無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、両親からの手紙を読んで、泣き出すレイリン。ベラは、両親のように、星であるレイリンに自分を大切に思ってほしいと思う。
ベラはレイリンの飲み物を運んでいたが、デリスに呼び止められ、本名がジャネット・デイラオルであること、昏睡状態だった彼女が義兄の突然死によって一族の後継者となったこと、父も昏睡状態だということを指摘され、何故爵位を捨ててメイド長になったのかと聞かれる。
一族に利用されたくなかったというベラ。デリスは彼女に馴染みのある力を感じる。
ベラから取り上げた飲み物を持って、レイリンの部屋に入ると泣いていたので、泣かせるつもりはなかった、どうすれば俺が君の最優先になれるのだと思い、黙って飲み物を置いて、部屋から出ていく。
レイリンはデリスのために、彼のイメージ改善をしようと考えた。そんな折、レイリンに謁見したい貴族が多いので、ベラがお茶会を設けた。レイリンはデリスにも謁見できると言うが、貴族たちは真っ青になる。
すると突然デリスが現れたので、これは彼のイメージ改善のチャンスだと思ったレイリンは、彼にチューをお願いするのだった。
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漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」36話のネタバレネタバレ
レイリンの提案に、デリスは固まる。
仲良いところを見せようと思っただけなのだが、嫌ならいいとレイリンが言うと、突然デリスが彼女の顎を上に向かせる。
そのまま唇にキスされるかと思ったレイリンだが、彼は額にキスをした。
そのまま顔中、あちこちにキスをするデリス。
その様子に、カリアードが大公妃を溺愛しているという噂は、彼の狂気が混ざった所有欲ではなく、本当に恋に落ちていたのかと、貴族達は驚く。
レイリンはキスがこれほど刺激的なものだなんてと、顔を赤くし、恥ずかしくて彼の顔が見れなくなった。
デリスは、もう我慢できないと呟くと、彼女を抱き上げ、そのままレイリンを連れ去った。
謁見中なのにと困惑するベラだが、貴族たちは大公妃殿下があれほど愛されているならソペンは平和になるに違いないと、希望を持ち帰っていった。
その頃レイリンはベッドに降ろされ、デリスのキス攻めを受けていた。
下心が少しはあったとはいえ、ただカリアードのイメージを変えようとしただけなのに、急に彼はどうしてしまったのだろうと、レイリンはプチパニックだ。
どうしたのと彼女が聞くと、お前の匂いが俺を落ち着かせてくれると言う。
それは嗅覚による匂いではなく、俺に似た力が匂いに混じっているのだと。
だから初めて彼女に会ったときに、特別だと感じたのだろうか。
私はそんな怪力持ってないけどと、よくわからないレイリン。
最初はここまでの強い匂いは感じなかったが、そのうち力が強くなったのだとうかと考えるデリスは、もっと試してみようと言い、上着のボタンを外し、彼女に迫る。
焦るレイリンに、鎮静剤と比べ物にならないくらい、お前の匂いが俺を鎮めるのだと話す。
私のことを女性として見ていないのかとムっとしたレイリンは、試すのはいいけど、その代わり品格維持費はあげないと言う。
要らないというデリスは、再び彼女にくっつく。
ため息をつき、彼女を押し倒すデリス。
静まると言いながら、彼は頬を赤く染め息を荒くしていた。
その夜。
謁見の途中で、カリアードがレイリンを連れ去ったきり、彼女に会えていないと考えながら、ベラは外を歩いていた。
このままカリアードが星と接触を続け、全ての記憶を取り戻しては困る。
露骨に邪魔できないのでどうしたものかと、腕組みして思案していると、突然覚えのある風が彼女の脇を駆け抜けた。
風の向かった先へ急いで向かうと、そこには白髪の青年ペルフラがいた。
やあアルベラと返す青年。
帝国の前皇帝が死んだ時、前のようにカリアードに取り込まれたのかと思ってたと、ペルフラに言うベラ。
危なかったが、幸い力の一部は取り戻せたという彼。
ベラは、それでもいつかはカリアードに全てを吸収されてしまうだろう、ここに来るなんて怖くはないのかと聞く。
今カリアードは星に酔ってるから、僕がここに来ていることすら気づいてないだろうとのこと。
まだ諦めてないのねと言うベラに、下等な人間ごときが僕を支配した屈辱を忘れるわけない、僕たち神を封印するためカリーダと一緒にあいつを作っておきながら、封印されたくなくて逃げ出した君にはわからないだろうねと、言うペルフラ。
彼は、絶対にカリアードを殺すから、君も協力しろと言う。
いくら私の力を借りても、今のペルフラでは無理だ、星の幸せを望むならこれ以上はと、ベラは止めるが、星と永遠に一緒にいるのは僕だと言い、ペルフラはどこかへ飛び去った。
この惑星が宇宙に創られた時、好戦的な火の神ヤードと残忍な風の神ペルフラの戦いのせいで、この地に生命がまともに育たず、それを見かねた大地の神アルベラは、水の神カリーダと力を合わせ、神の牢獄カリアードを作ったのだった。
そして深夜。
レイリンはスヤスヤ眠っていた。
さきほどまで彼女の体を欲しがっていた男が隣ににいるのに、よく眠れたものだとデリスは思う。
彼女は純粋すぎるということでも無さそうなので、男慣れしているのか、俺を男として見ていないのかと、ため息が漏れるデリス。
しかしもし彼女が俺を男として好いてくれたとしても、鎮静剤のせいでスキンシップが限られる。
リリンが謁見中だと知りながら会いに行ったのは、鎮静剤を絶って10日経ち、限界を感じたからだった。
彼女に触れないと気が狂いそうだったからなのだが、今では別の意味で気が狂いそうだと呟き、デリスは彼女に顔を寄せる。
いつまで待てば、リリンを完全に自分のものにできるのかと。
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」36話の感想
ベラは大地の神アルベラでしたね。
星であるレイリンに自然に近づくために、昏睡状態だったジャネット・デイラオルの身体に宿ったのでしょうか。幼少時にレイリンの父に、娘さんをくださいと言っていましたので、もともと神の化身として生まれた存在だったのでしょうか。
同じ力の匂いがするというレイリンも、星の神ということなのかと思いました。もしそうであるなら、カリアードが神の牢獄なので、レイリンも危険です。彼女を吸収したいから、彼女を求めているのか、ちょっと雲行きが怪しくなってきました。
デリス本人は彼女に恋愛感情を抱いているので気づいていないのでしょうけど、その気持は無意識の吸収欲から湧いてでてきたものかもしれません。リリンが欲しい、自分のものにしたいとばかり言ってますし。
神の牢獄であるデリスは、火の神ヤードを取り込んでいるので、指先から炎が出せるのでしょうね。異様な聴覚の良さ、もしくは宙を飛べる能力は、ペルフラの一部でしょうか。カリアードが異様に強い理由がわかりましたね。
さて、ベラが神であると分かったので、彼女がレイリンを転生させたのは間違い無さそうです。一体何の理由があって彼女をこの世界に呼び込んだのか、近いうちにわかりそうですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに