漫画アプリ・ピッコマ、LINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다
ある日突然、姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。
毎週日曜日に最新話が更新されます。(今回の話はコミック版からです)
前回のあらすじは、1発クロードを殴ろうと腕を振り上げるが、食べようと隠していたチョコが袖からこぼれ落ち、クロードを直撃し失敗。
その後、正面からクロードの視線を浴びながら、彼の部屋で晩餐をとる。
今回のことは、フィリックスがクロードに人の心を取り戻してもらうために、亡きダイアナそっくりのアタナシアを使った計画だった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」13話のネタバレ
ある朝、ドレスの裾を持ち上げ、とてもかわいらしく丁寧に挨拶するアタナシア。
相手は勿論クロード。
彼の後ろにいたフィリックスやメイド達は、あまりの可愛さにほんわかする。
どうしたら可愛く見えるか練習したので、自信があるアタナシアだったが、クロードは相変わらず無反応だ。
それでもめげず、彼に愛想をふりまくアタナシア。
クロードがこの前の晩餐の後から、ティータイムを午前中にしてしまったので、毎日朝の挨拶を欠かさず行っていた。
クロードは返事もせず、アタナシアを見つめるだけだが。
パパが夢にでてきて嬉しかった等、彼に媚を売りまくるアタナシア。
フンと鼻で笑い、相手にしないクロード。
これはいつものことだが、初めてその会話を聞いたメイドは驚き固まっていた。
今日は庭園の中でのお茶なので、木漏れ日の下でテーブルにつく二人。
クロードは頬杖をつき、ぼんやりとしている。
いつも睡眠不足なのだろうか。午後に呼べばいいのに。
ふと、クロードが飲んでいる紅茶を、美味しいのか聞いてみるアタナシア。
味で楽しむものではないと言われるが、パパと同じものが飲みたいとリクエストする。
フィリックスが、姫様が飲むには香りが強すぎると言うが、同じの飲みたいと主張する。
私の心臓がどれほど強くなったのか、この大胆さに感銘して、私を殺す気持ちがなくなればいいのにと思う彼女。
クロードは飲みたいなら飲ませてやれと指示する。
早速用意してもらい、口に運ぶと、とても良い香りがした。
これ好き、アーティの口でお花が咲くみたいと、大喜びするアタナシア。
その言葉に、クロードやフィリックスが固まる。
フィリックスは、それは陛下もよく飲まれるリペ茶で、ダイアナ様も口の中で花が咲くようだと言い、お気に入りだったのだと話す。
キョトンとその言葉を聞くアタナシアは、ママとアーティは同じことを言ったのと聞き返す。
リペ茶はシオドナで採れるサンユ草が原料で、陛下がリペ茶を楽しまれたのもダイアナ様のため、二人はここでお茶をされたこともあると、フィリックスが説明を続ける。
が、そんな記憶はない、今日は無駄口が多い、下がれ、とクロードにフィリックスは追い払われた。
そんなクロードの態度に、ダイアナのことはたった一度だけの女という意味か、あの女性の肖像画は今でも持っているくせにと、アタナシアは少し嫌な気持ちになる。
クロードは、まだ茶は早い、牛乳を飲めと、彼女の言うのだった。
その後、ルビー宮でお絵かきをするアタナシア。
それを温かく見守る、リリーとフィリックス。
リリーやフィリックス、クロードを描き終えると、他に描く人はいないかなと軽い気持ちで、ダイアナはどんな人だったのかと、リリー達に聞いた。
リリーとフィリックスは動揺するが、それに気づかないアタナシアは、髪はどうだったのか、長かったのか、顔の形はと、クレヨンで描きながら次々質問した。
アタナシア様のようにとても美しかったと言われ、原作の小説にも、目を離せないほど美しかったと書かれていたことを思い出す。
天下のクロードすらダイアナを気に入った程だから、相当な美人なのだろう。
そんなことを考えながら、絵を描き続けるが、フィリックス達が異様に静かなのに気づく。
それは、つい、お母さんに会いたいなと、アタナシアが呟いたせいなのだった。
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」13話の感想
ダイアナは、アタナシアと同じゆるいウェーブがかったシルバーブロンドの髪を持つ、絶世の美女だったようです。2話にも美しいダイアナの絵が載ってましたよね。クロードはずっと心を奪われたままのようですね。
その娘で、ダイアナそっくりのアタナシアを見て、クロードはいつも何を考えているのでしょう。
フィリックスは、なんとかクロードの心を開こうと、アタナシアとダイアナの繋がりを強調しますが、まだクロード自身に準備ができていないのか、拒否されています。いつかこの傷は癒えるのでしょうか。
また、アタナシアは何の気なしに興味本意で、母に会いたいと口にしますが、フィリックスとリリーが重く受け止めてしまいました。変な雰囲気になってましたが、大丈夫でしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに