漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」3話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、悪妻のあまり皇帝になった夫に処刑される設定の妃として、生まれ変わってしまった主人公が、生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます。

また1~3話までは、ピッコマですぐ読めます。

4話以降は、24時間毎に1話を無料で読めます。

前回のあらすじは、高熱がでてぐったりするカナリアだが、セザールが指示したにも関わらず、侍女らに無視され薬がもらえず死にかける。

怒った彼が自ら薬を飲ませてくれたことで、なんとか回復。彼女は礼はいうものの、何故私を助けたのかと言ってしまうのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」3話のネタバレ

セザールにとって、彼が力をつけないように皇后に押し付けられた花嫁、カナリアは敵であった。

これまで散々皇后に虐げられてきた彼が、それを知らないわけがなかったのに、何故敵である自分を助けたのだろうか。

しかし彼は、彼女が慣れない皇宮での生活に嫌気がさし、実家に帰りたいあまり、悲観して極端な考えになったのだろうと、勘違いしていた。

そして、ここは俺の部屋で俺のベッドであり、死体を自分の部屋から運び出す気はない、まして12歳の女の子の死体など、と言う。

そういう意味じゃないと、カナリアが反論しようとするが、セザールは聞かず、大目に見るのは今日までだと言い放って部屋を出ていく。

敵なのに何故助けたではなく、死にたがっていたのに何故助けたと勘違いされたので、セザールからすれば怒って当然である。

謝った方がいいのかとカナリアが考えていると、皇宮の侍女たちが言い訳をしながら謝りに来た。

重病ではないと勝手に判断してしまいと言うが、ただ面倒くさがっていたのを誤魔化しているだけだ。

皇宮の召使のほとんどは、皇后の息がかかっている。

皇后の実の息子・第二皇子の即位が決まったら、カナリアは追い出される。

そして実家は借金だらけでコネがないため、いかに皇后が選んだ皇子妃であっても、侍女たちは彼女を見下し、さして大事にする気もないのだ。

だがカナリアはあくまでも皇子妃であるため、侍女の不注意で高熱を出したとあっては重罪はまぬがれないはず。

彼女の目標は静かな暮らしと平和な離婚なので、事を荒立てる気はないが、このまま引き下がれば今後も侍女らは彼女を甘く見るだろう。

そうであれば、黙っているわけにはいかないと、侍女をビンタするカナリア。

うまくカナリアを言いくるめられると思っていたのか、侍女はひどく驚いた顔をする。

カナリアは、皇族があなた達のせいで死にかけた、と責める。

私は皇后が直接選ばれた第一皇子の妻であることを、忘れたわけではないでしょうねと念押しし、今日のことは皇后様に詳しく報告すると脅した。

侍女らは慌てて、お許しくださいとすがるが、カナリアは、処罰は皇后様が決めると言い捨て、部屋から出ていくよう命じるのだった。

侍女らが出ていった後、皇后の影響力の強さを実感した彼女は、次の策を練る。

専属侍女のアニーに、皇子の日課を調べてもらったカナリア。

午後に剣術の授業があるのを確認し、これは使えると判断した彼女は、料理長に午後までにフルーツシャーベットを作ってもらうよう、アニーに指示する。

外出の準備も今すぐするようにとカナリアが言うので、予定はないはずだがどうするのかとアニーが聞くと、皇后宮に行き、皇后様に挨拶するつもりだと、彼女は答えるのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」3話の感想

案の定、セザールはカナリアの言葉に怒ってしまいましたね。すぐ和解できるといいのですが。

また皇宮の使用人らに、所詮使い捨てだと思われているカナリアは、死にかけていても面倒をみてもらえない程、冷遇されていますし、見下されています。しかし、まだその時期ではないはずと、彼女は侍女らに立場をわからせようとします。

皇后のもとへ行くようですが、うまく取り入り、皇宮内での立場を確保できるといいですね。セザールとも友好関係を築かなければ、処刑ルートですので、2つの間をうまく行き来しなければなりません。

崖っぷちというタイトルにふさわしい、駆け引きが重要な展開になってきましたね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: