漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」
原作YUNSULさん(小説・황제의-외동딸)、漫画RINOさん。
かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、プレツィアとの会談が始まり、息が詰まる彼女。休憩時間に庭園で気分転換をしていると、プレツィア皇帝のハーベルに手を引っ張られる。
ハーベルは幼い頃の黒髪黒目から容姿が変わり、赤髪赤目になり、高身長の美男子に成長していたのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇帝の一人娘」161話のネタバレ
ハーベルは何故か黙り、腕組みをし、じっとリアを眺めている。
人に見られるのは慣れている彼女だったが、こうも露骨にまじまじと見られると、どうしていいかわからない。
気恥ずかしくて、顔が火照ってきた彼女。
すると、会えて嬉しい、会いたかった、と彼女に呟き、さっと立ち去るハーベル。
今のは一体どういうことなんだろうと、火照った顔のままのリアなのだった。
話は変わり、ヴァル視点の日常。
二日酔いには蜂蜜水が効くと言い、ソファにだらしなく腰掛け、それを飲むヴァル。
またパーティーに行っていたのかと呆れるリア。
その情熱を剣の練習に注いだらどうか、パーティーに行くのを減らし練習すれば、サンセにだって勝てるはずだよと、リアは口うるさく言う。
剣は好きだが、別に上を目指しているわけではないので、ヴァルは断る。
彼の子供の頃からの信念は、人生一度きりだから好きなことをする、だ。
リアは何をしてたのか、仕事なのかとヴァルが聞くと、そうよ忙しいのと、疲れ切った表情の彼女。
いくら多忙でも表に出さない彼女が、やけに疲れて見えるので、皇帝陛下が何かしたんだと見当がつく。
リアは皇帝について、殴ってでもあの根性をどうにかしてやりたいが、父だからなんとか堪えた、とかなり怒っている。
アンシップの王家からリア宛に結婚の申請書が来たのだが、うちの娘さんにどういうつもりなのかと、カイテルが使臣の目の前で破ってしまったのだそうだ。
彼女の体裁は気にしてくれないのか、恥ずかしくてどうやって生きていけばいいのかわからないからと、怒っていたのだった。
あのような父を持ち、生まれてからリアがずっと苦労しているのはよく知っているが、カイテルとリアは会話は少ないものの、本当に仲がいいのも、ヴァルはよく知っていた。
あのカイテルが人の顔色を伺うのである。
リアが大人になるにつれ、カイテルは彼女にタジタジになり、どちらが大人かわからなくなってきた。
これが娘というものなのだろう、とヴァルはクスっと笑う。
正直に言うと、リアは相当キツイ性格をしている。何かあれば、子供時代の話をほじくり出して、僕たり双子を脅してくるのだ。
だが、精霊の血を引いているからか、陛下に似た美しい顔は神秘的であり、僕のたった一人の天使である。
そんなリアをハイエナ達から守ってやらないと。
子供の頃はものすごく強く見えた彼女だが、今ではこんなに小さくて、妙な感じだと、彼はまたクスっと笑う。
リアは、何故鼻で笑っているのか気分悪いと睨んでくるので、天使と評価したのは撤回するヴァル。
彼女にぶん殴ると言われても、そんな小さな拳では痛くも痒くもない。
リアは、口答えするヴァルに、サンセは今頃働いているだろうに、と呆れる。
彼女は言うことがなくなると、すぐサンセの話をしてくるので卑怯である。
何故サンセが剣を始めたか知ってるかと、ヴァルがリアに聞くので、どうしてなのかリアが聞きたがるも、教えてあげないという彼。
ヴァルは、伝説の剣をくれるという爺さんの言葉に釣られて、早くから剣を始めた。
サンセの方は、リアと遊ぶ時間がなくなるからと、訓練を受けるのを嫌がっていた。
そんなサンセだったが、ある冬の日、うっかり陶器を割ってしまったサンセをかばおうとした、リアが手に大怪我をしたことがあった。
自分のせいでリアが怪我したことにショックをうけたサンセは、リアが危険なときに何もできなかったのが辛すぎると、強くなるために剣の道を進み始めたのだった。
そう回想していると、リアが改めて、どうしてサンセが剣を始めたのか聞いてくる。
そんな彼女を見て、誰かを守るために剣を握ったサンセが自分より強いのは当然かもしれないなと思い、クスっと笑う。
リアには、サンセに直接聞けと返すのだった。
漫画「皇帝の一人娘」161話の感想
リアをまじまじ見て、会いたかったと言葉を残していくハーベル。一体何を考えているのでしょうか。
子供の頃はリアを見て顔を赤らめていましたが、青年になり、落ち着きましたね。もしかしてリアに求婚するのでしょうかね。そうだとしたら、まとまりそうなプレツィアの会談が荒れそうです。
さて、今回は珍しく、ヴァル視点の話が中心でした。
ヴァルの剣のキッカケが、子供らしくていいですね。伝説の剣(らしいもの)はもらえたのでしょうか。
あの悪魔の双子も大人になり、今では二人共それぞれリアを守ろうとしています。彼女は愛されていますね。
ハイエナからリアを守ると行っているヴァルですが、今後彼女に求婚してくるのは、ハーベルとか大物揃いだと思います。ハーベルもハイエナ扱いされるのか、どうなるか、この先の展開が面白そうです。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに