漫画アプリ・LINEマンガで連載中の「蘭若」原作Hyunjoo Jeong・作画Jinhwn Park
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真実を見極める眼を持つ売れない小説家・龍斎と、蘭若町で出会った美少女・小倩が異世界の脅威に立ち向かう、アクション&妖怪ファンタジー作品です。
毎週土曜に最新話が更新されます
前回のあらすじは、幽霊がでる、住人が一晩で失踪するといういわくつきの屋敷に引っ越した龍斎。その場所は蘭若町4丁目で、他の占い師にも、そこにいけば探し人に会えると言われ、決断したのだった。
幽霊が出るだけなら平気な龍斎だが、引っ越し業者から怪物も出ると聞き、恐怖で眠れない夜を迎える。
チリンチリンと外から音がするので、赤い眼鏡をかけて確認すると、赤い装束をまとった妖怪たちの群れが道路を進んでいたのだった。百鬼夜行の通り道だったのである。
じっとしていればやり過ごせるだろうと思ったが、屋敷に突如、口裂け+ろくろ首のような女性妖怪が現れたのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「蘭若」2話のネタバレ
一瞬で龍斎のすぐ横に移動した、女の口裂け妖怪。
攻撃される寸前に、龍斎は屋根裏部屋までダッシュし、慌てて赤い眼鏡を装着する。
チリンチリンと鈴の音とともに、学士様とつぶやきながら、女の妖怪が階段を上がってきた。
眼鏡から見える女の外見に変化はなかったが、足元が青く光って見える。
落ち着いていつも通りにすればいいのだと、首が長いですねと話しかける彼。
そんな手が通じるわけもなく、女の頭部が鉄球のように突っ込んでくる。なんとか避ける龍斎。
ひとまず下に降りようと階段に近づくも、恐るべき身体能力で、先に回り込む女。
その裂けた口から逃れられない。
咄嗟に手すりの柱を間に挟んだので、女は龍斎でなく柱を噛む。
だが、女はそのまま体をしならせ、龍斎に膝蹴りを入れる。
そして彼に馬乗りになり、彼の首を両手で締める。
学士様学士様と呟く、女の裂けた口が近づいてきて、もう終わりかと思った瞬間、天井に突き刺さっていたパイプのような棒が青く光り、すごい勢いで床に突き刺さるとともに女の首を抉った。
苦しみ、のけぞる女。
龍斎は慌てて家から出る。
門の扉を開けようとするが、その向こうでは、まだ百鬼夜行の音がする。
ここに来たのは考えが甘かった、朝には戻ろうと頭を抱える彼。
そして百鬼夜行の先にある、蘭若寺。
明日は満月、儀式が終わればお前も金冠様の一部になるのだと、老人の妖怪が話しかけるのは、小倩という美女。
金冠は多数の魂を得ることで、豊富な知恵を得ているのだが、小倩もその糧になるのだ。
そして、今日も金冠様に捧げる人間を頼んだぞと言って、老人妖怪は去る。
彼女に残された時間は残り一日しかない。
その頃、龍斎は助けを呼ぼうと電話をかけてみるが、圏外になって使えない。朝は使えたのにおかしい。
落ち込む龍斎は、ここに来れば会えると思ったのになと、夢に見るあの赤い髪の女性を思い浮かべる。
蘭若寺が実在すると知ってすぐ探したのだが、余所者を毛嫌いする住人のせいで、この場所を調べるまでに数ヶ月かかったのだ。
ふと、大事な赤い眼鏡が無いことに気づき、恐る恐る屋根裏部屋に戻る彼。
辺りを見回すが、あの女妖怪の姿はなかった。
床に落ちていた赤い眼鏡を拾うと、足元にあった青い小さな石を踏み割ってしまう。
後ろに妙な感覚がし、慌てて振り向くが何もない。
おかしいなと思い、前を向き直すと、彼を救ってくれたパイプのような棒が、床に突き刺さったまま青く光っていた。
さきほどの気配はこれだろうかと、龍斎はその棒を床から引き抜く。
するっと抜け、思ったより軽い。
なんでこんな棒であの妖怪は逃げたのかと考えていると、棒が手から滑り落ちてしまう。
するとドオオオンとかなりの重量感で床に落ちる棒。
持ち上げるときは軽いのに、落とすと激しい音を立てる。
よくはわからないが、とりあえず持っていくことにする彼なのだった。
漫画「蘭若」2話の感想
口裂け女妖怪怖いですね。スマホだと画面が小さいのでそうでもないのですが、PCで見ると大迫力でグロいです。
そんなグロい妖怪相手に、福田にしたように世間話から始めようとする龍斎。かなりの強心者です。常人ならパニックで、直視もできないかも。
それはやはり金冠という恐ろしい経験をしているから、耐性があるのでしょうか。
金冠は百鬼夜行の列で、籠で運ばれていた小倩を吸収するつもりのようですね。またその彼女は、金冠のために人間を用意しているようです。彼女も妖怪のようですね。
あと一日で彼女は金冠に吸収されてしまいますが、その前に龍斎と小倩はどう巡り合うのか気になります。
また、龍斎は烙印の他に、謎の棒きれを手にいれました。彼だけが軽く扱える、かなりの重量の棒。少しは装備品が増えて良かったですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに