無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」
交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争がテーマです。
毎週火曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、エリアスはアデルをロラントデートに誘うが、ユリアを招待してしまったと断られてしまう。
ルイと大司教の契約書のことで皇太子宮を訪れた彼は、皇太子を自分の屋敷へと誘い、ユリアとアデルの仲に割り込もうとするのだった。
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漫画「アデライド」38話のネタバレ
ユリアはアデルのいる、エリアス公爵邸西館を訪れ、アデルから誘拐のときのお礼にと、赤くエレガントなミュールをもらう。
履物職人のハンスが、ユリアのサイズを知っていたので、無難な色で用意したと話すアデル。
ハンスに頼めば色違いも作成可能とのこと。
早速ためし履きしてみたいというユリア。
ユリアはドレスの裾を持ち上げ履いてみると、軽くて通気性もよいので、とても喜ぶ。
ユリアにとても良く似合うので、アデルも嬉しそうだ。
一方その頃、エリアスと皇太子はロラントでケーキを大量購入していた。
皇太子はてっきり自分たち二人だけの分だと思っていたが、 エリアスはアデルとその家族の分も購入した。
以前は皇太子のことだけ考えてくれたのに、と悲しがる皇太子に呆れるエリアス。
そしてエリアス公爵邸に着くと、皇太子はノエルからアデルが応接室にいることを聞く。
すぐさま応接室に向かう皇太子を、自分がまず断りをいれるからとノエルは慌てて追いかけるが、アデルはクールだから小さいことは気にしないからと、皇太子は聞く耳持たない。
お客様がいると言うノエルの言葉と同時に応接室のドアをあける皇太子。
そこには、ミュール試着中で、ドレスをまくりあげているユリアの姿があった。
タイミングの悪さに固まるルトビッヒ。
アデルとユリアは呆れながらも、皇太子に挨拶する。
アデルは、いくら私が細かいことを気にしないとはいえ、せめてノックぐらいしてください、モナハン侯爵令嬢が驚いているではないかと、苦言する。
ユリアは、いいのよアデル、脚をみられたぐらいでショックで倒れるほどか弱くないからと微笑む。
その言葉が突き刺さる皇太子。
そのへんの貴族令嬢なら絶対に気絶していたのに、やはりとてもたくましいと、アデルはユリアをカッコよく思う。
令嬢の生足を見てしまった皇太子は顔を赤らめ、これは失礼致しましたと一言述べる。
しかし場が静まり返り、皇太子の身の置き場がない。
そこへ、静まり返ってどうかしたのかと、エリアスが応接室にやってきた。
アデルはエリアスに、どうしてこんなに早く戻ってきたのか、お客様が来ることは伝えたはずなのにと聞くと、ロラントのスペシャルケーキをお二人に用意したくてと、ケーキの箱をテーブルに置く彼。
わざわざ買ってきてくれたのかと、嬉しそうなアデルに、アデルの母君の分も届けてあると答える。
そんなエリアスに感動するアデルと、微笑む彼。
ユリアと皇太子は置いてけぼりでイチャイチャムードになるのだった。
そしてアデルの気持ちを自分にひきつけた彼は、勝ち誇った顔でユリアを見る。
ユリアは意味がわからない。
お互いを見つめ合うエリアスとアデルに割って入った皇太子は、客人がいるなら教えてくれとエリアスに訴える。
何か問題があったのかと不思議そうなエリアスに、アデルは皇太子が大失態をおかしたのだと言う。
ユリアは皇太子をちらっと見ると、いいのです、足首をみられたくらい構わないと彼を許す。
許してもらえた皇太子は、そうだよね、それぐらいどうということないよ、アデルなんて膝までまくりあげてたのにと、かなり前に見た話をする。
慌てて口止めするエリアス。幸いにもアデルはよくわかってなかったのだった。
漫画「アデライド」38話の感想
皇太子が登場すると、ほとんどギャグ回になりますね。
彼はアデルなら大丈夫と、いきなりノックもなしに部屋に突撃し、貴族令嬢の素肌を見てしまうという大失態をおかしてしまいます。
相手がユリアだから良かったものの、ロータス令嬢やルイだったら、逆手にとられ求婚されたり大変な目にあいそうです。どちらもアデルのもとには来そうにないのでいいのですが。
自分の株上げにルトビッヒを巻き込んだエリアスは、目論見通り、アデルに感謝され、いい雰囲気になりました。そして何故ライバル視しているのか謎ですが、ユリア相手に満足そうです。
この二人の男たちは一体何をしているのやら(笑)
ルトビッヒとユリアは絡みが多くなってきたので、ルトビッヒの相手、皇太子妃はユリアになるのでしょうか。全くユリアに敵わないルトビッヒですが、尻に敷かれるぐらいがちょうど良さそうですね。
次回は4人で食事になるのか、ルイ側の話になるのか、展開が楽しみですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに