無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」
漫画 iNA氏、 原作 Yuna 氏の韓国漫画です。
主人公のアリスティアは、神のお告げの子とされ皇后となるべく育てられたものの、別の少女が現れ次位である皇妃に落とされる。そして愛する皇帝には虐げられ最後には反逆罪に問われ処刑される。
しかし神によって時間が戻され、自身の9歳の子供時代へと転生し、悲劇の運命を回避するべくやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品。
毎週土曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、皇太子ルブリスが到着したため、アリスティアは彼をもてなすために料理長に色々指示を出す。
ルブリスはアリスティアと親しいカルセインが気に入らず、ちょっかいを出す。
そしてルブリスはアリスティアと二人きりになるようにし、今回の献立が内密にされているルブリスの好物であることを突っ込むのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります。
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漫画「捨てられた皇妃」最新話53話のネタバレ
皇族の食生活の情報は、最側近のみ知ることができる、機密事項であった。
過去のアリスティアは自分のことを少しでも意識してもらえるのではと思い、よくルブリスを観察し、食の好みを料理長に教えてあげていたのだ。
無意識に、抜け出したいと思っていた過去と同じことをきてしまっていた彼女。
結局また同じ未来を繰り返してしまうのか。彼に愛されず、美優との仲を見ては心を抉られ、そして最後には…。
ルブリスはアリスティアの肩を掴み、ルブリスのことをそこまで把握するほど関心があるにも関わらず、何故自分を避けるのかと問い詰める。
正妃になれる上、ルブリスの伴侶として神に選ばれた、それが彼女の運命なのだと彼は話す。
運命という言葉から、ビタから言われた、抗うことができない決定事項が運命だとの台詞を思い出す。
そして過去にルブリスにかけられ続けた蔑みの言葉も頭に思い浮かぶ。
今のルブリスは、家業を継ぐためだけに皇太子の妻を拒否するのか、妊娠すれば帝国の跡継ぎとして侯爵家より優遇されるのだと、彼女に思い留まるよう話しかける。
が、彼女の目には過去のルブリスが重なり、モニーク家をけなし、アリスティアの子供だけは絶対に跡継ぎにさせないと言い、さらには父親を殺したと、恐ろしい過去のトラウマに襲われた。
もう聞きたくないと、彼女に触れようとしたルブリスに、やめてと叫ぶ。近寄らないでと言い、悲鳴をあげる彼女。
部屋の外で待っていたカルセインやハレンも驚く。
そのまま気を失う彼女。ルブリスは彼女を支えながら、ひどく発熱していることに気付き、皇宮医を今すぐ呼べと叫んだ。
その頃、書類仕事をしていたアリスティアの父ケイルアン。
ペン先がはね、インクが飛び散ってしまったことで、何か胸騒ぎがし、アリスティアが元気にしているか気になった。
モニーク家領地では雨が降り、薄暗い雰囲気の中、ルブリスやカルセインは彼女を心配し、医師の結果を待っていた。
部屋に運ばれた眠っていたアリスティアが目を覚ました。
彼らは大丈夫かと話しかけるが、彼女の目は虚ろでどうにも様子がおかしい。
皇宮医は、なんらかの精神的ショックで、言葉を話せなくなっていると説明する。
驚くカルセイン。ルブリスは、急ぎケイルアンに知らせるよう使いを出す。
ハレンは、ルブリスの出発の時刻だと伝えるが、婚約者がこんな状態で行けるわけがないと怒鳴るルブリス。公務に支障が出ると言われ、モニーク侯爵がくるまで、2日待ってくれとなんとか引き伸ばした。
ルブリスは頭を抱える。
手が触れただけで悲鳴をあげるほど、言葉を失うほど僕が嫌なのかと。一体僕が何をしたというのか。
何故何も話してくれないのかと、よろめいたルブリスは机に手をつく。
はずみで手紙の束が落ち、その中に緑色でふちどられた、アレンディスからの手紙があることに彼は気づいたのだった。
漫画「捨てられた皇妃」最新話53話の登場人物
アリスティア・フィオニア・ラ・モニーク・・・主人公。神が予言した子だと思われ、帝国の皇后になるべく教育されてきたが、突然現れた美優という少女がお告げの子だと判明し、次位の皇妃に落とされる。そして愛する皇帝ルブリスに異様に虐げられ、流産させられ、父も殺され、最後には自身も処刑される。その後、神ビタの手によって9歳に自分に転生させられ、今度は自分自身で運命を切り拓き、悲劇を回避しようとしている。まずはルブリスとの婚約を避けるために、騎士として跡継ぎになろうとしている。転生した際、皇位継承権の意味を持つ2つ目の名フィオニアを授かる。現在は心を休めるために、帝都を離れモニーク家領地に滞在している。
カルセイン・デ・ラス・・・帝国の第一騎士団長ラス公爵の次男。剣術の天才で明朗快活な少年。アリスティアの剣の稽古をしばらくみていたことがある。彼女のことが気になる様子。アリスティアの父に呼ばれ、モニーク家領地でも彼女の剣術指導をしている。
ルブリス・カマルディン・シャーナ・カスティーナ・・・カスティーナ帝国の皇太子。神が定めしお告げの子が皇后と決められ、お告げに該当する時期に生まれたアリスティアと婚約している。アリスティアは覚えていないが、彼女の幼少時代に何かトラブルがあった模様。前世ではひどく彼女を虐待したため、アリスティアに避けられている。アリスティアとの破婚の噂が広まり、面白くない。
ハレン・ス・ディマルク・・・子爵。ルブリスの補佐官。彼のよき相談相手である。
ケイルアン・ラ・モニーク侯爵・・・アリスティアの父。帝国の第二騎士団長であり、帝国の忠臣。アリスティアを深く愛している。過去世では、濡れ衣を着せられルブリスに処刑された。
漫画「捨てられた皇妃」最新話53話の感想
過去での出来事を考えると、ルブリス相手にトラウマになってもおかしくなく、むしろよく今まで抑えてこれたなという印象です。
運命を変えたいと思っている彼女に、運命なのだからと迫るルブリスは、恐怖の対象でしかないですよね。またあのような悲惨な思いをしなくてはならないのかと。
あそこまで避けられているのに、なぜルブリスは彼女にしつこいのでしょう。美優が来たときどうなるんでしょうかね。全ては運命を変えた神ビタのせいですね。
アリスティアは父、子、自分を殺される恐ろしい思いをし、美優はいきなり知らない場所に転送され、すがった相手は浮気する。どれもこれも、ビタと恐ろしい性質をもったルブリスのせい。
ルブリスは公務を遅らせてでも彼女のところにいると主張していましたが、あんんなことになって彼女のためにも早く離れなくてはと思わないあたりが、自分本位なのかなと思います。
カルセインはアリスティアを守ることができなくてショックのようです。彼だけはルブリスやアレンディスと違い、裏表なく彼女の傍にいれる唯一の人物ですので、なんとか彼女を支えてあげてほしいですね。
そして、アレンディスの手紙がルブリスに気づかれてしまいました。
手紙の内容は、皇太子に全てを捧げたのに捨てられ、モニーク家も破滅へ追いやられたのだから、とても辛い思いをしたんだねと、書いてありました。
これを見たルブリスはどう思うのか。彼女がこのような状況では問い詰めることもできないので、アレンディスに矛先が向かうのでしょうか。
次回の展開が気になりますね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに