漫画「彼女が公爵邸に行った理由」63話の作品内容とあらすじネタバレ

漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」原作Milcha漫画Whale・原題그녀가 공작저로 가야 했던 사정

小説内に転生してしまったレリアナが、生き残るためにある公爵と婚約取引をし、互いに惹かれあっていく、転生系恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、シークレット山脈にて、レリアナが結晶石で殺されそうになった事件を調べていたアダム。関係者は口封じに殺されており、彼は急ぎ帝都に戻る。

一方、ジャスティン・シャマルは、長い休暇を終え、王室近衛隊第一師団団長として復帰。シアトリヒに挨拶する。

ジャスティンが次に好きになった相手は婚約者がいること、ノアは彼の婚約者に夢中なこと、武闘大会でノアとジャスティンは五分のこと等を話す彼ら。

またビビアンからの突然の成婚式の前倒しについて、何か知らないかと皆疑問に思うのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」63話のネタバレ

あの時、レリアナになる直前、花咲凛子が突き落とされた瞬間。

その人物は何やら彼女に言葉をかけたのだった。

やつれたレリアナがぼんやりと目を開ける。

体が重い。

ふと脇をみると、彼女が横たわっているベッドに、ノアが突っ伏していた。

レリアナは彼の髪に触れ、目が覚めた彼は上体を起こす。

呆然とした彼の表情を見て、クスっと笑った彼女は、たどたどしく、おはようと呟く。

ノアはため息をつき、彼女の背中を支え起こすと、水を飲ませようとコップを手渡す。

しかしレリアナは、腕に力が入らずうまく持てない。

咳き込んだ拍子にコップを落としてしまうが、ノアがさっとコップを掴み直したので、こぼさずに済んだ。

ノアは今度は自分が水を口に含み、口移しで彼女に水を飲ませる。

驚き、ノア?と聞く彼女に、そのままキスをするノア。

レリアナはそれを受け入れるのだった。

厨房にて、今日の夕食はどうするのかと料理人に聞かれる執事ロイド。

聞いてくると移動する彼は、これまでのことを回想する。

今回、次期奥様であるレリアナ嬢が倒れてから、邸宅へ神官達が訪れ治療を試みたものの、どんなに神力を注いでも抜け出てしまうといって、快方には向かわなかった。

そのせいで、ご主人様は今にも崩れおちそうなほど、参ってしまった。

そこへ現れたのが、青年姿のヒーカー・デミント。

レリアナはどこかと突如現れた美青年に、ご主人、レリアナ嬢との三角関係かと、ざわめく使用人達。

キデオンは突然来られても困ると対応し、ヒーカーは若造がと騒ぎ立てる。

そのヒーカーにやっとおいついた、やつれまくった首席神官ウェード・デービスが現れ、この人物はヒーカー・デミント大神官聖下だと説明する。

聖騎士らも現れ、ロイドはご主人の恋敵はかなりの大物なのだと勘違いするのだった。

そんなことがあり、あのような傲岸不遜の大神官や、その付き添いのげっそりした首席神官に、夕食のメニューを聞くよりは、半分魂が抜け出ているご主人さまに聞いたほうがいいだろうと、ロイドはノアがこもっているレリアナの部屋に来たのだった。

ドアノブに手をかけようとするが、今扉を開けてはいけない感じがする。

ストレスのせいかなと思い直したロイドは、軽くノックしドアを開けた。

そこには直前までいい雰囲気だったらしい、ご主人と赤面するレリアナの姿が。

完全に入るタイミングを間違ったロイドは、このまま出ていけば何事もなかったようにできないか、何も見てないようにと、ドアを閉めようとする。

しかし、ノアに呼び止められ、何の用かと、なんともいえない笑顔のノアに聞かれてしまう。

青ざめるロイドは、私のことなどお構いなく、そのまま続けてくださいと、心の中で叫ぶのだった。

漫画「彼女が公爵邸に行った理由」63話の感想

レリアナの前世、凛子を突き落としたのは一体誰なのでしょうか。もしかして色々暗躍しているベアトリス・・・? 彼女がどうして友人であるレリアナを狙っているのか理由がわかりませんが、全く関係がないわけでも無さそうですね。

ようやく目覚めたレリアナ。

ノアは口移しで彼女に水を飲ませ始め、彼女も受け入れたところに、間の悪いロイド登場です。あのまま一度ドアを閉め、存在しなかったフリをしようとした彼はいいキャラですね(笑)

原因不明のレリアナの失神は、ヒーカーが来たことでなんとかなったようですね。さすがおじいちゃんです。しかし一体何が原因なのでしょうか。

レリアナを巡る男性の争いは、ノア、ジャスティン、ヒーカー(おじいちゃん枠)の大物揃いになりましたね。

なんとか3人力を合わせ、ベアトリスの陰謀を明らかにし、彼女を守ってほしいですね。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: