漫画「アデライド」39話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」

交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争がテーマです。

毎週火曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、アデルはユリアを公爵邸に招待する。誘拐のときのお礼にとミュールをプレゼントし、ユリアはドレスの裾をあげ、ためし履きする。

そこへノックもせず入ってきたのは皇太子。間の悪さに皇太子は固まり、アデルは小言を言うが、ユリアは許してくれた。

そこへエリアスがケーキを持って現れ、イチャイチャするアデルとエリアスなのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

全話一覧はコチラ

漫画「アデライド」39話のネタバレ

アデル、ユリア、エリアス、ルトビッヒの4人で、昼食を摂る。

皇太子はユリアが気になって仕方ないので、仕切りに話しかける。

ユリアを招待したのは自分なのにと不満なアデルは、ノエルにルーカスを呼び出すよう指示していた。

そしてルーカスが到着し、無理やり皇宮に連れ戻される皇太子。

妹には指1本触れさせないと、ルーカスはかなり気が立っている。

エリアスも道連れにしてやると考えた皇太子は、女子会を邪魔するとアデルに嫌われるから一緒に行こうと彼を促す。

アデルに嫌われたくないエリアスは、落ち込んだ様子で皇宮へ向かうのだった。

男どもがいなくなり、ようやくゆっくりお茶ができると言うアデル。

気にしないでと微笑むユリア。

彼女は、この間の誘拐犯はどのような処罰を受けるのか聞くので、その誘拐犯を使って、エリアスとルイの噂を消すのに利用する予定だと話すアデル。

あの誘拐犯の二人は、ルイのメイドの兄なので、ルイの企みを探らせるのだと。

では聖女検証はいつになるのかの問に、大司教が2・3日後に帝都に来るので、来週ではないかと答える。

ユリアは、ルイが誘拐よりももっと恐ろしいことを考えているかもしれないから、気をつけてと心配する。

それについてはアデルも、軽い気持ちで始めたことでルイを見くびりすぎていた、ある程度は予想はしていたが、本当にこんなことになるとは思わなかったと言う。

それでも、婚約を諦めるのは嫌だというアデル。

この気持は、エリアスの名誉や経済力が目的ではないのだと。

ユリアはアデルに理解を示す。

思った以上にエリアス公爵のことが好きみたいだと、アデルは頬を赤らめる。

当のエリアスにその気はないのに、彼と一緒にいるとドキドキしてしまい、プライドはズタズタだと言う。

こんな自分の気持をわかってくれるのはユリアしかいないと言うアデル。

ユリアは、アデルは公爵閣下には勿体ない、私の従兄弟も閣下には負けるかもしれないが、容姿も経済力も申し分ないので紹介してあげたいくらいだと言う。

冷たい閣下なんて捨てましょう、あのような男と結婚しても苦労するだけだと提案までする。

アデルは、でも本当はエリアスは優しいのだと、彼をフォローする。

今日だってケーキをわざわざ買ってきてくれたし、誘拐されたときもとても心配してくれたのだ。

そして、私のファーストキスの相手なのだと打ち明ける。

驚くユリアに、唇と唇が軽く触れ合うだけのキスだったが色っぽくて素敵だった、目を閉じたエリアスに見惚れるほとだったと話すアデル。

女性と目を合わすことも嫌がるエリアスが口づけをするだなんてと、ユリアは衝撃を受ける。

そんな話の直後に、世の中何があるかわからないから、その従兄弟さんも紹介してくださいと抜け目ないアデル。

ユリアはクスっと笑い了承する。

アデルは、ルイのことについて話を戻し、彼女はもう恋敵に思えると話す。

アデルの部屋まできて、出て行けと叫んだルイに対し、自分より先にエリアスと知り合い、あの部屋を使っていたかと思うとすごく腹が立つのだと。

これ以上、ルイにはあの家にいてほしくないし、エリアスにも会わせたくない。

もうためらいなく、本気でルイと戦おうと決心するアデル。

そんな彼女の決意に胸を打たれたユリアは、誘拐を指示するような人が聖女なわけない、私も力の限り協力する、と言うのだった。

一方ルイ側。

ルイはアンナの兄弟達に、エリアスにいつどこで会えるか聞いてくれたのかと問う。

だが、エリアスからの返事は、ルイに会う理由がないので、追い出されたくなければ離れで大人しくしていろとのことだった。

自分のどこがそんなに気に入らないのか、これではこいつらに顔が立たないと、怒りで震えるルイ。

ひとまず怒りを飲み込み、このまま静かにしているような女ではない、聖女検証の前に社交界に復帰して立場を固めてやると企む、ルイなのだった。

漫画「アデライド」39話の感想

皇太子は怒るルーカスに回収されましたね。妹の素足まで見てしまったと知ったらどうなってしまうのでしょうか。皇太子相手でもあのような行動をとれるので、シスコン気味ではありますが頼れる兄ですね。

そして巻き添えをくらうエリアス。もともとは彼が皇太子を巻き込んだので、それが返ってきただけですね。小手先ではユリアとアデルの間には入れないようです。

ユリアとアデルは、お互いに魅力を感じており、さらに気が合うのでいいコンビのようです。さらにユリアの提案で、彼女の従兄弟がエリアスの恋敵として登場しそうですね。エリアスが嫉妬する展開は面白そうなので、どんどん進めて欲しいところです(笑)

アデルはエリアスについて、本人にその気はないのに、自分だけ惚れてしまったと勘違いしています。実際のエリアスは、女性と目すら合わせないほどだったのに、アデルだけには口づけまでして、いそいそとケーキを貢いでいます。

ユリアがその事実を教えてあげれば、二人の仲がぐんと近づくのではと思うのですが、そういきなり進展はしないところが歯がゆいですね。

一方ルイは社交界を味方につけようと動き始めるようですね。彼女の素性を知っているのはアデル・エリアス側だけなので、貴族らの支持がルイに傾いてしまうと少し厳しいのかなとは思います。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: