漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」
原作Milcha氏、絵Whale氏作の韓国発恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に更新されます。
前回のあらすじは、ヒーカーはレリアナのおじいちゃんになると宣言。ヒーカーはウェードと、ノアはキースと話し始めたので、隙をついてレリアナは逃げようとするも失敗。すると、レリアナの頭部に飾られていた宝石が爆発しそうになる。ヒーカーが神力を使い、事なきを得るが、ヒーカーの見た目が子供から美青年に変化したのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」41話のネタバレ
ヒーカーは、レリアナの頭部で爆発しそうになった宝石の欠片を見て、結晶石かと判断する。
結晶石とは、神聖国から産出される鉱物で、輸入が厳しく制限されており、知るものは少ないのだという。
そしてその性質は、見た目は美しいのだが、光を吸収し爆発するのだという。
その説明を真剣に聞くノア。彼を獣のような目つきだと思うヒーカーは、自分の150年の人生経験において、感情を表に出さない人物ほど陰険であり、そんなノアは気に入らない。
そして、「うちの」レリアナとどういう関係なんだとヒーカーは尋ねる。「うちの」に引っかかるノアだが、レリアナは婚約者です、とノア・ウィンナイトスマイル(何ほざいてるんだお前の意味)で返答する。
ヒーカーはレリアナが結婚して家庭に入り、言語能力の才能が閉ざされるのではと心配し、ノアに向かって、ノアの二重人格のせいで自滅する相が見えるから、「うちの」レリアナと別れろと言いつける。
ウェードは心労が増す。
ヒーカーに言われたノアは、「私の」婚約者を助けてくださったので、「私の」婚約者の受けたことに比べれば大した額でないが、教団に金銭的支援をすると話す。
ウェードは反応する。
ヒーカーも「私の」孫のことだから気にするなと対抗。ノアも「私の」婚約者のことなのでと、二人とも引かない。クマとヘビの睨み合い、背景に火花が散るようだ。
割って入ったウェードは、ニッコニコで支援金の説明を始めるのだった。
少し後、部屋から出たノアは、アダムにグレンジャー城に腕の良い騎士を送るよう命令する。
ノアは少し考え、上着を羽織って移動した。
その頃レリアナはお清めの入浴中で、今日殺されそうになったことで色々考え、震えていた。
もう少し遅かったら、ヒーカーがいなかったら。
あの飛鳥を助けたときにヒーカーが言った、どうせ死ぬ運命だったという言葉を思い出し、ただの脇役であるレリアナの運命は死と決まっているのだろうかと、不安になる。
そんな悪い考えを引き寄せないよう、自分の頬を叩き、考えを変えようとする彼女。落ち込む前に、誰の仕業か調べないといけない。
ふと気がつくと、あたりが真っ暗になり、何故か肌寒い。
すると、彼女の肩に手をかけられた。
驚いた彼女は、何者かと手を振り払う。そこにはノアが立っていた。
今日は本当に危ないところだったと話すノアに、突然くるなんて配慮が足りないと小言を言う彼女。
ノアは、フレンチとジェイクは死んだのに、と続ける。
その言葉を聞いて、セイントベル刑務所に収監された話は嘘だったのかと、ショックを受ける彼女。
フレンチ以外の誰がレリアナを殺そうとしたんだと聞いてくるノアだが、レリアナだってわからない。
玉璽に関連したことなのか、まだ何か隠しているのか正直に話せと言う。レリアナは明日話すと答えたが、今話せと腕を掴まれる。
もうコレ以上、ノアが統制できない状況は無理だと、早く話すよう彼女に迫る。レリアナは痛いから放してほしいと言っても、彼はきかない。
頭にきたレリアナは、ノアの上着の襟を掴むと水の中に投げ落としたのだった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」41話の感想
レリアナの取り合いが、ノアとヒーカーの間で発生してしまいました。面白いですね(笑)一方は恋愛感情で、一方は孫愛ってのがいいです。心労に悩まされてるウェードも今回は活き活きしていて、前半はとても面白い内容でした。
命を狙われたレリアナ。恐ろしいですよね。運命からは逃れられないのかと。それでも嘆いてばかりいては前に進めないので、彼女は自分で自分を調整します。このへんは彼女の強みですよね。
しかしノアは気が焦るのか、今日は彼女の気持ちに寄り添えませんでした。しかもフレンチやジェイクを殺したこともばらしてしまう。彼女はまさか、自分が生き延びたせいで2人の命が失われるなど思わなかったでしょう。さらにノアのことを信用できなくなりますよね。
ノアもレリアナに隠し事をされたと考えているのでしょうね。裏切られた気分であの態度なのでしょうか。
そして彼女は柔道技なのか、ノアを投げ落とします。大物モンスターを狩れるほどの、身体的に強いノアを投げ落とします。すごいですねレリアナ。
これでお互いの誤解がとければいいのですが、2人の仲がどうなるのか心配です。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに