漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」
皇妃でありながら夫に処刑されたものの、また同じ人生を子供の時点から転生しやり直すという、転生がベースの恋愛漫画です。
毎週土曜日に最新話が更新されます。
皇妃の身分で夫に処刑され、また同じ人物の子供時代として転生する設定は、同ピッコマ内にある「外科医エリーゼ」と同じですね。
エリーゼの方は傲慢さで処刑されてしまいましたが、今回の主人公は皇帝に虐待された後心を壊し、追い詰められた末に皇帝を刺してしまったことで処刑されます。なかなか気の毒な女性です。またどちらも地球外のファンタジー世界の設定ですね。
絵柄はとても丁寧でかわいく、毎回色々な素敵なデザインのドレスを着ているので、眺めているだけでも楽しめます。ちなみにエリーゼも衣装素敵ですよ。
漫画「捨てられた皇妃」 前回のあらすじ
前回のあらすじでは、次期皇妃の座をめぐって他国の使臣が自国の姫君を推してくる、皇太子ルブリスは気持ちだけ受け取り追い返すが、同時に次期皇妃予定のアリスティアのことがふと気になってしまう。
アリスティアは友人アレンディスからの手紙を嬉しそうに読み、彼に栞を作ろうと思いつく。そこにカルセインがやってくる。カルセインと剣術の練習をしようと外に出ると、彼女を後ろから抱きしめるものがいた。アレンディスだった。
それでは続きからお読みください。
漫画「捨てられた皇妃」39話のネタバレ
聞き覚えのある声の主、アレンディスだ。
思わぬ友人との再会に抱きつくアリスティア。アレンディスもまたアリスティアを抱きしめ、彼女は安心する。それを見かけたカルセインは驚き、二人を引き剥がす。
アレンディスは自己紹介し、留守中にアリスティアの友人になってくれたようですねと手を差し出すが、カルセインは無視。
何故同い年のアレンディスと自分とで、呼び方から口調まで対応が違うんだと怒る。アリスティアがアレンディスとは名前で呼び合うよう決めたからと説明すると、自分もそうするようにとカルセイン。アリスティアはさらっと断り、きちんと挨拶するようにカルセインに促す。
しぶしぶ自己紹介し、カルセインはこれでいいだろと名前で呼ぶよう要求する。アリスティアは意味がわからないものの、カルセインと呼ぶと彼は喜んだ。
喜んだのもつかの間、すぐ敬語を使いよそよそしくなる彼女に何故と抗議するも、敬語をやめるようには言わなかったとの答え。
そのやりとりにアリスティア自身も思わず笑う。カルセインは護衛騎士に愚痴りに行った。
一方アレンディスは面白くないのか、久しぶりに戻ってきたのだからプレゼントが欲しいと話題をかえ、愛称でよびたいとお願いする。
愛称は恋人や家族でのみ使い、友人同士で呼び合うのはあまり聞かない。その上アリスティアは次期皇太子妃だから返答に困っていると、アレンディスは他の人の前では呼ばないからと言うので、彼女はアレンと愛称で呼んだ。
彼女は過去世を思い出す、愛しい人に愛称で呼んで欲しくても呼んでもらえなかった過去を、美優と呼び合う姿を羨ましく思った過去を。
いつの間にか涙がこぼれ、気づいたカルセインがとんでくる。アレンディスが泣かしたのかと聞いてくるが、ティアにそんなことしないと内緒の愛称を使う。
そして火花を散らすカルセインとアレンディス。アレンディスはティアに下がるようにいい、彼女は応接室に移動。
アリスティアは使用人達にお茶の用意を急がせる。友人の帰還で嬉しい彼女なのだった。
一方アレンディスとカルセインは二人きりで話す。アレンディスは一見にこやかだが、言葉にトゲがある。カルセインは彼の性格を指摘するのだった。
漫画「捨てられた皇妃」39話の感想
皇太子ルブリスは過去世でアリスティアにやっかんでいるのか、ひどいことばかりしていました。彼女をバカにしたり、拒絶したかと思うと襲ったり、父親を殺し、何もかも奪っていく存在でした。
現在では彼女の健康状態を気にかける程度には、好意があるようです。今後運命が定めた美優という女の子が登場したときどのように変わるのか楽しみですね。
それでは今回の話ですが、アリスティアには仮婚約者ルブリス以外の親しい青年がいます。アレンディスという宰相の息子です。9歳の子供であり中身は16歳のアリスティアの賢さに惹かれ、彼女と仲良くなろうと初期から積極的に動いていた人物です。
一方カルセインは第一騎士団長の息子です。茶化しではなく真剣に剣術を学ぼうとしている彼女に興味津々です。
そんな二人が出会い激突していますね(笑)
アレンディスは落ちついているように見えて結構嫉妬深いようです。所々闇を感じます。カルセインはアリスティアにきついことを言われてもめげない強さがあります。
正直、初期のルブリスの行為がひどすぎるので、おそらく裏表のないカルセイン結ばれて欲しいですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに