漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「外科医エリーゼ」
原作 yuin氏、漫画 mini氏の韓国発、大人気の恋愛ファンタジー漫画です。
毎週水曜日に最新話が更新されます 。
前回のあらすじは、アルハードを助けるにはかなり高度な技術が必要になり、覚悟を決め手術を続行するエリーゼ。メスが手りゅう弾に当たってしまい、家族、ロン、そしてリンデンを思い浮かべる。しかし不発弾であったため、事なきを得る。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「外科医エリーゼ」最新話66話のネタバレ
ようやく危険な手術が終わったエリーゼとミハイル。
彼は、アルバートはこれからどうなるのかと彼女に聞くと、少し治療した後、これ以上戦闘を続けられないので本国に移送されるだろうと答えてもらう。
エリーゼは、リハビリも必要だからアルバートの戦いはこれからが本番だろうと考えた。
お腹の手術は成功したので問題ないが、足の負傷は次期党首として復帰するのは難しいだろうと。
ひとまず休もうと言うミハイルに、殿下、と呼んでしまい注意されるエリーゼ。ミル、と呼びなおし微笑むのだった。
すると足音が聞こえ、誰も近づかないように警告したはずなのに、誰だと、ミハイルが怒鳴る。
いたのはガルト准将と部下。
またこうして会うことになるとは残念だというガルト准将。見逃してほしいと茶化すミハイル。
仕事なのでと断る准将が告げた罪状は、総司令官暴行罪であり、ミハイルはしばらく営巣に入ることになるそうだ。
つまり、もうリンデンは目を覚ましたのだった。
兄弟喧嘩の一つや二つあって当たり前なのに、まさか本当に営巣送りになるとはとミハイルは不服だ。
謝ろうと思ってたのに、兄上は心が狭い。
お縄になったミハイルに、初めてでもないのにどうしてそんなに嫌がっているのかと言うガルト准将。
ゴキブリが出るから嫌だと言うミハイルだが、体に害はないからと却下される。
ガルト准将はエリーゼに、総司令官が手術の成功を気にしていると、彼女に結果を尋ねる。
先ほど無事に終了彼女が答えると、准将は部下にすぐ報告に向かわせた。
ガルト准将は、エリーゼも連行するという。
罪状は上官の命令不服従だそうだ。
さすがに准将は申し訳なさそうだが、職務を遂行するのだった。
その頃、クリミア半島のシンフェポリでは、帝国がすぐ近くまで迫ってきていたため、市民がとても不安になっていると半島の有力者がニコラスに訴えた。
そう言う貴方が不安になっているのでは、我々が信用できないのかとニコラスは不満げだ。
空帝も剣帝も雷帝もすべて、ニコラス閣下の相手ではないことはよく理解していると慌てて取り繕う有力者。
そうであれば、怯えたしっぽをしまってさっさと出て行けとニコラスは凄んだ。
男は頭に血が上ったが、ぐっとこらえ退室した。
ニコラスの脇にいた青年ファビアンは、あれでも半島に影響力のある人物なので、少し言い過ぎではとニコラスに言う。
ニコラスは、どうせこの戦争が終わったら始末する奴だから問題ないと笑う。
帝国軍さえ追い払えば、この半島には共和国の言いなりとなる傀儡政府を立てる予定だと。
ニコラスは話を変え、ニコラスの作戦を見破ったのがエリーゼだというのは本当かと尋ねる。そのようだと答えるファビアン。
この俺の作戦を二度も破るとは、この借りは必ず返してやると、ニコラスは痛む傷口を抑え憎悪を募らせる。
ニコラスとファビアンは、黒い大陸から数日で例の物が届くこと、供え物にする剣騎士団の捕虜にはできる限りの待遇をし、ニコラスの指示通りムーア人を世話役につけたことを話し合う。
ファビアンは、必ずしもこの方法を使う必要があったのかとニコラスに聞く。
あまりにも非道徳的で、外部に漏れれば自国内でも非難されるからだ。
ニコラスは、戦争というものはどんな手段を使っても結果的に勝てば正当化されるのだと話す。
なおもファビアンは、失敗したらどうするのか、その上帝国軍にはデイム・クロレンスがいると訴える。
これ以上は口答えするな、計画に狂いが起こらないよう捕虜でも見て来いと怒鳴るニコラス。
ファビアンは仕方なく指示に従うのだった。
一方、ガルト准将に連行されたエリーゼが着いた場所は、豪華な部屋だった。
指示があるまで、この部屋で自宅謹慎するようにとの命令だそうだ。
まだ正式に式を挙げたわけじゃないから礼法上問題があるかもしれないが、皇太子殿下直々のご命令なのでと准将は説明する。
部屋が豪華すぎるとためらうエリーゼ。食事は兵士が運ぶこと、浴槽とお手洗いもあるので自由に使えることの説明を受ける。
エリーゼが待遇の良さに驚いていると、ガルト准将に総司令官から伝言が入る。
あとで総司令官は来るが、先に「よくやったご苦労だった」の伝言を伝えるようにとのことなのでと彼は彼女に伝える。
そして准将自身も、個人的に彼女を尊敬していると話す。
さっきまでは総司令官はかなり怒っているようだったのだが、夫婦喧嘩くらいどこでもあるものですよねと言われ、まだそんな仲ではないと慌てるエリーゼ。
皇宮の親衛隊出身の准将は、幼いころのリンデンをよく知っており、本来の殿下は可愛いお方なので早めに和解するよう彼女に話す。
ガルト准将が去った後、部屋着に着替えた彼女はベッドに座り一息つく。
リンデンはもしかして、自分を休ませようとしてくれたのかと考える彼女。
ねぎらいの言葉までかけてくれるほど優しい人物であったか。
なぜ私のことを気にかけてくれるのかよくわからないが、ひとまず寝てからにしようと横になる。
なんだか気が少し楽になったと思うエリーゼなのだった。
漫画「外科医エリーゼ」最新話66話の感想
アルハードの危険手術がようやく終わったところで、営倉に連れて行かれるミハイル。リンデンとミハイルは異母兄弟ですが、お固いリンデンは身内だからと笑って見過ごしはしないようですね。
しかし自分の愛する女性を死の危険にさらした、全体の利を考えなかった、総司令官に異能まで使って暴力を振るったわけですから、許せない気持ちもわかるので、営倉送りが一番しっくりくる判断なのでしょう。
これ以上重くても軽くても、溝ができそうですもんね。
そしてエリーゼも連行されてしまいます。
准将のくちぶりから、どうみてもリンデンの部屋に。
危なっかしい彼女を手元で、一番安全なところで守りたい彼の思いなのでしょう。
部屋に戻ってきたリンデンと、どのような日々を送るのか気になりますね。エリーゼ相手だとかなりぎこちない彼が、スマートに行動できるか心配です。
さて、共和国軍ニコラスが出てきました。
エリーゼに作戦を見抜かれ、リンデンに対策を練られてしまったので、右まぶた付近を負傷し傷跡が残ってしまいました。
始めはエリーゼを手に入れようとしていましたが、ここまで彼女に苦しめられたらもはや憎しみしか湧いてきません。
黒い大陸、供え物と、何か怪しげな魔術を行いそうなニコラス。
とうとう非道徳的な手段に手を出すようです。
ファビアンが、エリーゼもいる、と言っているので、医療系の問題を引き起こすのでしょうか。
捕虜に伝染病のようなものを感染させて、帝国軍に戻すのでしょうか。そのために、今は健康にさせて病気が発生しないよう体力を温存するべく、管理しているのかもしれないですね。
さて次回どんなことが起きるのか、リンデンはエリーゼとどう過ごすのか、楽しみになりましたね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに