漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」21話のネタバレと感想!あらすじまとめ

漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」

原作sosori、漫画Antstudioの、スケルトン兵士が主役の転生ファンタジー漫画です。

──ご主人であるサキュバスを守ることができず死んでしまった骸骨兵士。彼はいきなり20年前の自分がネクロマンサーに召喚された時に転生する。しかも何度死んでも、記憶とステータスを持ったまま蘇ることができるようになった。今度こそご主人を守るため、彼は強くなることを決意する──

毎週土曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、洞窟を出た彼は、置いてけぼりで怒るレナを金貨でなだめる。機嫌が直った彼女は彼を、自分のギルド支部へ連れて行く。

そこは保育園だった。園長のライムが、彼の正体にすぐ気づき、気にしないで鎧を脱ぐと良いと話す。そこへ他の保育園が子供を拉致しにやってっきた。

ライムが対応し、そいつらを溶かして排除。改めて、自分はT&Tギルド東南部支部長、スライムだと名乗るのだった。

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漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」21話のネタバレ

その場に残ったものは、スライム園長が溶かした不審者達の装備品のみ。

彼が園長に、一体何者かと聞くと、チェンジリング(取替っ子)のスライムだと言う。

彼と同じように、人間世界に紛れ込んだ生物なのだと。

知性を持つスライムはかなり希少らしいが、まさか実際に遭遇するとはおもわなかった彼。

もう大丈夫と、さらわれそうだった子供を抱きしめる園長に、先ほどの奴らは貴族が絡んでいるようだが、仕返しされたり大丈夫なのかと彼が聞く。

園長は、人間のギルドに加入しているから、それぐらいなんとでもなると、にこやかながらも怪しく微笑む。

やれやれと思う彼と、ほら見ろと言わんばかりのレナなのだった。

園長室に戻り、園長が飲み物を用意する。

何故スライムが保育園をしているのかとの話になり、スライムには性別や親子関係がなく、さらに 小さい頃の形態を維持しながら成長する他の種族と違い、人間は成長とともに変化していくので、そこに惹かれたのだと園長は説明する。

スライムという種族は変幻自在と言われるが、それは形だけであり、逆に何者にもなれないのがスライムなのだと陰鬱な目をする園長。

ふと彼に、骸骨姿の方が話しやすければ、骸骨の姿になろうか聞くので、彼は拒否し、何故骸骨だとわかったのかと逆に尋ねる。

レナが、園長は鑑定士なのだと答える。

種族の特性を生かしたもので、その鑑定能力のおかげでギルド内では一目置かれているのだという。

そして、レナの恩人である彼に、お礼として何か鑑定したいものがあれば、サービスでやってくれるそうだ。

ではこれを、と彼が取り出したのは、女王クモ討伐で入手した紅玉だ。

園長は両手で紅玉を持つと、手をドロドロのスライム状にし、紅玉を包み込んだ。

そんな園長の姿を見て、レナが骸骨である自分を警戒しなかったのは、幼い頃からこのような園長の姿をみていたからかと納得する。

紅玉の鑑定が終わると同時に、彼の目の前にウィンドウが開く。

「ウェブスリンガーの紅玉」「一次進化(クラスチェンジ)の材料として使用可能」、このアイテムを使用して進化する場合、クモ系モンスターの親和度があがり、昆虫類モンスターへの攻撃力がほんの少し上昇、進化の糸口を獲得した、と表示された。

園長は、この紅玉は非常に価値の高い宝石で、長い間、人間の血と精気を吸い込んでできたようだと説明する。

すると突然彼の同化率が減少し、頭痛に苦しむ彼。

心配する園長に、大丈夫だと言う。

他にも何か鑑定しようかと聞かれたので、鑑定はもういいので、もし剣があるならもらえないかと頼む。

そうであれば、鎧も修理する必要があるし、村の鍛冶屋に行くと言う園長。

そこまでする必要はと彼が遠慮すると、レナが世話になった礼だからと話す園長は、空き部屋も貸し休ませてくれるという。

彼はその言葉に甘えることにした。

夜、クラスチェンジができるという紅玉を触りながら、窓辺であれこれ考えている彼。

鎧を修理に出したので、骨だけの姿だ。

そこへレナがやってきた。

子供たちは寝たのか、一緒に寝ないのかと彼が聞くと、皆寝たが一緒に寝たら別れがたくなるからと答える彼女。

いつか子供たちと一緒に暮らせる日がくればいいなと、彼女は悲しそうな目をする。

そして彼女は、彼にペンダントを渡す。

そのペンダントは、女王クモのダンジョンに入ったばかりのときに、大事なものだから預かっていてほしいと彼に渡してきたものだ。(14話参照)

その時は、彼がなりふり構わずグラスミアの火をまき散らしたことで、彼も彼女も焼け死んでしまったが。

それを思い出し、これは・・・とつぶやく彼。

レナがこの保育園に捨てられたときに、首にかけてあったものだそうだ。

何故私に渡すのかと彼が聞くと、いつかレナが支部長になって、騎士の目的も果たせたら・・・、

私と一緒に暮らしませんかと、レナは彼に気持ちを伝えるのだった。

漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」21話の感想

スライム園長は鑑定もできるのですね。支部長だけあって多能ですね。

そしてそれで判明した、紅玉の効果。クラスチェンジとのことですが、骸骨兵士から骸骨騎士にとか、メイジになったりとか、いくつかたまると元の人間の姿に戻れたりとかあるんですかね・・・?今回のものは昆虫系になるのかな。

また、レナが骸骨である彼に、始めから全く拒否感がなく、好意を抱いていました。それは、スライム園長を小さい頃から見ていたからでしたが、まさか、彼に愛の告白をするとは思いませんでした。そこまで惚れていたんですね。

ネクロマンサーの恋人シナリオ効果でしょうか。そうなると、レナ本人の意志でなく、何者かの脚本に誘導されているのではと疑ってしまいますが、できればそうあってほしくないですね。

ただ、彼にはご主人のサキュバスという、絶対に譲れない存在がいます。守ると誓ったルビアもいます。勿論レナも大事な存在なのですが、彼はどう答えるのでしょうか。

しかし久々に骸骨感全開の彼を見ましたね(笑)鎧も脱いでかなりリラックスした感じです。

ちなみに、スライム園長が話したチェンジリング、どう調べても取り替えっ子の意味しかでてこないので、赤ん坊や子供に擬態した彼を、誰かの身代わりにこの保育園に置いて行った、ということなんですかね?まだ謎の多い人物ですね。

まとめ

・園長は、人間社会に紛れ込んだスライムで、人間のギルドに所属しており、鑑定士の能力もある

・女王クモから入手した紅玉は、クモ系のクラスチェンジの作用があるようだ

・レナが支部長になり、彼の旅が終わった暁には、彼と一緒にいたいとレナから愛の告白があった


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: