ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」原作Usonan、漫画Wookjakga ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )
──人類を襲った最悪の災害・影の迷宮にて、最後まで生き残った6人のうちの1人デジール・アルマン。ラスボスの討伐に失敗し、人類は滅亡。死んだはずの彼は何故か13年前に転生した──
毎週木曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、アゼストは際限なく魔法が使える氷結宮殿を発動させた。とても凄い魔法だが、瞬時に逆算できるデジールを倒すまでには至らない。
彼女は考え、魔法の形態に固定せず、剣に魔力を注ぎこむのだった。
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漫画「帰還者の魔法は特別です」37話のネタバレ
場面はプラムとロマンティカに戻る。
アゼストの魔法によって、プラム達の周囲も冷え込み始めていた。
魔法装備で武装した剣士ドネータは、2人相手でも倒されることなく耐えていた。
ロマンティカは、パーシヴァルまで参戦していたら勝てないだろうと考える。
そしてそのふとした考えは現実となり、ドネータはパーシヴァルに参戦するように頼んだ。
やられっぱなしだったが、ようやく俺が必要になったかとニヤけるパーシヴァル。
ゆっくり休めたから暴れてやるよと言う彼は、真っ直ぐプラムに突っ込んでいった。
そして突然剣をなげ、プラムが弾く隙に、ドネータとパーシヴァルが2人の左右に回り込んだ。
ロマンティカは伏せてと叫び、プラムはすぐ屈む。
呆気にとられるアルファ2人。
ロマンティカは、彼ら2人が接近するのを利用して、いつでも魔法弾を射出できる指を彼らの眼前につきつけたのだった。
外は雨が降り続けており、時計塔の動力までデジールの逆算魔法が回り込んでいた。
その頃デジールとアゼスト。
デジールはアゼストの成長の速さに驚いていた。
確かに彼女の成長を促してはいたが、魔法剣という魔剣士究極の攻撃方法を、習得に10年はかかるところを誰の助けも得ずモノにするとは、彼女は彼の想像を遥かに超えた天才だった。
魔法剣は剣にかなりの量のマナを凝縮する必要があるので、さすがに魔法剣と氷結宮殿を同時に使用するには、今のアゼストには無理である。
ガタガタと氷結宮殿が崩れ始めた。
それでも、今のデジールでは彼女の魔法剣には勝てなかった。
魔法剣を手に向かってくるアゼストを前に、デジールは持っていたショートソードを落とす。
両手をあげ降参のポーズのデジールに、私の勝ちだと、彼の首に嬉々として剣を振り下ろすアゼスト。
だが彼は微笑み、アゼストは嫌な予感がする。
デジールは回り込ませていた魔法で、時計塔の動力を止め、クエストをクリアし昇級戦を終了させたのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」37話の感想
プラムやロマンティカはデジールに選抜されたメンバーなので、もともとかなり強いのですが、ドネータもアルファトップギルドにいるだけあって、なかなか強いようです。
マナかほとんどなくヘロヘロのロマンティカでしたが、前回弱気になったものの、今回は諦めることなく、見事相手を打ち負かしました。
あの至近距離で撃たれれば、いくらドネータといえどもリタイアは避けられません。
一方デジールは、アゼストを強くしようと仕掛けていましたが、想像以上の早さで彼女が成長したので、真っ向勝負では勝てなくなってしまい、クエストを強制終了させました。
動力を止めたのはデジールで、さらにアルファ2人を追い詰めた状態のロマンティカとプラムがいるので、彼らはシングルランカーになれるでしょう。
残りは最後まで戦っていた、アゼスト、ドネータ、パーシヴァルでしょうが、アゼストが身動きを封じていた残りのアルファはどうなったのでしょうか。
まとめ
・ドネータとだけ戦っていたプラムとロマンティカ。そこへパーシヴァルも加わり一見不利になるも、ロマンティカの機転でアルファを打ち負かすことができた
・アゼストは急成長し、魔剣士究極の攻撃方法・魔法剣をモノにした
・さすがにここまでのアゼストの成長を見抜けなかったデジールは、勝てないと判断し、クエストクリアし、昇級戦を終了させる
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに