漫画「彼女が公爵邸に行った理由」57話の作品内容とあらすじネタバレ

漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」

原作Milcha氏、絵Whale氏作の韓国発、転生恋愛ファンタジー漫画です。

──何者かに突き落とされ転落死した凛子は、読んでいた小説内のレリアナ・マクミランに転生する。しかしこのレリアナは婚約者に毒殺される設定だったため、生き延びるために、ノア・ウィンナイト公爵と婚約取引をするのだった──

毎週金曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、レリアナの前に現れたのはノアから派遣された護衛騎士のウィートンであり、彼女をノアのもとへ案内すると言う。

しかしタイミング悪く、第一側室ソロソ・チェイモスが現れ、彼女を自分の宮に誘う。ことわれなかった彼女は、彼女をよく思わない旧貴族の婦人の集まりに参加することになり、夜遅くぼろぼその状態で部屋に戻る羽目に。

ウィートンは、今度は馬車を城の裏手に用意すると提案するのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」57話のネタバレ

夜、メイドの格好をしてテラスに立つレリアナ。

逃げよう、と。

ノアがレリアナを奪いに来る頃だと、なぜか察したシアトリヒは、急に離れの警備を強化した。

レリアナとの親交を誇示したいソロソは、頻繁にレリアナを呼び出した。

以上のことからレリアナは心底疲れ切っていたようだ。

ウィートンは、夜中の12時に離れと近い城の裏側に馬車を用意すると言ってくれたため、外にさえ出ればメイドのフリして脱出することができる。

下を見下ろし、ここは3階のため、ここを降り、さらに2階と1階のテラスを抜けれいい、そんなに難しくはないようだと考える彼女。

今この離れに泊まっているのはレリアナしかいないと聞いていたので、チャンスであった。

大丈夫、できるわ、手すりをまたぐ彼女。

手すりから宙ぶらりんになるレリアナの身体。

思ったより高い。

全然容易ではなかった。もし落ちてしまったら、大変なことになるのでは・・・・

すると下から咳払いが聞こえる。

レリアナは、誰かいるのか、いないよねと声の主に聞く。

いないと言いたいところだがいます、と答えられ、脱出劇は失敗した。

しっかり受け止めるから降りてきてくださいと言われ、驚くレリアナ。

早く手を離すよう急かされるが、落下が恐ろしくてできない彼女。

しかし手がもう身体を支えきれず、テラスから落ちてしまう。

そんな彼女を受け止めたのは、なんとジャスティン・シャマルだった。

この間会ったときは人違いで、今日は部屋を間違ったのかと微笑みかけられる。

ご無沙汰してますと、かなり気まずいレリアナ。

何をしていたのかとジャスティンにつっこまれ、散歩していたのだと苦し紛れの言い訳をする。

彼は、久しぶりに帰ってきたら、手すりにぶら下がる散歩が流行っているとはと笑う。

抱えていたレリアナを地面に降ろすと、ジャスティンから手紙が落ちた。

レリアナが、何かおちましたよと、さっと拾い上げると、動揺するジャスティン。

その手紙には、今もあなたのことを想っている、夜のジヨンナで待っている、という愛の告白が書かれていた。

お互い気まずくなり、レリアナは彼に手紙を返すと、ジャスティンは手紙を握り潰し、昔の女性だと答える。

こんな夜更けにテラスで、昔の女性からの手紙を見ているだなんて、未練があるようだと思うレリアナ。

寂しそうな彼の顔をみて、自分の感情を押し殺せる人でも無さそうだと。

レリアナは話を変え、二度目の恩人ですねと、彼に言う。

一度目はお墓だと離す彼女に、飲み友達関係を気に入ってもらえたようだと微笑むジャスティン。

とても、と答えレリアナ。

彼女の服装を見て、城で働いているのかと聞く彼に、適当に返事する彼女。

政略結婚を控えた侍女なのかと、ジャスティンは不思議そうだ。

それならば、部屋までお酒を持ってきてくれないかと彼女に頼む。

お酒の保管場所がわからないレリアナだが、とりあえず了承し、二人はそこで別れる。

ジャスティンはそっと握りつぶした手紙を捨てるのだった。

その後レリアナは飲み物をもってジャスティンの部屋に行き、メモを書く。

今日も脱走失敗したと、そそくさと自分の部屋へ戻る彼女。

しばらくした後、ジャスティンが彼の部屋に戻ると、床に指輪が落ちているのを見つけ、拾い眺める。

そして机の上に飲み物と、「気分が乗らないときは、友達と一緒にお酒を飲むのが一番」と書かれたメモがあるのに気づき、フッと笑い優しい顔になるのだった。

漫画「彼女が公爵邸に行った理由」57話の感想

シアトリヒと、何度も彼女を呼び出すソロソ・チェイモスに苦戦するレリアナは、ウィートンの提案に乗って逃げることにします。

しかし思ったよりテラスが高く、ジャスティンに助けられることに。3階って高いですよね。思いきった彼女がすごいです。

さてジャスティンは久々の登場ですね。離れとはいえ王の城にいるのは、やはり妹が正妃になるから、王族扱いで出入りしているのでしょうか。

ノアのライバルとなりそうなジャスティン。レリアナの元ライバル、ビビアンの兄ですね。

兄弟そろって主人公のライバルになってますが、ビビアンは最近どうしているのでしょうか。ベアトリスに利用されているようなので、心配ですね。

ノアは前回は遅くまで城の外で待っていて、今回も失敗となれば、いい加減彼女に会えなくてイライラしていそうですね。

今回ジャスティンが拾った指輪は、ノアからレリアナに贈られた婚約指輪でしょうか。ストレスで痩せたのか指輪がスルッと動く(48話)と書かれていたので、スルっと抜けたのかもしれません。

大事な指輪が他の男の手に渡るという、ややこしいことになってしまいましたね。すぐ戻ってくるといいのですが。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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