漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」
原作Milcha氏、絵Whale氏作の韓国発恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に更新されます。
前回のあらすじでは、聖火式の前に神殿に滞在し、浄化として入浴と驚くほどまずい重湯を食べさせられるレリアナ。池で思いふけっていると、飛鳥が溺れており助けるが、それを見ていたヒーカーにどうせ死ぬ命だから見捨てるよう言われる。運命なんて関係ないと、ヒーカーを無視。そして飛鳥は見事飛んでいったのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります。
※全話ネタバレ一覧はコチラ
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」37話のネタバレ
飛べないと言われた飛鳥が飛びあがり空に戻ったことについて、何事もすぐに諦めちゃだめよとヒーカーに諭し、その場を離れるレリアナ。
ヒーカーはポカーンとしていたが、彼女が去ったことに気がつく。
レリアナは何事も諦めちゃだめと自分に言い聞かし、夕食のまずい重湯を避ける方法考える。が、背後にユジニアが立っており、浄化の時間だと引きずられていくレリアナ。
その頃ヒーカーはレリアナを探そうと、女の神官をウェードに探させていた。レリアナは神官ではないので見つからず、ウェードはヒーカーに悪態をつく。このような容姿だとヒーカーが差し出す絵は、かろうじて髪が長いのがわかる程度。
困り果てたウェードは、なぜその神官を探しているのか聞くと、そいつにヒーカーがいかにすごい人間かたたきこむという。聖下は教団の生ける伝説なので、知らない神官などいるわけないと言うウェードは、心のなかでついにボケたかとヒーカーを疑う。それだけヒーカーは高齢なのだった。
ウェードと話していても埒があかないと、ヒーカーは自ら探しに行く。 彼にあんな無礼な真似をする野蛮な者は初めてだから、どれだけ自分が優れた人間か思い知らせないとぐっすり睡れないという。
レリアナは着衣の状態でお清めの入浴をしており、どうやってあの重湯を避けようかため息をついていた。仮病を使っても神殿だから駄目だろうと悩む。近くには動物を傍らに本を広げる女性の石像があり、誰かに似ていると触る。
ふとノアはどうしているのか気になる。自分はこんなに大変な思いをしているのにと、つい「ノアのバカ」と口に出た。
実は入浴場の梁に、ノアとアダムが座っており、レリアナの様子を眺めていた。そして次はヒーラー山脈に行くと言うノア。ドラゴンが生息しているとの言い伝えがあるそうだ。アダムはうなずく。
ユジニアは重湯を運びながら、今回の姫君はビビアンと違って泣き言を言いながらも重湯をきちんと食べると感心していた。と、扉を開けると目の前にレリアナが。驚くユジニアに、重湯を一度だけ見逃して欲しいとお願いする。
本当に無理と言うレリアナに負け、図書館で聖書の写本を提案。レリアナは大喜びで承諾し、ユジニアを残し図書館へ移動した。その場にはユジニアとまずい重湯が残ったのだった。
神官達の間で、ヒーカー聖下が茶髪で緑色の目の神官を探していると話題になっていた。詳しくはわからないがヒーカーが必死に探しているところを見ると、ただ事ではなく、いいことで探しているわけではないだろうからその神官の身を心配する彼ら。
そこへ図書館へ移動するレリアナが、茶髪をなびかせ、その緑色の目が神官達の目に入る。まさかヒーカーの探し人は神官ではなく、聖火式の姫君ではないよねと、より彼らの心労が増える。
レリアナが図書館へつくと、机の上に沢山の書籍と書類が載っていた。手に取り眺めてみると、違う国の聖書なのか言語が違う。公用語に翻訳の最中らしく、ただ写本するだけじゃなくて解析もしないとなのかと考え、重湯の代わりにやることにした。
転生によって得た言語能力をありがたく思うレリアナは、早速翻訳作業を始めるのだった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」37話の登場人物
レリアナ・マクミラン・・・主人公。もとは地球の受験生。何者かに殺され、小説の世界に転生する。生き延びるために、王族の公爵のノアと婚約契約を交わす。ノアのいたずらで、神殿にて聖火をあげる義務が出来たため、現在神殿に滞在している。
ノア・ウィンナイト・・・王位継承権第1位の公爵。にこやかな笑顔の皮肉屋。レリアナに脅される形で婚約契約をしたが、レリアナに惹かれつつあり、契約を解除しない。彼女をからかうのがもっぱらの楽しみ。
アダム・テイラー・・・ノアの側近の護衛騎士。王国内でも最強である。18歳。無表情で命令に忠実だが、レリアナがくれるチョコレートに目がない。
ヒーカー・デミント・・・教団の生きる伝説と言われ、多大な功績を持つ。彼の庇護を受けるためなら国の金をも差し出す王がいるほど。見た目は子供だが、中身はおじいちゃん。
ウェード・デービス・・・神官。ヒーカーの部下で、彼に毎日のように見下されサンドバックにされている。神学校を首席で卒業するほどの秀才だが、ヒーカーに評価してもらえない。
ユジニア・・・女性の神官。レリアナのお世話担当。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」37話の感想
前回の続きで、ヒーカーの言うことを聞かない上に、子供扱いをしてくるレリアナにプライドが許さない彼。必死にレリアナを探します。これで中身がおじいちゃんなんだから、色々とすごいですね。
レリアナはもちろん、ヒーカーがそこまでの人物とは知らないので、気になることは重湯とノア。ノアのせいであの瘴気をはなつ重湯を3食、食べさせられているので不満はありそうですね(笑)
そして当の本人は、まだドラゴンを引っ張るのか、探しに行こうとしています。それでドラゴンを狩ってきたら、レリアナがドラゴンをおねだりする姫君として本当に噂になってしまいます。彼女の苦難は続く・・・
苦難といえばウェード氏。ヒーカーにひどい扱いを受けていますよね。しかも今回参考にヒーカーが出してきた絵は幼児レベル。でもあんな絵、おじいちゃんも描きそうという絶妙なライン。あれで探せと命じるヒーカーがすごいです。ぜひ本編みて脱力してくださいね。
ヒーカーのお尋ね人になったレリアナですが、転生時になぜか身についた多種多様な言語が理解できる能力、ここで発揮されます。世界で3人しか解読できないという言語、彼女があっさり解読してしまうのでしょうね。ヒーカーはどうするのか、ウェードの立場は、ドラゴンは・・・と今回も次回が気になる内容でした。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに