漫画「捨てられた皇妃」最新話80話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비

──主人公のアリスティアは、神のお告げの子とされ皇后となるべく育てられたものの、別の少女が現れ次位である皇妃に落とされる。そして愛する皇帝には虐げられ最後には反逆罪に問われ処刑される。

しかし神によって時間が戻され、自身の9歳の子供時代へと転生し、悲劇の運命を回避するべくやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品──

毎週土曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、自分を奮い立たせるために、叙任式に参加したかったアリスティア。だが、罰の為参加できず、涙ぐむ。

そこへ現れたのがルブリスだった。彼は彼女を叙任式に連れ出す。

二人の登場に皆が注目する中、ルブリスはカルセインの前まで行き、友人の少ない僕の婚約者のために、これからもよろしく頼むよと、敢えて発言するのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

全話一覧はコチラ

漫画「捨てられた皇妃」最新話80話のネタバレ


ルブリスは、今日の主人公はそなた達だと叙任された騎士らを労い、アリスティアを残しその場を去る。

カルセインはアリスティアに、来るの遅すぎだと声をかけ、アリスティアは就任おめでとうございますと、カルセインに伝える。

誓いの儀式をみることはできなかったが、叙任式の雰囲気だけでも感じられて嬉しいと思う彼女。

私もいつか正式な騎士になって、ここで誓いの儀式を祝うのだと希望を含ませる。

ニコニコ微笑む彼女の姿を、遠くから眺めるルブリス。

彼女を眺めているのはルブリスだけでなく、アレンディスとゼナ公爵も彼女を注視していた。

その後、貴族派の集まりで、モニーク家のアリスティアはこの上なく目障りだ、一刻も早く排除しようと声があがる。

勘の鋭い皇帝の邪魔が入り、例の件はなかなか進まないが、建国祭が始まれば、皇帝はそこまで手がまわらないだろうと話し合う。

そして彼女がいなくなれば、皇太子も違う女を選ぶだろう、次の皇后は貴族派から輩出するのだと団結する彼ら。

場面は変わり、皇宮。

勤務中のアレンディスは、叙任式での出来事について考え込んでいた。

そんな中、同僚から、決算と予算案の資料を二日でまとめてくれないかと声をかけられるが、その場ですぐまとめあげるアレンディス。

あまりの速さに、感心するのを通り越して鳥肌が立つと言われ、アレンディスは、無能な野郎どもと同僚の低レベルさに呆れる。

そんなことより、叙任式以降、カルセインとティアの噂を耳にすることがなくなった、事態を収束させたのはルブリスだったと、この前のことが気になって仕方がない彼。

あのまま噂を放置しておけば、彼らの思惑通りに、彼女の名誉は失われ、皇太子の婚約者でありながら疑わしい行動をとったと罰せられていただろう。

だから自分も、母を頼ってまで、噂を消そうとお茶会をしたのだが、いざ目の前で噂の話がでると冷静を保つことができなかった。

結局ルブリスの、ラス一族にいかにも信頼を寄せているような公の場での発言が、彼女を救ったのだ。

まさか今になって僕のレディーを狙い始めたのかと、怒るアレンディスは本棚を激しく殴った。

その頃アリスティアは、相変わらず書庫の整理をしていた。

ラス公爵が、叙任式に彼女が出れないほどの業務をさせたことについて、事情があったからなのだ、すまないと謝ったことを思い出し、気になることは色々あるが、叙任式に参加できてよかったと思う彼女。

書庫には図書館の本が混ざっていたため、大量の本を返却しに皇太子宮へ。

そこでティーセットを運ぶハレンに会う。

彼女が来たところは図書館ではなく、皇太子専用の書斎だと教えられ、ハレンが案内すると言う。

ふとハレンが、叙任式の一件を思い出して何かを察し、図書館にとても重要な用事があるため一刻も早くいかねばならないと大騒ぎし始めた。

しかも、自分は図書館にいかないといけないが、業務が多くお疲れの皇太子にもお茶をいれなければならない、誰かが代わりにいってくれないかと、アリスティアを見ながら大げさにアピールする。

自分がお茶を淹れにいくとしか言えなかった彼女。

ハレンは、アリスティアの本を受け取り、にこやかにその場を去る。

アリスティア侯爵令嬢が叙任式に遅れてきたのは、噂の件で陛下が罰をお与えになったから、今日の殿下の業務量が多いのはその彼女を連れ出したからなのかと、ハレンは一連のことに納得したのだった。

漫画「捨てられた皇妃」最新話80話の感想


ルブリスはアリスティアを守るために、敢えて皆の前で、あのように発言したのでした。目つきは鋭かったですが。

あの目つきは、嫉妬からなのか、アリスティアにこんな思いをさせてしまったカルセインの軽薄さいついてなのか、どちらでしょうね。アリスティアを任せてはおけないという気持ちには違いはないでしょうけども。

アレンディスもそれを察し、不安そうな顔で一連の動きをみていました。自分が守りたかったアリスティアなのに、ルブリスに先を越されてしまい、彼は激怒していましたね。

一方、貴族派は、ルブリスの介入で目論見が失敗してしまい、今度はなんだか直接彼女を排除しそうな勢いです。例の件とは一体なんでしょうか。建国祭までは動きはなさそうなので、それまでは安心して読めますね。

そして、ハレンはルブリスの気持ちを察し、彼のために演技をします。アリスティアはポカーンとしていましたが、一応の目的は達成です。あとは彼女がルブリスの書斎へ行くだけ。

次回、アリスティアとルブリスの二人はどんな会話をするのでしょうか。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: