漫画アプリ・ピッコマ、comicoで連載中の「皇帝の一人娘」原作YUNSUL(小説・황제의-외동딸)、漫画RINO
突然、血の皇帝と呼ばれる暴君の娘として転生してしまったアリアドネ(通称リア)。子供殺しも厭わない彼の元で生き抜いていくために、愛嬌を武器に生き抜いていく。
かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、リアの家出を、彼女の独り立ちのためならと、セルイラも賛成してくれた。そして、母ジェルエーナ王女の形見のきれいなネックレスを受け取る。
そのネックレスを見て、寝室で物思いに耽っていると、なんとハーベルがテラスから侵入してきた。覆いかぶさるように、彼女に近寄る彼に、リアは混乱するのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇帝の一人娘」168話のネタバレ
タメ口の方がいいと言うハーベル。
リアは押し飛ばしたいと思うが、見つめられていると何故か動けない。
チラッと胸元を見られた寝巻き姿の彼女は、どこ見ているのよと隠す。
見るものも無いのにと、ハーベルにクスッと笑われる。
ムカッとした彼女は、ハーベルのスネを蹴り、痛みでうずくまる彼。
やせ我慢なのか急に平然となったハーベルは、自分のせいで閉じ込められているのは本当か、会談がもう終わったのは知っているのかと、彼女に聞く。
会談では一応独立が認められ、しばらくは平和だとのこと。
それを教えにわざわざ来てくれたのかとリアが言うと、彼は突然彼女を抱き寄せた。
リアに会いに来たのに彼女が避けるから、帰る前に一目でも彼女の顔を見たかったのだと。
何もしないと言い、彼女を抱き締めるハーベル。
リアは恥ずかしくて顔が赤くなる。
ハーベルが離れると、リアは、レイルラもプレツィアに帰るのかと尋ねる。
唯一生き残っているプレツィアの姫だから帰るのは当然だが、寂しく思いため息をつくリア。
ハーベルはそんな彼女を微笑みながら見つめ、いつまでも閉じ込められてて窮屈だろうから助けてやろうかと提案する。
彼の柔らかくも低い声に、つい乗せられそうになるが、彼女は一度断る。
正直信用しきれないのもある。
それでもニコニコと聞いてくる彼に、本当にできるのかと聞くと、塔に閉じ込められたお姫様を助け出すのは、王子様の役目だろうと自信満々の答え。
キザな言葉だが、それが似合うのでなんともいえない。
本来は、親しい人しか頼らない彼女だが、ハーベルを頼ることにしたリア。
彼女の家出計画で不確かだったのは、この皇宮から出れるかどうかだったからだ。
カイテルは、ハーベルに会わせないために、彼女を閉じ込めたというのに、元凶の男の手で逃げることになり、なんだかカイテルが気の毒ではある。
これは自分の人生のための賭けだ。
そして、リアはハーベルのおかげで、帰国するプレツィア使臣の行列に混じって脱出することに成功。
外の空気を満喫するリア。それを茶化すヴァル。
するとアシシが、ムスッとした顔でリアに声をかける。
何故あの方がここにいるのかと聞く、彼の不満の相手は、プレツィア帰国の一行から外れてこの場にいる、ハーベルのことだった。
漫画「皇帝の一人娘」168話の感想
ハーベルは、そもそもリアに会いたくてアグリジェントまで来たそうです。
それなのにやたら避けられ、監禁で会うことができなくなり、せめて最後に一目見たいと、大胆にもテラスから侵入。バレたら怒ったカイテルに国ごと潰されそうな危険な行為ですが、我慢できないほど彼女を愛しく思っているようですね。
そして、そんな閉じ込められたお姫様を救った王子は、そこでサヨナラするつもりは当然ありません。
しかしプレツィアに戻らなくていいのでしょうか。プレツィアの一行の帰国と同時にリアがいなくなったら、 明らかに疑われるわけですが、戦争にならないといいですね。皇帝まで不在だなんて、駆け落ちとしか思われません・・・
急に話が大きく動いてきたので、続きがとても気になりますね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに