漫画「彼女が公爵邸に行った理由」49話の作品内容とあらすじネタバレ

漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」

原作Milcha氏、絵Whale氏作の韓国発、転生恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に更新されます。

前回のあらすじは、原作ではベアトリスが現れるはずだった玉璽の埋まっているロバート・ウィンナイトの墓へ、急ぎ馬を走らすレリアナ。しかし、墓は公爵領地へ移動されており、ベアトリスもいなかった。代わりにいたのは、ロバートの友人のジャスティン・シャマル。初対面の二人だが、これも何かの縁だとジャスティンは酒を飲もうと誘うのだった。

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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」49話のネタバレ

気が合い、話が弾むレリアナとジャスティン。

ところで、先程誰かと私を間違えたようだが、その人物は恋人かとジャスティンは尋ねる。

レリアナはなんて答えようかと視線を下に落とすと、自分が慌てすぎて片方だけスリッパを履いていることに気づく。

状況的に、彼はレリアナが故人である恋人を恋い焦がれているのだと思い、お酒を誘ってくれたのかと彼女は理解した。とりあえず否定する彼女。

レリアナは、自分のせいでここに来るべき人が来なかったのだと話す。

そのせいで、出会わなければならなかった二人が出会えなくなったのだと。

それを聞いたジャスティンは、恋人がいる男と政略結婚をすることになったのかと聞く。

あながち間違いでもないので、そのように誤解させておくかと彼女は肯定する。

相手の女性が今日ここに来る予定で、自らその女性を男性に会わせるつもりだったのかと聞かれ、結局できなかったがそのつもりだったと彼女は答える。

何故そんなことをするのかと、ジャスティンは不思議そう。

彼女は、自分のせいでそうなってしまったからと申し訳なさそうだ。

二人が出会えなかったのは、ただそれまでの運命だったからではと、彼は言う。

一度きりの人生の責任は自分でとるものだ、貴女は貴女の思う通りに生きればいいと言うジャスティン。

自分の愛と運命は、自分自身で掴みとるものだと。

確かにレリアナもそれが正しいとは思うので、自分の生きる道を自分で切り開いてはいるのだった。

説得力があると微笑むレリアナに、ジャスティンも微笑み返す。

永遠の愛を誓いながら王妃を10回も変える王もいたのだし、愛とは儚いものだと彼は話す。

レリアナの髪が風でなびいたので、日が暮れ寒くなってきたのではと彼は心配する。

前に一度会ったことがあるような親しみを感じるジャスティンの整った横顔を、彼女は眺める。

この世界に来てから、ノア以外でこれほどのイケメンを初めてみたと思う彼女。

時間が過ぎ遅くなったので、自宅まで送ろうと彼が申し出る。

レリアナは馬もあるしと断る。何より見知らぬ男と一緒にノアの屋敷まで戻るのはまずい。

二人はにこやかに別れる。

ジャスティンは敷物にした自分のマントを拾うと、彼女の足元がチグハグだったのを思い出して微笑む。

レリアナをかなりの美人だと思う彼は、あれほど素敵な婚約者の彼女がいるのに他に恋人がいるだなんて、誰だか知らないが贅沢なやつだと考える。

そういえばと、彼女の名を聞いてなかったジャスティン。

どうせ二度と会うこともないかと、彼は思うのだった。

漫画「彼女が公爵邸に行った理由」49話の感想

レリアナとジャスティンはお互い名前を知らぬまま、かなり打ち解けていました。

ノアが見たら嫉妬でおかしくなりそうですね。

ジャスティンはあのビビアン・シャマルの兄ですが、真っ赤な髪できつい性格のビビアンと違って、金髪で物腰柔らかです。ただ兄妹で眉目秀麗なんですね。羨ましい血筋。

ジャスティンは彼女に新しい目線を与えてくれそうですね。

出会わなかったのはそれまでの運命、彼女は彼女のしたいように生きればいいと。

彼女は自分が小説の内容をどんどん変えてしまっていることに罪悪感を感じていますが、そもそもフレンチから逃げ切った時点でかなり変わっていますし、ノアとベアトリスの関係も同じことのはずです。

ヒーカーなんてキャラが変わってすっかりおじいちゃんです。

それでもノアは絶対ベアトリスと結ばれるべきと、彼女は思い込んでしまっています。設定だから。

彼女がノアについての自分の思いを受け入れるにはかなり勇気がいるから、無意識にその問題を避けているのかもしれないですね。

もし受け入れてレリアナとして生きていくと決めたのなら、花咲凛子だという自分を捨てないといけないと思っているのかもしれませんね。

ジャスティンに二股かける男だと誤解される羽目になったノア。

ジャスティンはもう二度と会うことはないと言ってますが、また放浪するのでしょうか。それとも偶然再会してノアの恋敵になるのでしょうか。今後が楽しみです。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: