漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」
原作Milcha氏、絵Whale氏作の韓国発、転生恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に更新されます。
前回のあらすじは、気が合い会話が弾むレリアナとジャスティン。ベアトリスのことで悩む彼女に、彼はレリアナの好きなように生きたら良いとアドバイスする。お互い名前も知らぬまま別れ、帰宅するのだった。
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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」50話のネタバレ
ジャスティンと別れ帰宅したレリアナは身体がすっかり冷えてしまい、風邪をひいた。
慌てる使用人達。
彼女を暖炉の前に移動させ、毛布をかけ、特製のカクテルを飲ませる。
おまけに冷えるだろうと手を握ってくれる。
あまりの過保護っぷりに、恥ずかしくなるレリアナ。
侍女のヘイリーが用で席を外し、レリアナは1人暖炉の前で暖まる。
今日の出来事を思い返す。
墓の位置が変わったこと、ベアトリスに会えなかったこと、レリアナ・マクミランが生きているから、未来は完全に変わったのだと彼女は考える。
ただ、墓地はノアとベアトリスが初めて出会うところだから、彼女が現れると信じたかった。
もうレリアナはどうこうできないのかもしれない。
薄着で外出したせいで風邪をひき、寒気までしてきた。
大神官の祝福を受ければ一年は風邪をひかないらしいのに、うまくはいかないものである。彼女は身体のだるさと戦う。
そこへノアがやってきて、冬が近いのに外で遊んで風邪をひいたのか、皆がそう話している、と様子を見にきた。
レリアナは、ノアのためにベアトリスを探しに行ったと反論しようとしたが、突然そんなことを言っても意味不明だろうと黙る。
ノアは彼女の頬に手の甲をあて熱を計り、顔を近づけ容態をみようとする。
レリアナからはほんのりお酒の匂いがするので、彼女は使用人のロイド特製の風邪用カクテルを飲んだと話す。
それでそこから動けないのかと、彼は彼女を抱き上げる。
突然のことに、彼女はちょっと待ってと言うが、ろれつが回っておらず、相当飲んだことがバレる。
また吐くつもりかと言われ、いつのときの話を持ち出すのか、そもそも吐いてないしと彼女はのぼせた顔で反論する。
ノアは聞き流し、彼女を抱いたまま部屋へ運ぼうと歩く。
レリアナは鼓動が早くなるのを感じる。お酒のせいなのだろうか。
薄暗い廊下を歩く彼の横顔を、月のあかりが照らす。
レリアナは熱があるのか赤らんだ顔で、ぼんやりと彼を見つめていた。
最近あなたが優しく思えておかしいと、彼に身を預けるレリアナ。
そんな風に思ってくれてるとは知らなかったと答える彼。
彼はレリアナをベッドに寝かせ、熱が高いから早く寝ろと促す。
レリアナは彼の手を握り、まだ話は終わってないと引き止める。
何だ、という彼。
最近あなたのことが気になるの、と呟く彼女。
ノアは目を見開いて固まる。
レリアナはくしゃみを連発し、身体がだるすぎて限界なので寝ようと目を閉じた。
ノアは彼女の顎に手をあて、風邪を治してやろうかと言う。
レリアナはもう寝落ち寸前のぼんやりした状態で、どうやってと呟く。
風邪は移すのが一番だというノアは、眠り落ちた彼女の頬を撫でた。
だからこれは風邪のせい──
ノアはレリアナに口づけをするのだった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」50話の感想
ついにノアとレリアナの仲が進展しましたね。
レリアナが高熱&酔いのせいで朦朧としていたため、無意識にノアに好意を伝えていました。ノアはさぞびっくりしたでしょう。
昼間ジャスティンに言われた、自分の思う通りに生きて良いとの言葉が、彼女を少し素直にしたのかもしれませんね。
しかし彼女は眠っているので、キスされたこと気づいてなさそう・・・
一方ノアは、今まで他人に言われてもどこか無自覚な様子でしたが、今回は自分の気持ちをハッキリと示しましたね。
ひとまず今回でシーズン1は終了です。すぐシーズン2が始まると思いますが、彼と彼女の仲に変化があるのか気になりますね。
そしてなかなか姿を現さず、影で動いているベアトリスの思惑は一体何なのか、そのあたりのことも進展があるといいですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに