漫画アプリ・ピッコマで連載している「皇子よそなたの願いを叶えよう」
作画 Ant Studio、原作 Mokgamgi(황자, 네 무엇이 되고 싶으냐?)、韓国発の恋愛転生漫画です。
主な内容は、人気ファンタジー小説家の高月唯が書いた、第一第二皇子シリーズにて、悪役として不憫な扱いの第三皇子アイゼン・カイト。
彼がシンクホールを通って、なんと唯の世界に現れ、彼女のせいでメチャクチャにされた人生をもとに戻せと彼女を本の世界へ連れ去ります。
そこで彼女は彼の要求を叶えるため、自分は現実世界へ戻るために協力しあう、異世界恋愛漫画です。
毎週木曜に最新話が更新されます
前回のあらすじは、カイトにシンクホールへ突き落とされた唯。目が覚めると今度は小説の別の登場人物ペラトがいた。カイトも現れ、まじまじみると本物にしか見えない。本当に小説の中に入ってしまったのか驚く彼女に、カイトは早く自分の人生を元に戻せと脅すのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「皇子よそなたの願いを叶えよう」4話のネタバレ
カイトは、唯の書いた第一皇子・第二皇子シリーズの物語について、彼女が彼らを主人公のするまで彼らがどれ程脆弱だったかと言い、彼らは転生したにも関わらず何故俺だけこの有様なんだと問う。
それは悪役だからと、唯は心のなかで突っ込む。
カイトは唯の顔に手を近づけるので、彼女はビクッと怯える。
彼はそのまま彼女の頬を撫で、奴らはそうやって成功し最も優秀であった俺だけこの様は不公平ではないかと言う。
一方ペラトはここが本の中なんて信じられないと、目を輝かせ嬉しそうだ。
これでやっと運命が変えられると、彼女のしたことを考えたら馬で八裂きに、と話し始める彼ら。
馬という単語で、第二皇子ヴァインに不自然に負けたことを思いだしたカイトは、イライラが止まらず唯を揺さぶる。
ペラトに落ち着かせてもらったカイトは、兄達を押し退け皇帝になったカイトが魔女を送り還すという結末にしろと命じる。
人気の主人公らを置いて悪役を皇帝にするなんてと、作家として悩む唯だが、言うことを聞かなければならないので承諾する。
その前に、獣じゃあるまいし逃げないから鎖を外すよう要求。拒否するペラト。
この世界を作った魔女でも慣れておらず自由に動けないのであろう、しかしながら魔女なのでそのうち鎖を解き逃げることもできるだろう。
なので絵面だけでも魔女を捕らえた風にしておこうと思ってと言うペラト。思わず突っ込む唯。
納得がいかず、こんなことしてとただじゃおかないと言い始めた唯に、カイトはこの場で殺されてもおかしくないのにまだ言うかと脅す。
唯は仕方ないので紙とペンを用意するよう言った。
机の上に置かれたのは、羽根ペン、インク、羊皮紙のようなもの。
紙じゃないし、インクもかなり少ないと文句を言う唯に、インクはそれなりに高価なもので、この廃れた城にインクがあっただけ有り難く思えと言うカイト。
何故ここがこんなに廃れているのかはお前がよく知っているだろうと言う。
北の大地であるこの場所は、昔は巨大な世界樹を育む神聖な森と、皇国の首都ペアラッセンが存在した栄光の土地であった。
しかし隣国バフタベルとの度重なる戦争によって、森は焼かれ枯れてしまい、残ったのは岩だらけの土地と古びて崩れかかったこの城だけである。
そしてこのペアラッセンで最も寒く荒れ果てた大地こそがカイトの領土なのだ。
ここを作ったのは唯だからよく理解している。
そして眼帯をはめたカイトの左目。
それは仮面の男達に襲われたものでしょうと聞く。最近のことまで知っているとはさすが魔女は魔女だな、これも全てお前が仕向けたことだからなと語気を強めるカイト。
そんなことよりさっさと始めろと急かす。
唯は、指示通り羊皮紙に書くと、これで帰れると目を瞑る。
しかし何も起きず、そうはうまくいかないかとガックリ。
したのもつかの間、次の瞬間、カイトの周りを唯の書いた文章が黄金に光って漂い、彼は光に包まれた。
二人ともこれで終わったと喜ぶが、突然カイトが苦しみだし倒れたのだった。
漫画「皇子よそなたの願いを叶えよう」4話の感想
恋愛漫画なのでお分かりだと思うのですが、タイトルからしても相手は皇子であるカイトですよね。
彼はもうこの時点で唯に惹かれるものがあったのか、彼女の頬に優しく触れています。
些細な描写ですし、もしかしたら何の関係もないことかもしれませんが、そうだとしたら微笑ましいなと思ったもので。
そしてペラト。彼はその容姿とは裏腹にお笑い担当のようです。さすが悪役の第三皇子、側近がある意味有能ですね(笑)
自分の作った世界だからと強気な唯でしたが、そのせいでカイトが辛い思いをしていることもわかり、少し責任を感じています。
彼女にできることは彼のための小説を書くこと。
カイトは光に包まれ成功したかに見えましたが、光は消え、彼は苦しみ始めました。一体何が起きたのでしょうか。
次回意外なことが判明します。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに