漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「外科医エリーゼ」原作yuin、漫画mini、原題・외과의사 엘리제
傲慢不遜で皇帝である夫に火炙りにされた前世を経て2度転生した女性が、過去の人生に戻り、今度はナイチンゲールのように、人々に医療で尽くす医療系恋愛漫画です。
毎週水曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、捕虜となったエリーゼだが、ファビアンのおかげで厚遇されていた。だがそれもニコラスが動けるようになるまで。彼が復活したらどうなるかわからない。
帝国側では、リンデンがエリーゼを助けようと単身潜入するために、自分の権限をミハイルに委譲しようとしたが、ミハイルもまた軍を抜けて行こうとしていた。
リンデンは超常能力を使いミハイルを気絶させ、強行するのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「外科医エリーゼ」最新話79話のネタバレ
リンデンの暴走に、マッカイル元帥は頭を抱える。
超常能力を使ったせいで、リンデンの鼻からスーッと鼻血がでる。
慌てるマッカイル元帥に、大丈夫だ、それより辞表を提出した罪で、ミハイルを営巣に連れていけと命じる。
一方共和国側では、銃弾のせいで、ニコラスの右腕を切断しなければならなくなり、医師を怒鳴りつける彼。
当たった場所は手首の端だが動脈を貫いているため、止血はしたもののこのまま壊死する可能性があるのだという。
もう少し経過を見て、壊死が進行するようであれば切断しなければならないのだと。
激高したニコラスは、医師に下がるよう言い、酒を持ってこいと騒ぎ出した。
見かねたファビアンは、手首の傷にも顔の傷にも酒はよくないと止めようとするが、ニコラスはお前まで俺をバカにするのかと脅し、聞き入れない。
仕方なくファビアンは、度数の低いワインを用意するよう指示する。
この戦は負けだ、あとはできるだけ軍の被害を抑える方法を考えるだけだ、とファビアンは思索する。
エリーゼを許さないと激高するニコラスを見つめ、今夜は彼女のいる宿舎に泊まったほうが良さそうだ、一体どうするべきかと、この先を心配するのだった。
夜になり、何か不便はないかエリーゼに聞くファビアン。
彼女はとても17歳とは思えないほど落ち着いており、ファビアンの気遣いにお礼の言葉を述べる。
そこへ、閣下おやめくださいと声が聞こえ、通路が慌ただしくなる。
何事でしょうかと不安そうな彼女。
ついにニコラスが来たと、ファビアンは覚悟を決め、決してこの部屋から出てはならないと彼女に言いつけ、通路に出る。
絶対に止めなければと、ニコラスの前にたちはだかるファビアン。
ニコラスは、エリーゼに用がある退けと彼に命じるが、今日は飲みすぎなので日を改めてとファビアンは落ち着かせようとする。
だがニコラスは聞く耳持たず、どかないのなら今ここで死ぬかと、ファビアンを脅す。
驚くファビアンだが、彼女は捕虜だが帝国のファーストレディーになる方なので、このような時間に飲酒された状態で面会するのは無礼になるのだと、ニコラスに面と向かって反論する。
ニコラスは大笑いすると、ファビアンを殴った。
さっさとどけと言うニコラスに、いくら閣下の命令でも今日だけは聞くわけにはいかないと、引かないファビアン。
ニコラスは拳銃を彼の額に当て、そんなに死にたいなら殺してやると言い放った。
お待ち下さいと、エリーゼが部屋から飛び出る。
私に用があるのですよね、彼を放してくださいと。
ファビアンは焦り、部屋にいてくださいと叫ぶが、その彼を殴り飛ばすニコラス。
ファビアンは床に倒れ、エリーゼはニコラスに肩を鷲掴みにされる。
そして、その美しい顔にも傷をつけてやる、その手首もキレイに切り落としてやると、ニコラスは狂気に満ちた目で彼女に迫る。
恐怖のあまり震えるエリーゼ。
しかし、その汚い手を離せ、と声がする。
声の主は、共和国騎士に扮したリンデンだった。
なぜここに空帝が、と驚くニコラス。
同様に驚くエリーゼに、こっちに来いと呼ぶリンデン。
エリーゼはニコラスの手をはらうと、まっすぐリンデンの胸に飛び込むのだった。
漫画「外科医エリーゼ」最新話79話の感想
リンデンは単身で潜入するつもりでしたが、本当にあの場に一人で登場するとは思いませんでした。
敵陣のど真ん中です。ここからどう脱出するのか、できるのかどうかわかりませんが、エリーゼは本当に嬉しかったでしょうね。
ニコラスに何かされる前で良かったです。初登場のときのニコラスは、大物感がありましたが、今では器の小さい残念な人物と化してしまいましたね。
同じ苦しみを味わわせようと、彼女をいたぶるつもりの彼。品格はどこにいったのやら。ファビアンがそんな彼を見て敗北を悟り、現状悪化しないよう努めますが、忠臣である彼まで殴るニコラス。
そんな小悪党の手から彼女が助け出されたのは良かったのですが、ミハイルを気絶させるだけでも鼻血が出てしまうほど、ロマノフの超常能力は身体に堪えるようです。そのような状態であの場から逃げることができるのでしょうか。超常能力を使わない限りは脱出できる気がしません。
帝国軍の誰かが察して駆けつけてくれるか、同行者が別にいればいいのですが、どうなのでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに