無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 の最新話の内容をまとめました。毎週土曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、皇室との契りを忌々しく思っているケイルアンは、アリスティアには自由に生きてもらいたいと、本当は家を継いでほしくなかった。
母ジェレミアの命日だと知ったアリスティアは、少しだけと思い皇帝の庭園に入る。そこへ、母の好きなサザンカの花束を持ったルブリスもやってきた。気まずい二人。ルブリスはまだ悪夢をみるのかと、彼女に尋ねるのだった。
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漫画「捨てられた皇妃」最新話68話のネタバレ
悪夢はまだ見るのかと聞かれ、辛い記憶のことなら父とアレンにしか話していないのに、何故知っているのかと固まる彼女。
そのことをルブリスが知っているわけない、領地で倒れたときにうなされて余計なことを口走ってしまったのかと、パニックで言葉が出てこない。
その様子を見かねたルブリスは、今の質問は忘れて欲しいと流す。
彼は何か話題はないものか悩み、彼女は早くここから離れなければと悩んでいた。
そこへメイドが来て、ルブリスの持っているサザンカを、今年も部屋に飾りましょうかと申し出る。
今年も、という言葉に、サザンカが好きなのか、自分の母も好きだった、とアリスティアが話しかける。
知っている、と答えるルブリス。
私の母を知っているのかと驚く彼女に、そなたこそ、どうしてあの花が好きなのを知っているのか、命日すら知らないはずだが、と聞き返される。
偶然耳にしたと答えるアリスティアは、母の命日すら彼女が知らずにいたことまで把握していたことに恥ずかしくなる。
そうか、というルブリスの表情は物憂げで、アリスティアの知るいつもの彼ではなかった。
すると、チラチラと雪が降り始めた。
大粒の綿雪で、アリスティアはキレイと喜ぶ。
ルブリスは彼女を散歩に誘う。
庭園を歩く二人。
皇帝の庭園なのに、手入れがされておらず、歩く度に茂った雑草を踏みしめる音がする。
このままだと荒れ果ててしまうと、アリスティアはなんだか悲しくなる。
ルブリスは庭園の真ん中にある、巨大な樹の前に彼女を連れてくると、そろそろ花が咲いて良い頃なのにと、樹を見上げる。
数年に一度この時期に花が咲くらしく、彼は幼い頃一度だけ見たことがあるのだそうだ。
慎ましくも優雅で美しい、シルバーの花が咲くという彼に、シルバーの花を見てみたいと言うアリスティア。
ハッとして、まさか私に花の話をしたのかと、彼女は驚く。
彼は、一つの枝から出た花を二人で分けると、恋が実るという言い伝えがあるデラの花に、少し似ていると説明する。
デラの花は夏に咲く花で、雪のように真っ白な6枚の花弁を恥ずかしそうに開く姿が、初々しい恋人たちのように美しいといわれているものだ。
それに似た花がこの樹に咲くのかと、アリスティアは樹を見上げ、きっととても美しいのでしょうねと微笑む。
そんな彼女の姿をみたルブリスは、人間らしい一面もあるのだなと、口元をゆるめる。
そろそろ戻ろうと、ルブリスは背を向け歩き出し、君は君の母親によく似ていると言うのだった。
その晩、アリスティアは母の肖像画を見ようと部屋に向かったが、鍵がかけられていた。
誰か母のことを知っている人はいないのかと考えていると、後ろでリナとリーグ卿がおしゃべりしているのに気づく。
アリスティアはリーグ卿に、私の母に会ったことはあるかと尋ねると、勿論ですと答える彼。
私は母に似ていますかと彼女が聞くので、ケイルアン閣下ではないだろうし、誰にそのようなことを言われたのかと、不思議そうなリーグ卿。
ルブリス皇太子に言われたと彼女が答えると、あの日夫人を看取ったのは皇太子殿下だったので覚えていたのでしょうという。
思いがけない事実に驚くアリスティアなのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話68話の感想
ルブリスが悪夢と言ったのは、アレンディスからの手紙を盗みみたことも関係しているようですね。アリスティアが困惑したので、この話は流れましたが。
他にも悪夢関係のエピソードが出てくるかもしれません。
ルブリスは彼女によく思われていないことを知っている&アリスティアも彼が怖いので、会話が続かずお互い気まずい関係です。
ですがルブリスは以前のように彼女を色眼鏡で見ることはやめたので、少しずつ関係が改善されていきそうですね。
彼が彼女に、親しくしていたジェレミアによく似ている、と言ったということは、かなり彼女に好意を持ち始めたということでしょうか。
また、アリスティアもルブリスの言葉で、さらに亡き母への興味が高まりました。そこで知った、母の最期を看取ったのはルブリスであるという、驚くべき事実。
最期の言葉を聞いたのはルブリスですね。何故死んだのか、何を話したのか、そして何故娘のアリスティアを突き放したのか。皇室とモニーク家の契りのこともあり、なかなかミステリアスな展開になりそうですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに