漫画「盗掘王」36話のネタバレと感想!あらすじまとめ

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕

毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。


前回のあらすじは、イギリスの首相がコピー品と一緒に消えたアクシデントをチャンスを捉えた遼河は、エドワードに頼み、キイラと連絡をとる。

自分であれば遺物の能力を引き出し、イギリス首相を探し出すことができると言い、キイラの地図型遺物を使わせてほしいと頼む。遼河の巧みな話術により、キイラの説得に成功し、後日彼女が指定した場所へむかう。

ホテルの一室へ案内された遼河と柳。遼河はキイラからペンを借り、彼女の所有のコロンブスの地図型遺物に書き込み始める。

これは遺物の能力を引き出すための過程だ、私を信じてくださいと言い、遼河はニヤッと笑うのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「盗掘王」36話のネタバレ

遼河はせっせと地図型遺物に文字を書き込んでいた。

何を書き込んでいるのかとキイラに聞かれ、遺物の言語トゥームグリフだ、自己主張の強い遺物達は彼らだけの言語を持っているのだと答える遼河。

貴様はどうしてそれを読めるのだという問いに、偶然読めるようになったと答える。

本当は考古学者の遺物を持っていたからだったが、今はその遺物を所持していないので、カラスが能力を補填してくれたのかもしれない。

相変わらずカラスが何を考えているかはわからない。

呪文を全て書き終えたから、これでさらなる能力を引き出せるはずだという遼河。

これは嘘で、遺物にトゥームグリフを書いたのは、イギリス首相を探すためではない。

イギリス首相の居場所は、事前に鄭和の地図遺物で探し出しておいたので、それを今まさにわかったのかのように、演技する。

サハラ砂漠にイギリス首相はいます、メモ用紙をくだされば正確な座標を書きます、移動中かもしれないから広範囲を捜索してほしいという遼河。

キイラはメモを受け取ると、この座標に近い作戦部隊の駐屯地に連絡し、遺物の使用を許可するから迅速に探せと、部下に指示を出す。

約束を守りましたからと言う遼河の眉間に、拳銃をつきつけるキイラ。

首相を無事に見つけ出すまで終わってはいない、首相が見つかるまでここにいろとのこと。

私の部下は優秀だからすぐに見つかる、待っている間、遺物の文字について詳しく教えろと彼を脅す。

それは企業秘密だと薄く笑う遼河。

こちらと取引を続けたいのであれば、それぐらいの情報は寄越せと言うので、仕方ない、ではわかりやすいように段階を分けて説明するので、次はまた次回のご説明でいいかと言う。

いいだろうというキイラ。

遼河は柳に目配せし、用意されたノートにトゥームグリフを書き始めた。

すると、イギリスのアルバート首相を見つけましたと報告が入る。

衰弱はしているが命に別状はないという。

それでは私はこれでと、遼河が帰ろうとすると、トゥームグリフの説明を終わらせてからだと言うキイラ。

それは少々欲深すぎでは、どうやら私を帰す気はなさそうだと言う遼河に、だったらどうする、このような能力を持った奴を大人しく帰すわけがないだろう、その特殊な遺物の使い方を我々が全て会得するまではなと、キイラは凄む。

遼河は文字を書き終え、ではイヤだと言ったらと、彼女に言った瞬間、その部屋が爆発した。

その爆発のせいで、地図型遺物に火が燃え移る。

早く消せと怒鳴るキイラに従い、さきほど遼河を部屋まで案内した彼女の部下が遺物の火を消そうとする。

だが突然目の色が変わり、これは呪われた地図だと叫んで、地図を破り始めた。

もうひとりの男も、俺も破いてやると言って、地図を引きちぎる。

やめろ愚か者と叫ぶキイラは、拳銃で錯乱した部下の脚を撃つ。

そして、これは間違いなく遺物の仕業だ、剛力はどこにいる、とキイラは怒鳴る。

しかし遼河も柳も忽然と姿を消していたのだった。

その頃遼河達は、噴水の中にいた。

本当に脱出できたと喜ぶ柳。

想定外だったのは、噴水の中だったので、服がびしょびしょになったことだ。

遼河は、あの短時間でよく正確に絵を描いたなと柳を褒める。

先程、爆発が起きた瞬間、遼河は柳に脱出用にとパリ・モンマルトルの丘の画家のインクという遺物を渡した。

柳は爆発の混乱に乗じて、この遺物を使い、床にこの噴水を描いたのだ。

この脱出作戦のために、事前に噴水の形態を柳に覚えさせていた。

絵がうまい部下がいてこその脱出である。

今度はどんな手をつかったのかと聞く柳に、キイラにペンを借りたときに、シェークスピアのペンを同じ見た目に偽装しすり替え、トゥームグリフでテロを指示する内容を地図に書いたのだという。

催眠がよくかかるように、ホテルの女性ジェイミーの名札を確認したり、案内役の男性たちからはなだめすかして名前を聞き出し、数人の名前を覚えておいたのだそうだ。

その名前をトゥームグリフに組み込み、ホテルスタッフのジェイミーが極度のストレスで2002号室で爆破テロを起こす、案内役のジョンとジムは地図遺物に恐ろしい悪霊を見てしまったので、キイラを守るために遺物を破る、という指令をだしたとのこと。

あまりのことに言葉もでない柳。

もうキイラは俺たちを追えない、だから安心してトルコに行けると言う遼河なのだった。

その後キイラは、ジャン・リチャードに連絡をとった。

復元系の遺物が使えるそうだから、私がアメリカに戻り次第、すぐ復元をはじめるようにと指示を出す。

リチャードは、当然復元はするが、最近やけに復元依頼が多い、TKBMからも依頼がきて復元最中だったと話す。

キイラは、TKBMの遺物を破壊した剛力に、自分の遺物もやられたと説明する。

このまま放っておいたら厄介なことになるというキイラに、近いうちにパンドラが創立されるからそれほど心配はいらないと言うリチャード。

これからは一般市民が遺物を使うことも所有することもできなくなるのだから、と。

漫画「盗掘王」36話の感想

さすが遼河ですね。見事にキイラの遺物を破壊した上で、脱出成功です。

コロンブスの地図は完全に細切れになっていたので、なんとか使えそうなのはB級遺物バルバロッサの海賊地図でしょうか。コロンブスも復元次第ではなんとか復活するものなのでしょうかね。未だにセトやオシリスの遺物がどうなったのかわかりませんし、気になります。

柳はだんだんと遼河の狡猾さに魅せられてきたようです。クズと外道のいいチームができましたね。エドワードはどのようなポジションに収まるのでしょうか。

当たり前ですが、キイラ達は敵に回りました。彼女らが作るパンドラとはどのような組織なのでしょう。世界警察みたいなものを立ち上げ、許可なく遺物を所持しているものを犯罪者として捕まえる気なのでしょうか。

そうであれば、色んな国のトップが関わっているはずですよね。だからイギリス首相が彼女と一緒にいたのかもしれません。遼河は既にパンドラを知っているので、彼が後手に回ることはないでしょう。

次回はアイリーンのエピソードでしょうか。彼女の遺物が何なのか、せめて名前がわかるといいですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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