漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기
どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で、脇役であり悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。
そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、ついに敵将の首をとったセザール。
一方カナリアは、毎年恒例の同じ内容のオペラの観劇をしていた。愛国オペラの内容にて先帝が戦場から帰った後、夫人を処刑した話について、カナリアは他の令嬢から皮肉られるが、グレイシーが助けに入る。
どうやらグレイシーとカナリアは親友だと皇宮で噂になっているらしい。そんなはずはと驚くカナリア。
そこへ、セザールが敵将ギオロの首を送ってきたと、皇宮が慌ただしくなる。原作の内容より、かなり早い展開になっているため、カナリアは不安で青ざめるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」18話のネタバレ
セザールが南部へ遠征して4年。彼は皇帝に、凱旋式を挙げてほしいと手紙を送ってきた。
そのことを知ったエブゲニアは怒り心頭だ。
凱旋式に反対しようとするが、何の名分もなく反対はできないと、側近の男は諭す。
エブゲニアは、凱旋式の費用が莫大になることに気づき、それを利用しようと、側近の男に直接セザールを説得するよう命じた。
その男は南部に着いたが、皇子の側近ラヤやミラーから、セザールは重要な会議中であると言われ、なかなか会わせてもらえない。
6時間経ち夕方、ようやく会うことができた。
セザールはかなりリラックスした格好で、とても何時間も会議していたように見えない。
男が持ってきた、皇后からの手紙を読むセザール。内容は、凱旋式要請の撤回だ。
長期に及んだ戦争のため財政が底をつきそうで、凱旋式を挙げることになれば、さらに厳しくなるだろうと説明する男。
だからいつも支援物資が遅いのかと、嫌味を言うセザール。
元老会議の意向も皇后と一緒だと、その男はオロオロしながら話す。
だがセザールは、凱旋式を挙げる意向に変更はないと、皇后の意見を拒否。
個人の栄光のために、帝国の危機を見過ごすのかと、男は非難する。
セザールは笑い、勝利の名誉は、生き残った者戦士した者、全ての兵士達と分かち合うつもりなのだと言う。
しかし、と食い下がろうとする男に、あの女に脅されたのかと言うセザール。
俺は凱旋式で戦死したものの位牌とともに行進するつもりだと言い、政治的な理由で戦死したものを称える行事にまで反対するのが、この先本人の息子にいいことなのか、よく考えてみるようにと、セザールは皇后に伝えるように言う。
決してそんな意味ではないと、男はセザールに取り繕う。
勿論、皇后とお前が高潔であると信じていると言うセザールは、大事な息子を失った遺族もそう思うだろうかと、釘を刺す。
その男は馬車に戻り、メガネを外す。
メガネをし、弱々しく振る舞うことで、相手の警戒心を弱めるためだった。
男はニヤッと笑い、皇子の成長を楽しむのだった。
皇宮にて。
男から報告を聞いたエブゲニアは、イライラし、ティーカップにあたる。
その場にはカナリアもおり、セザールの凱旋式のせいで、エブゲニアはさらにヒステリーを起こすだろうと、不安げだ。
この国で紫色は皇帝の色であり、その色を皇帝以外のものが着ることを許されるのは、凱旋式だけなのである。
皇位継承権第一位の皇子が紫色を身に着け、凱旋式を挙げる姿に、帝国民がどのように感じるかは言うまでもない。
それだけ第一皇子セザールの凱旋式は、大きな意味があるのだ。
エブゲニアは怒りがおさまらず、やはり子供の時に殺しておくべきだったと、物騒なことを口にする。
そのエブゲニアをなだめる側近の男。
彼は原作に登場しないキャラなので、不思議に思ったカナリアが彼を見ると、男と目が合う。
男は、口に指を当て喋らないようにとジェスチャーをしながら、カナリアに微笑む。
その行動に思わず鳥肌が立つ、カナリアなのだった。
漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」18話の感想
エブゲニアの側近の男、銀髪で赤い目の人物なのですが、なんと原作にいないキャラクターのようです。もしかして、カナリアのように転生者だったりして。
わざと人畜無害な男を装ったり、隠れてニヤっとしたりと、何か裏がある人物のようですね。エブゲニアを操っているのではと勘ぐってしまいます。真の敵は銀髪ではないかと。
セザールは軍人のために皇后の要求を蹴ったので、無事凱旋式を挙げられそうですね。カナリアのお手製マントは完成したのでしょうか。
前回、タイムラインが歪んでいることに気づき、カナリアは青ざめていましたが、怪しい登場人物まで増えてしまったので、この先何が起きるか読めなくなってしまいましたね。
彼女の味方は、少数ながらも精鋭ばかりなので大丈夫だとは思うのですが、本人は不安でしょうね。
次回はいよいよ彼が帝都に戻れるのか、凱旋式なのか、カナリアに会えるのか気になりますね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに