無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」
原作はChae Habin氏、漫画SUHO氏の転生恋愛漫画です。
交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争がテーマです。
毎週火曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、アデルの母に挨拶したエリアス公爵。突然の婚約に母は疑っていたが、アデルを使うメリットがないだろうと了承する。残りは父である。一方ルイは、パウロ大司教にこっそり会い、お告げがあったことにすれば、パウロの早合点もルイの立場もなんとかなると持ちかけるのだった。
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漫画「アデライド」18話のネタバレ
ルイはパウロ大司教に、神のお告げがあったことにすればいいと話す。
神のお告げなどもう何百年とない上、聖なる力を持つ者はもう何人もいない現状で、それは難しいと反応するパウロ大司教。
水の上を歩いたルイがいる以上、大司教がお告げのことを言っても誰も疑わないと彼女は説明する。
パウロ大司教は、嘘をつけというのかと不満げだ。
嘘ではなく神の声が聞こえなかっただけ、ルイはそう言うと、ルイの登場で信者も寄付金も増えたことを話す。
その言葉を聞いて神を冒涜したとルイを非難し、皇帝に言いつけるというパウロ大司教だが、ルイはそこで大司教に嘘をつくよう命じられた演技をする。
迫真の演技で、まるで大司教がルイに偽るように命じたかのように見えた。
彼女はクスっと笑うと、元の世界で別人になり切る役者の仕事をしていたのだから、パウロ大司教に罪をかぶせることぐらいお手のものだと、彼を脅す。
パウロ大司教は仕方なく彼女の提案に乗る。
彼女が出してもらいたいお告げは、「次元を間違えて生まれた聖女をこの世界に連れ戻したが、その際聖なる力を授けることができなかった。水の上を歩かせたのは聖女の証明である」という旨のものだ。
ルイは、しばらくすると本当に神のお告げがあるかもしれないし、そもそも自分がこの世界に現れたこと自体が奇跡ではと付け加える。
皇宮内では魔法が使えないため、水上を歩くなど魔法使いや精霊使いの仕業ではないことは明らかなので、本当にこの女人は神の使いかもしれないと、パウロ大司教は考え込む。
仮に違っていたとしても、神を信仰するものが減っている今、信者をふやすためにこの程度の嘘なら許されるのではと。
悩みに悩んで、パウロ大司教は帝都に戻った際にお告げの発表をすると話した。
気が変わらないうちに契約書を書こうと促すルイ。
さらに聖なる力がないと神殿で暮らせないので、どこか提案したようだった。
その数日後、ジェスティア侯爵邸では、アデルの父が布団にこもっていた。
アデルが呼びかけても布団から出ようとしない。なぜならエリアス公爵邸に呼ばれているからだ。
相手の身分は申し分ないが、あまりに突然すぎて裏があるように思える。
昨日アデルの父はジェスティア侯爵邸に到着した。
そしていきなり婚約の話を聞かされ父は困惑していた。
社交界デビュー当日にエリアス公爵の目に留まったのと、アデルは恥ずかしそうに話す。
そしてアデルも公爵が気に入り、帝国一の人物に嫁ぐのだから誇りに思ってほしいと言う。
落ち込む父。
アデルはさらに、皇太子から婚約祝いにと贈られた豪華なジュエリーを見せる。
そしてこの婚約をきっかけに、兄アドリアンが皇太子の補佐官になったことを話し、父を説得する。
そんな昨日のことを思い出して、まさかアデルがこんなに早くお嫁にいくなんてと、気が重い父。
だが約束は約束なので、エリアス公爵邸に向かうことにした。
いざ到着してみると、さすが帝国一の公爵だけあって、立派なお屋敷だった。
父は、覚悟は決めたものの、すんなりと娘をやるものかと闘志を燃やすのだった。
漫画「アデライド」18話の登場人物
アデル=アデライド・カミリエ・ボルボン・・・16歳。地方の伯爵の令嬢。地球にて新人デザイナーだった若い女性が、交通事故で死亡後、この世界に赤ん坊として転生し、ここまで育った。青い目、親ゆずりの赤い髪が印象的な少女。現在の人生を映画を観るように楽しもうとしている。ルイ対策のためにエリアスと婚約することになる。
フェリックス・ミハイル・ノア・エリアス・・・20歳。ビチェルン帝国の公爵。帝国一二を争う美男子。銀髪に紫の瞳。父の後妻のせいで女性を信用していない。ルイを追い出すためにアデルと婚約することに。
ルイ・・・17歳。異次元より転生し、皇宮の湖の上に現れた女性。皇太子を誘惑後追い出され、エリアス公爵が引き取ったが、そこでも問題を起こした。異次元より来たことから聖女にしようと、現在力を失った教会が利用しようとしている。黒髪黒目のアジア美人。前世は立川瑠璃という元ミス日本で、枕営業騒ぎを起こした女優。
パウロ大司教・・・ビチェルン帝国の第一神殿の大司教。
アデルの母・・・アデルと同じ真っ赤な髪をもつ。アデルは頭が上がらない。
アデルの父・・・焦げ茶色の髪。娘を溺愛している。
アドリアン・・・アデルの長兄。常識人。なりゆきで皇太子の補佐官になった。
漫画「アデライド」18話の感想
ルイは現状を変えようと頑張っています。
生活も人種もなにもかも違う見知らぬ土地でかなり頑張っているのではと思うのですが、 やり方がまずいんですよね。
誰かを騙そう出し抜こう利用しようだとか、全て他者から奪おうとしています。それではうまくいきませんね。
アデルは現状あるもので人生を楽しもうとしているので、何かを得ないと気がすまない飢えてるルイとは対照的ですね。
その差が出ているんでしょうね。
最近の物語だと凝っているものが多いので、順調に進んでいても裏があり、いきなりピンチになったりもしますが、この漫画はその辺りはTHE王道で簡潔いくようです。
なのでストレスなく、さらさらと読めて気分転換にいいと思います。
さて次回は、愛する娘をいきなり奪うエリアスに対峙する父、エリアスはうまくさばききることができるのか、ですね(笑)
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに