漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」
原作が韓国人YUNSUL氏の小説で、RINO氏が漫画化しております。
かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。
毎週日曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、18歳になったリア。今では社交界の頂点であり、皇宮の仕事を担っている。まわりの者にも様々な変化があったが、カイテルの短気だけは変わらず、今回も怒って暴れていたので、リアが止めるためにアシシとカイテルのもとへ向かったのだった。
詳しくはコチラでまとめてあります
漫画「皇帝の一人娘」148話のネタバレ
手も足もどこも切り落としていないのは優しいはずだと話すカイテルを、別の世界からきたのかと思うほど変わった人間だと思うリア。
狂ってるのはカイテルだけなのは幸いだったと思いつつも、全然良くないと思い直し、めんどくさくなり彼女はご飯を食べに行くことにする。
カイテルは微笑みリアの手をとる。リアはあとのことは宰相に任すようにと指示し、その場をまとめたのだった。
今でも宰相はペルデルである。毎年宰相をやめたいと訴えている彼だが、毎回カイテルに却下されており、気づけば歴代最長の任期である。
実は3ヶ月だけ宰相から解放され時期があったのだが、すぐ国が傾き始めたのでカイテルによって連れ戻されていた。
その後、ペルデルはシルビアとアンシップという国まで逃亡したが、軍を率いたカイテルに困ったアンシップの王族がペルデルを探し出しカイテルに差し出したのだった。
そうしてたった一週間で戻されたペルデル。彼には自由はなかった。
それはリアも同じで、彼女も自由とは言いがたかった。
ポドール宮からカイテルを連れ出し、その場を抑えたリアのことをペルデルは評価する。
そういえばペルデルはこのように昔からリアを使って、カイテルを操っていたんだと、リアはイライラする。
それでもペルデルは何故か憎めない存在であった。
嘘泣きして演技ぶった態度は、さすがにイラっとするが。
皇宮内では、リアもカイテルと同じようにいつか発狂するのではと考えている者が少なからずおり、そう思われているのはショックではあったが、仕方ないとも言える。
それだけカイテルは恐怖の対象である。
そんなカイテルを怒らせた男、一体何をしでかしたのか。
ペルデルは気まずそうに、処分された伯爵は、リアに挨拶を無視されたと彼女のことを悪く言ってしまい、それをカイテルに聞かれたことであのようにカイテルが怒ったのだと説明する。
彼の処分は、クビと爵位の降格になったので、カイテルにしては寛大だと話すペルデル。5年前なら死刑になったかもしれず、カイテルが変わったことを実感する。
ペルデルの話しぶりから彼の気持ちを察すると、代父であるペルデルは涙ながらにリアの成長を喜ぶ。演技だとわかってるからと、心の中で突っ込む彼女。
彼女の机の上には仕事の書類が山のように広がっており、過去世でも書類とにらめっこしていたのに、また目の前に書類の山を積まれるなんてとため息をつく。
皇室には他に大人がいないから仕方ないと笑うペルデル。
ペルデルは我が子を見るように嬉しそうに彼女を見る。
いつもはふざけてばかりなのに、こういうときだけ別人のようで、どう接していいのかわからなくなる。
気恥ずかしくなった彼女は、書記官が話していた会議があるのではと彼に移動を促し、この雰囲気を終わらせようとする。
ペルデルはリアに、寂しくても泣かないでと、いつまでも手を振り、もったいぶってからようやく移動するのだった。呆れる彼女。
漫画「皇帝の一人娘」148話の感想
ペルデル国外にまで逃げていたんですね。相当きつい仕事のようです。
カイテルにいつも叩かれたりしていますが、わざとからかって楽しんでいるからこそで、リアに見抜かれていましたね。彼をからかいたくなるのはわかりますが、痛そうなのである意味マゾです。
カイテルがボコボコにした伯爵のしでかしたことが、思ったより大したことなくてリアも読んでるこちらも驚きました。
いかなる理由があっても皇族の批判はしてはならないのでしょうし、ましてカイテルが唯一可愛がっている娘なので、その伯爵がかなりうかつだったのでしょうけど。
現代の感覚ではちょっと理解できないですが、カイテルならさもありなんでしょうか。
さて次回はアシシが多めに登場し、懐かしい人物もでます。楽しみですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに