ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )
人類を襲った最悪の災害・影の迷宮にて、最後まで生き残った6人のうちの1人デジール・アルマン。ラスボスの討伐に失敗し、人類は滅亡。死んだはずの彼は何故か13年前に転生。いずれやってくる影の迷宮に備えて、強い仲間を集め運命に抗うファンタジー漫画です。
毎週木曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、デジールが許可したので、アゼストは彼らと共に訓練できることになった。
パーティの今後は、才能があるのに身分のせいで学べる機会のない、ベータを救い出すのだという。
そこへブリジット教授がきて、デジールらのパーティが、シングルランカーとして正式にアルファに認められたと、アルファのバッジと超人気店のケーキを持ってきて祝った。
一方、寂れた僻地で、ローブをかぶった怪しげな集団が、魔塔へ侵入することを企んでいるのだった。
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漫画「帰還者の魔法は特別です」40話のネタバレ
アルファの授業を受けるデジール達。
女性教授が影の世界について話し始めた。
一年周期で発生する影の世界は、絶えず世界を侵食し、大陸は元の大きさの半分になってしまった。
昔の話なので、あくびをしたり、退屈そうに聞く生徒たち。
現在、影の世界の攻略率は99.9%なので、信じがたい話かもしれないが、人類が優位に立つようになってからまだ半世紀も経っていないことを、忘れてはいけないと教師が話す。
これも全て、魔法石を活用できるようになったからだという。
魔法石というのは、影の世界をクリアすると手に入れることができる鉱物で、単純な鉱物ではなく、純粋なマナの結晶なのである。
この魔法石は、硬い表面である外部マナ質と、その中に存在する内部マナの、2つの構造に分けられる。
外部マナ室が内部マナの流出を遮断しているので、そのままでは使用できないが、これを取り除くと内部マナが全て大気中に消えてしまうのだ。
ところが50年前に、その問題を解決するエンチャント工法が魔塔で開発された。
外部マナ室に小さな穴を開け、穴から流れ出てくる内部マナに術式をかけ活用するものだが、この工法は魔塔にしかない技術とのこと。
この発明により、タブレットやエレベーター、通信、新幹線のような乗り物など、誰でも魔法の恩恵を得ることができる大魔法時代が始まったのだ。
しかしながら、いいことばかりでなく、この魔法石を奪おうとする、アウターという無法者達が現れたのである。
生徒たちにはまだ早い内容かもしれないと、アウターについては詳しく説明しない教授。
そして、エンチャント工法を開発したのは誰でしょうかと、生徒らに質問をする。
しかし誰も答えない。
それではと、教授は、ウトウトしているロマンティカを指名する。
いきなり呼ばれて驚き、椅子を倒すロマンティカ。
隣に座っていたデジールは、さっと椅子を直すと、授業はちゃんと聞かないと話しかける。
そして、答えはジョード・エクサリオンだと、こっそり教える。
わかってるわよと言いながら、答えるロマンティカ。
エクサリオンは、現在の魔塔主である。
教授は、影の世界は土地を侵略したが、魔法石によって人類に発展をもたらした、良くも悪くもある存在だとまとめる。
チャイムがなり、授業が終わる。
教授は質問がある人は前にと言うも、生徒らはすぐに席を立ち、休憩に入る。
だが、デジールら3人は教授の前にやってきた。
自分たちはシングルランカーで同じパーティのメンバーだと自己紹介し、いい授業を受けることができて嬉しい、プレリュード様、と言ってデジールは頭を下げた。
プレリュードは質問かと聞くが、デジールは、質問ではなくお願いがあり来たと答える。
魔塔からの支援に関することかと、表情が険しくなるプレリュード。
それに近いと答えるデジールに、残念だがその受付は既に終了した、来年にしてくださいと、プレリュードはため息をつきながら答える。
デジールは、支援希望を出したいわけではないんですと言って、懐から依頼書を出した。
何ですかというプレリュードに、へブリオン学園のパーティは、依頼を通じて援助してもらえると説明するデジール。
プレリュードは、そんなことはわかっている、これを私に渡す理由は何なのかと怒ると、デジールはペンを出し、依頼をしてほしいと言う。
プレリュードは何が何だかわからずポカーンとする。
デジールは再度、依頼をしてほしいと頼み、デジールが頭を下げたので、プラムも一緒になって頭を下げた。
プレリュードは呆れ、表現の問題ではない、一体どのような依頼なのかと聞き返す。
この依頼は必ずしたほうがいいと言うデジールに、強引だとムッとするプレリュード。
デジールは微笑み、7月7日夜中の3時、今から10時間後に、アウターが魔塔エウレリー支部を襲撃すると説明した。
まさかの言葉に驚く彼女。
さらにデジールは、目的はエウレリー支部に保管してある2級魔法石・リゲネルの涙だと言うので、何故その存在を知っているのかと、プレリュードは驚愕する。
今大事なのは、僕たちがソイツらを撃退する方法を知っているということだと、デジールは冷静に話す。
そして、僕たちを雇用するように魔塔に依頼してくださいと、プレリュードに頼むのだった。
その10時間後。
都市国家アルテイアにある魔塔本部エリアの魔塔別館。
そこにいたジョード・エクサリオンのもとに、エウレリー支部が襲撃されたと報告が入るのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」40話の感想
デジール達の、アルファクラスとしての授業が始まりました。今回は影の世界の歴史を説明した、女性教授プレリュードの授業でした。
魔塔主ジョード・エクサリオンに様をつけて呼んでいたり、デジールが彼女に魔塔に依頼するよう頼んでいたので、魔塔出身の教授といった、何かしら魔塔と関係している教授のようですね。
今回その魔塔に、アウターの襲撃が有り、公表されていない2級魔法石が奪われる危険があると話すデジール。プレリュードからすれば、いくらシングルランカーとはいえ、その情報をどこで仕入れたのか怪しさ満点ですね。
デジールは過去の記憶があるので、もちろん対策はばっちりなのでしょう。でもそんなことは皆知らないので、プレリュードは学生3人で対応できるか不安だと思いますし、どう動くのでしょうか。
10時間後に、デジールの言った通りに襲撃が始まってしまいましたが、プレリュードが彼を信じるかどうかで結果が違うので気になりますね。
まとめ
・影の世界は大陸の半分を侵略してしまったが、同時に、」魔法石という人類の発展に貢献した鉱物を生み出してくれる
・魔法石を活用できるよう特殊な工法を開発したのが、現魔塔主ジョード・エクサリオン
・デジールは、公表されていない2級魔法石・リゲネルの涙を、アウター達が奪おうとしているから、撃退方法を知っている自分たちに任せてほしいと、プレリュードを通して魔塔に依頼してほしいと言う
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに