ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」
原作 Usonan ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )、漫画 Wookjakga 。
──人類を襲った最悪の災害・影の迷宮にて、最後まで生き残った6人のうちの1人デジール・アルマン。ラスボスの討伐に失敗し、人類は滅亡。死んだはずの彼は何故か13年前に転生した──
毎週木曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、ハーデンに交際を申し込まれた上、贈り物まで渡されたロマンティカは返事を延期する。デジールは彼女をパーティに誘うが、彼女が苦しむ羽目になる決断をしようとしていたので、脅す形で彼女が自分の仲間になるように仕向けるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「帰還者の魔法は特別です」11話のネタバレ
ロマンティカがベータクラスになった理由、それは入試で平民デジールに負けたからではない。
真実を知るデジールは、人に聞かれると大変だから外で話そうと彼女を連れ出した。
ロマンティカは、誰にも話していないか確認する。
デジール本人は話してはいないが、その事実を知っている教授は沢山いることを教えた。
だからこそ彼女がベータになったのだ。
ロマンティカは、ここはフリレチア王国から数百キロも離れているのに、彼らが知っているわけないと叫ぶ。
デジールは、ヘブリオンの情報収集力を舐めてはいけないという。
フリレチア王国で貿易により富を得た平民の商人一族が、貧しい男爵から金で爵位を買い取り、エルという姓を得たこと。
ロマンティカの一族は金で無理やり貴族になったのだと彼は言う。
そのときロマンティカは4歳。
血は平民であることに変わりはなく、このことを知っている教授の一人・ニフレカ教授は、ロマンティカが誘われたブルームーンパーティの顧問なのである。
さらにニフレカは平民を極度に嫌っており、彼女が当てにしているハーデンは同じく平民嫌いなのはさっきのやりとりで彼女自身理解できたことだ。
そこまで説明すると、デジールは自分のパーティに入るかどうするか、彼女に聞く。
脅しで人を集めてもうまくいくわけがないと答える彼女。
デジールは、それもそうだ、では一ヶ月間やってみて気に入らないなら辞めてもいい、と条件を出した。
ロマンティカは、デジールを胡散臭く感じる。
だがデジールは、パーティに入ってくれるのだろうと握手を求める。
握手する二人。
ロマンティカは、その笑顔ムカつくんだけど、と言いながら。
そして食堂にて一緒に昼食を摂る二人。
平民が食べるものは、石のように固くてまずいパンだった。
なかなか食が進まない彼女は、よく食べれるわねとデジールに言う。
彼は、食べられない程じゃないと言う。オークの肉よりマシだろうと。
オークは絶滅したから今のって比喩だよねと、想像して吐きそうになる彼女。
ロマンティカはパンをシチューに押し付けながら、パーティを立ち上げるには最低3人は必要で、今はロマンティカとデジールしかいない状態でどうするのかと聞く。
ベータクラスといえども、いいパーティは既にいくつかあるので、何の実績もないデジールのパーティは誰も見向きもしないのではないかと彼女は心配なのだ。
デジールはニコっと微笑むと、最初は文句ばかり言っていたのに結構真剣に考えてくれてるんだなと言う。
ロマンティカは顔真っ赤にして、このパーティがうまくいかないと一ヶ月間苦労ばかりになりそうだから不安なだけと、バタバタ手を振り回して否定する。
デジールのためじゃないと起こった彼女は、笑うなとデジールにスプーンをぶつける。
デジールは、パーティの認可は知り合いの教授がいるから問題ない、パーティメンバーについてももう一人候補がいるから説得できればOKだと説明する。
それなら早く言ってよ、と彼女は叫ぶのだった。
デジールはロマンティカを連れ、もう一人の候補の所へ向かう。
そこはアルファとベータの合同授業が行われる闘技場で、アルファクラスの貴族らは設備がしょぼいとぼやいていた。
真ん中1段高くなった闘技台が4つあり、四方を観覧するための席が階段状に囲んでいた。
観覧席に座る二人。肝心の候補の名前はプラム・シュナイザー。
彼は影の迷宮で9年も生き抜いたベータクラスの剣士である。
彼の天才的な才能と磨きかかった剣捌き、まちがいなくソードマスターに値するものだ。
デジールはロマンティカに、プラム・シュナイザーはベータで一番強い剣士だと説明する。
そして彼がちょうどでてきたので、デジールは彼女に彼がそうだと教える。
そこには前屈運動をする、水色の髪の幼い少年がいたのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」11話の感想
ロマンティカは一族そのものが平民だったんですね。それで遠く離れたヘブリオン学園なら身分がバレずに済むと思っていたと。
しかしながら、教授たちは何人か知っており、平民のベータに落とされてしまいました。転生前でも同じことが起こっていたのでしょうね。
それでハーデンの誘いのままブルームーンパーティに入ると、ひどい差別を受けていた過去があったのでしょう。今回はデジールのおかげで回避できそうです。
彼女と彼のパーティですが、もう一人必要なところでプラムという少年が登場しました。
かなり幼い容姿です。ヘブリオン学園には年齢制限は特にないのでしょうか。
貴族と平民で差別し、実力主義ではないはずなのに、その辺りは才能があれば何歳でも試験を受けれるということなんですかね。
それともただの童顔なのかな?デジールらが高校生位に見える中、プラムの見た目は小学生です。
そんな彼がどのような剣術をするのか、デジールらはうまく説得できるのか気になるところですね。
まとめ
・ロマンティカの一族は金で爵位を買った平民のため、ベータクラスに入れられた
・パーティの立ち上げには3人以上のメンバーと教授の認可が必要
・3人目のメンバー候補はプラム・シュナイザーというベータの凄腕剣士
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに