り押さえる。
抵抗するものは見せしめに暴行を加えても良いと言う大佐。
そこへ部下が、富に関するとても強い遺物のオーラを感知したと報告する。
それは手にいれなければとニヤッと笑う大佐は、部下に案内させた。
空港に大勢の敵が待ち構えていると知った柳とアイリーンは、緊張した面持ちで遼河と並んで歩いた。
こちらには強力な武器があるから、そう緊張することはないと言う遼河。
それはアイリーンのことだと彼女に呼びかけ、せっかく完全な遺物を手に入れたのだから一度試してみたらいいと言う。
少し広い場所へ出ると、銃を持った兵士に止まれと威嚇される。
自分たちは国際墓管理機構パンドラの隊員だと名乗る大佐。
パンドラの名を聞き、表向きは遺物から人類を守ると言いながら、実際は独占者のために遺物を集める団体であり、この団体のせいで不平等な世の中になったことを遼河は思い出す。
パンドラの創立は大古墳化から3年以上経ってからのはずだったが、また未来が変わったようだ。
大佐は遼河達に、遺物さえ渡せばすぐに解放してやると言うが、遼河は失せろと言う。
死にたくなければ失せろという遼河に、どういう状況かわかっているのかと、大佐は睨みつける。
遼河はチラっとアイリーンを見て、今ですと指示する。
大佐が撃てと指示した瞬間、ミダスの手が発動し、隊員達の銃が手元で暴発した。
これでいいのかというアイリーンに、初めてにしては上出来だと褒める遼河。
彼は彼女の手を握ると、自分が暴走しないようにサポートするから、もっと強くやってみるよう促す。
アイリーンは頬を赤らめ、はいと返事する。
今度は部下に、パンドラから支給された遺物で攻撃するよう指示する。
遼河は彼女の手を固く握りしめると、アイリーンは遺物の能力をさらに引き出し、周囲にバチバチと黄金のオーラを放った。
空港全体・半径1kmの範囲に破産の手の影響がでる、敵の遺物が凶兆のオーラに侵されると表示が出た。
アイリーンが威力をあげると、彼女の瞳も黄金に光り輝く。
パンドラの隊員達の遺物は次々と破壊され、さらには身体も蝕まれてしまい、血を吐き出す者まで現れた。
耐えきれず隊員達は逃げ出す。
遼河は一人残った大佐の胸ぐらを掴むと、でたらめな法で人に強要するのではなくもっと生産的なことをしろとパンドラに伝えろと言う。
戻ることができるならなと彼が付け足すと、空港が爆発した。
その爆発は、ニュースで報道された。
3月1日午後2時頃に起きた爆発によって、一般人の被害はないものの、当分の間運航に支障をきたすことになる。
専門家はパンドラに責任があるとみているとのこと。
車の中でそのニュースを聞いた遼河は、奴らが全ての責任をかぶって悪者になってくれるだろうと笑う。
隣に座るアイリーンに、あなたのおかげでうまく片付けることができたと、遼河は礼を言う。
遼河に褒められて嬉しそうな彼女。
かなりの力を使ったので、リスクがあるのではと考えた遼河は、どこか具合の悪いところはないかと彼女に聞くも、無いと言われる。
帰属性遺物は、回数制限無く能力を使える代わりに、主を苦しめるリスクがあるのが特徴だ。
アイリーンは、空港を吹き飛ばしてしまうほどの力を使ったので、遺物が代価を求めるはずだった。
すると突然アイリーンが呻くと、体が光輝き始め、息ができないと言いだした。
リスクが始まってしまったと、遼河は焦るのだった。
漫画「盗掘王」40話の感想
アイリーンは、大恩人遼河に対し、恩以外の気持ちを抱いているようです。
解決できそうもなかった能力を無事解決してくれ、危険を顧みず助けてくれたり、常に前線で活躍し、頭も切れる、ちょっと悪い男なので、惚れずにはいられなかったようですね。おかげで柳の影が薄れています。
そんなアイリーンの破壊力は凄まじいので、クズ・外道・破壊神の恐ろしいチームができあがりましたね。キイラや大河原でも出てこない限り、アイリーンの敵はいなそうです。
無事、横暴な軍団・パンドラの隊員達を退けた遼河達ですが、アイリーンに異変が起きてしまいました。キイラは赤ん坊に戻るリスクでしたが、アイリーンはいきなり息ができなくなるという、結構危険なもののように見えますね。
光リ輝き始めたので、また身体の一部が黄金になったりするのでしょうか。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに