無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비
──主人公のアリスティアは、神のお告げの子とされ皇后となるべく育てられたものの、別の少女が現れ次位である皇妃に落とされる。そして愛する皇帝には虐げられ最後には反逆罪に問われ処刑される。
しかし神によって時間が戻され、自身の9歳の子供時代へと転生し、悲劇の運命を回避するべくやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品──
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、ハレンに頼まれて、ティーセットを持ちルブリスの執務室に入ったアリスティア。
彼が眠っていたので、起きるのを待つ間、ゼナ公爵に汚れた血と言われたことについて貴族名鑑を確認する。そして母ジェレミアがモニーク領の小さな村一つを管理する、ソニア男爵家の嫡女と判明する。
するとそのタイミングでルブリスが目覚める。彼女は、叙任式の日に殿下にお心遣いをいただいたので、何か協力できることがあればと聞くと、助けが必要になったらお願いしようとルブリスは答えるのだった。
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漫画「捨てられた皇妃」最新話82話のネタバレ
仕事があるのだろう、もう戻りなさいとルブリスに帰されるアリスティア。
彼女を目で見送る彼の手元には、建国祭の各国貴賓招待奏請名簿がおいてあるのだった。
執務室からでたアリスティアは、母の実家ソニア男爵家について考えていた。
いくらゼナ公爵家とこちらが敵対関係であったとしても、建国の功臣であるモニーク一族を、汚れた血などと呼ぶとは思えない。
だから母の血筋に何か理由があるのではと思ったのだが、二人ともれっきとした貴族だった。
ではなぜゼナ公爵はあのようなこと言ったのだろうか、それに1度目の人生でもソニア男爵なんて名前をきいたことがないと、考え込んでいると、急に肩を叩かれる。
カルセインだった。
実は彼は、アリスティアを見かけてから声をずっとかけていたのだが、彼女は考えこんでいたので気が付かなかったのだ。
彼は、彼女の昇級にむけての訓練を、そろそろ始めようと言う。
俺はスパルタだから甘やかさないぞというカルセインに、わかってると微笑むアリスティア。
ついに剣が握れるぞ、掃除なんて二度とするかと騒ぐカルセインなのだった。
一方アリスティアは、母の実家のことについて第二騎士団に聞いてみる。
父に聞いても話してくれない気がしたからだ。
侯爵夫人は、ソニア男爵家の最後の末裔だったので、結婚の際に爵位を還収されたので、ソニア男爵一族は存在しないのだと聞く。
ひょっとして母は男爵家の養女なのかと聞くアリスティアに、血を引いていたはず、どうしてそうのように考えたのかと騎士らはキョトンとする。
ソニア一族は元々モニーク家の家臣だったのだが、ケイルアンが現ラス公爵夫人との婚約を破棄し、ジェレミアを選んだとのことで、大騒ぎになったそうだ。
話し過ぎだと騎士らの説明はそこで終わり、詳しいことは団長(ケイルアン)にお聞きください、喜ぶと思いますと言う。
アリスティアはわかりましたと返事し、父が話してくれるのを待つことにした。
そうしてアリスティアは父に甘えたくなり、書類を読んでいた父の背中にくっつく。
父について知らないことがまだまだ沢山あり、それが知りたくてもどかしかったのだが、父のがどのような気持ちなのか考えられてなかったと思う彼女。
その後、月日は経ち、建国祭前の連休に入った。
朝、リナに髪を結ってもらう。
騎士見習いになってからアリスティアは多忙だったため、アリスティアと一緒に過ごす時間が少なくなったと、リナは不満だったようだ。
なので今日は張り切って髪を結うというリナだが、そのとき、ルア王国限定で、錆びないようにと磨き続けてきたかんざしが折れてしまった。
嘆くリナに、大丈夫だと励ますアリスティア。
やはり今の装飾品はこわれやすい。
あの細工工が作った者は丈夫だったのにと思い返す彼女。
そういえば、令嬢たちとのかんざし作り(77話)はどうなったのだろうか。
彼女がそう思いだしたときに、エンテア・シャリア子爵令嬢とカトリーヌ・センク子爵令嬢が来たと、使用人から声をかけられる。
アリスティアが二人の令嬢に会いにいくと、細工工のことで相談があるという。
なんと細工工は、かんざし作りに応じてくれないと言うのだ。
漫画「捨てられた皇妃」最新話82話の感想
カルセインはひたすら掃除だったようですね。
さて、母ジェレミアのことを調べ始めたアリスティアですが、やはり貴族出身であるので、汚れた血とまで見下される要素はないようです。
皇族であるラス公爵夫人エルニア・シャーナ・デ・ラスとの婚約を蹴ってまで、選んだ相手なので、かなりの騒ぎになったようです。下級貴族を選んだことで、ゼナ公爵の反感を買ったのでしょうか。
また、エルニアはアリスティアに対し、いつもツンツンしていましたが、これで理由がわかりましたね。皇族との婚約を断るなんて、ケイルアンはなかなかの人物のようです。
父に聞かず、騎士団に聞いたアリスティアですが、時期がくれば父は教えようとしていたかもしれないと思い直し、待つことにしました。父に直接聞くのでないならば、それがいいと思います。
令嬢達との地盤固めのときに提案したかんざしですが、神の手をもつという細工工が応じてくれないようですね。何故駄目なのでしょうか。せっかくの案なので、成功して欲しいですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに