漫画「皇帝の一人娘」146話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」

原作が韓国人YUNSUL氏の小説で、RINO氏が漫画化しております。

かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。主人公のリアを中心に、彼女と関わる人との心の交流を描いています。

毎週日曜日に最新話が公開されます。

前回のあらすじは、朝から晩まで、アシシはリアのリボンの色を悩んでいたのだった。月日は流れリアはもう14歳。美しく育った彼女。アシシは彼女のために相変わらずドアの外で何時間も待っていた。彼女はアシシからもらった特別な冬月のネックレスをつけており、2人はお互いを思いあっているのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「皇帝の一人娘」146話のネタバレ

家庭教師であるペルデルの授業中。

彼は突然、アシシのことをどう思っているのかと聞いてくる。

アシシから贈られたこの首飾りのせいかと気づく。そしてどう思っているのか考えるが、好きだということしかよくわからない。

それだけかとペルデルは聞くので、放っておけない感じと答える。

カイテルはどうかと聞かれ、問題を起こさないでほしいなと答える。今の生活が長く続くのであれば、特に望むものもなかったからだ。

ペルデルはそんなリアを、構って欲しさにぐずったりしないので欲がないと言う。

そしてペルデル本人はどうかと聞いてくる。

リアは正直に話すからと前置きし、めんどくさい人物だと答える。

この何一つ欠点のない私を何故とショックを受けるペルデル。

理由まで言うのはめんどくさいと断る彼女。

彼女のことを可愛がってくれるのはわかってはいるが、恩師とか以前に、めんどくさいと彼の人間性を受け付けていないのである。

逆にリアから、ペルデルはカイテルをどう思っているのか聞く。

狂犬と答える彼。

そう思っていたが、リアといるときは人間に見えるようになったと話す。

友達であり側近でもあるペルデルが、カイテルのことをそう冷たく評しているだなんてと、リアは驚く。

ではアシシはどうか。

アシシのことはペルデルにもよく理解ができないのだが、ただ幸せであれば良いという評価のようだ。

アシシに幸せになって欲しいリアと意見が一致する。

リアは、では自分のことはどうかと聞く。

かわいくて愛おしい皇女だと答える彼。

ペルデルは微笑みながら褒めてはくれるが、上辺だけの言葉に聞こえる。

かわいがっているお人形のようだと、得体の知れない距離感があるのだ。

それをハッキリと感じるのは、シルビアのことだ。

彼女の話をしたときだけ、究極の微笑みをする。息子のサンセやヴァルではなく、シルビアでないと駄目なようだ。

この表情を知っているから、いくらペルデルが笑顔ですり寄ってきても何かが欠けているのがわかるのだ。

一つ確かなのは、シルビア以外のものはいつでも切り捨てることができるであろうことだ。

食事の時間になり、リアはカイテルにペルデルのことをどう思うか聞く。

カイテルは、忌々しい野郎だと答える。

アシシのことはと聞くと、忌々しい奴だと言う。微妙に違う。

では私のことはと、リアが聞くと、考え込むカイテル。

昔は犬とか虫とか言われたが、どう変わったのか、何を言われても準備ができてると考える彼女。

悩みに悩んだカイテルは、お前は何だ、と逆に聞いてきた。

リアは俺をどう思っているのかと聞くので、父親だと思っていると答える彼女。

カイテルは驚いたような困惑した複雑な表情をする。

自分勝手で人を振り回し大変な人物だが、それでも今日まで彼女を育ててきた父親には間違いない。

カイテルは、リアのことを娘だと答える。

いざ娘と言われると、なんだか温かい気持ちになる彼女。

ブスな娘さんと、また余計なことを言い始めるカイテル。

自分の娘に「さん」はいらないと指摘するリアに、カイテルはフッと笑い、ブスが、とまた言う。

パパに似たんだけど

お決まりの言葉で会話は終了したのだった。

漫画「皇帝の一人娘」146話の感想

ペルデルが何のつもりで始めたか不明ですが、各個人の印象を聞いていましたね。

そしていつもカイテルやリアがペルデルに厳しい理由がわかりました。

彼の上辺だけの言葉に気づいていたからなんですね。

いつでも切り捨ててくる油断ならない人物。

いくら側近で味方であっても、信用しきれない、好きになりきれないから、彼の上辺だけのコミュニケーションに乱暴に返してしまうんですね。

ペルデルの扱いがいつもすごい謎が解けました。

カイテルとリアの親子の会話が相変わらずで面白かったです。

ブス→父親の遺伝の返しで、毎回キレイにまとまるわけなんですね。微笑ましく終わると書いてありながらも、真顔なのが良かったです。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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