ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」
原作 Usonan ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )、漫画 Wookjakga 。
──人類を襲った最悪の災害・影の迷宮にて、最後まで生き残った6人のうちの1人デジール・アルマン。ラスボスの討伐に失敗し、人類は滅亡。死んだはずの彼は何故か13年前に転生した──
毎週木曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、ブランシウムの細剣を装備したプラムは、圧倒的な速度で野蛮人の体を斬りつけていく。
だが、攻撃が浅く、大したダメージにならない。しかも攻撃を読まれ重たい一撃をくらってしまう。
ふと細剣の柄に刻まれている文字に気づき、おそらくその内容まで把握しているデジールに感心し、決意を新たにもう一度野蛮人に戦いを挑む。
野蛮人のフェイントを読みながら攻撃をしかけるプラムだが、残酷にもプラムの体を野蛮人の大剣が引き裂くのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
全話一覧はコチラ
漫画「帰還者の魔法は特別です」21話のネタバレ
プラムがやられたと思い、彼の名を呼ぶデジール。
しかし野蛮人には手ごたえがなく、大剣が途中で折られているのに気づく。
プラムが一撃で大剣を斬り飛ばしたのだった。
さっと体勢を変え、柄で野蛮人の顎を突き上げるプラム。
脳震盪を起こし、その場に崩れる野蛮人。
決着はつき、慌ててデジールがプラムに駆け寄ると、この剣がなければ負けていただろう、野蛮人は本当に強いと話すプラム。
怪我の方も少し痛むが大丈夫だと話す。
デジールはウズルに、これで満足かと言い、ここから出ようとする。
しかし、出れると思っているのかとウズルは笑い出し、その扉はキフーレ産の鉄で作られたものだから、そこで寝ている野蛮人でないと開けられない、つまりブランシウムを寄越さないとここから出れないのだと言う。
野蛮人を倒したことは褒めてやるが、その扉が開かれるときはウズルの護衛が来た時だ、痛い目に遭いたくなければと脅す。
しかしプラムは難なくスパッと鉄の扉を斬り、二人は出ていく。
理解が追い付かないウズル。
その後、商店街を必死に走りぬけ、逃げ切るデジール達。
全く息切れしないプラムに対し、デジールは持久力が無く、肩で荒く息をする。
ふと目に入ったプラムのその手が、父が残してくれた細剣を握り締めているのをみて、微笑むデジールなのだった。
落ち着いた彼らは、露店を眺めながら歩いていた。
デジールは何か食べるかとプラムに聞くと、顔を真っ赤にして慌てるプラム。
デジールはそんな彼をみて、自分がウズルを挑発したのだから礼はいらない、むしろ自分の方が感謝してると話す。
プラムの事情を聞いて放っておけなかった、うちのパーティーのメンバーだからと、デジールはプラムに串焼きを笑顔で渡した。
涙がこぼれるプラム。
この学園に入学した理由は父を探すためだけで、その理由が崩れたときは自暴自棄になってしまっていた。
それでなんのあてもなく、なんとなく生きていこうと思うだけだった自分を、デジールが拾い、進むべき道を示してくれたのだ。
これからは、彼が切り開いてくれた道をただ突き進むのみだ、父が残してくれた「余の雛鳥が道に迷わぬように」という言葉とともに。
そして泣きながら串焼きを頬張るプラムなのだった。
その頃、アルファクラスの専用食堂にて、ロマンティカが誰かを待っていた。
平民の子がいると、まわりにじろじろ見られ、恥ずかしい彼女。
そこへ、お待たせと現れたのは、彼女にケムヴィーンを渡した男・ハーデンだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」21話の感想
ブランシウムは羽根のように軽いのに、鉄程度であれば容易に切断できるという、すごい金属ですね。
大剣を斬り飛ばしたのを見たわりに、なぜウズルがあんなに鉄扉で強気になったのか謎です。あっさり脱出され、ポカーンとしていましたね。想定外のことが起きすぎたようで、魂抜けた顔してました。
さて、プラムはデジールのおかげで勘違いしていた父の愛情に気づき、生きる目的を取り戻しました。そんなデジールを尊敬し、彼のことがどんどん大好きになっていくプラム。まるで子犬のようですね。
利害関係ではなく、精神的な結びつきの強いパーティーメンバーができあがりました。
もう一人のパーティーメンバーのロマンティカですが、恥を忍んで会いにいったのは、まさかのハーデンです。
デジールに新しい魔法使いの力を引き出してもらった彼女なので、今更ハーデン側にはいかないでしょう。
と、するとケムヴィーンを返却しに行ったのでしょうか。そうだとしたら、かなり険悪なことになりそうですね。
まとめ
・プラムは野蛮人の大剣を折り、柄で殴り失神させる。無事ウズルの店から脱出。
・プラムはすすむべき道を示してくれたデジールに、心から感謝する
・ロマンティカはハーデンと待ち合わせをしていた
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに