漫画「私の輝く世界」64話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマにて掲載している「私の輝く世界」

韓国人漫画家Maru氏の作品で、恋愛漫画です。

既に完結しており、最終話までまとめていこうと思っております。

前回のあらすじでは、三浦ケンの悲しい家庭環境や、勝俣茜が何故結芽に執着していたのかが明らかになりました。また自分自身が黒い影に覆われ真っ黒に見えてしまった結芽は取り乱してしまいます。そんな彼女を千隼がキスし落ち着かせるのでした。

詳しくはコチラにてまとめてあります。

漫画「私の輝く世界」64話のネタバレ

千隼のおかげで黒い影が消え、千隼の声や姿だけ感じられた結芽。

へなへなとその場にへたり込む。自分が黒くなるのは、千隼が怪我するのが原因だからもう怪我しないでと涙ぐむ彼女。そうするつもりはなかったのに、千隼にどんどん頼りっぱなしになってしまうと彼女が言うと、千隼は過去に同じことを言われたのをも思い出しドキッとする。

それは千隼が幼い頃、家族に内緒で会っていた黒い影が見える親友。その人は千隼に裏切られたら生きていけないと言い、千隼はそれが重くなってきて少し怖くもなった。そうするとその友達はすぐいなくなってしまったのだった。

結芽もその親友と同じように、千隼に嫌われたらどうしようと不安になっていたのだった。まだ起きてもいないことをどうして心配するんだと、ただ信じてくれればいいのにと千隼も苦しく思う。

結芽は千隼が自分の光なのに、それがなくなったらどうしようと話し続けるので、千隼は彼女も自分から去るのではと気が気でない。

これからもそう思うことがあるかもしれないけど、その度にちゃんと捕まえていてくださいと、結芽は千隼の手を握る。

一安心した千隼もへたり込む。

取り乱しそうになったときは千隼が言ってくれた言葉を思い出すし、千隼や大切な人がツライときは自分が側にて力になりたいと言い、千隼に抱きつく結芽。

この能力を、犯人逮捕などに活かせないかなと思いついて、少し舞い上がりながら話す結芽を千隼は抱きしめる。

すると屋上から実の悲鳴が聞こえた。

実が謝れと言ったのが気に食わず、ケンが実に馬乗りになっていた。いつまで終わったことを引きずっているんだと、頭突して反撃する実。フツーはそんなことしないと言う。

カッとなったケンが掴みかかるが、千隼と結芽が止めにきた。

ケンは結芽に、結芽が好きなことと、結芽に釣り合うのは自分と言い出す。ケンのことをわかってくれるのも結芽だけ、黒く見えたのなら助けてくれと言う。

助けてあげるから昔のことに縛られないでと結芽が言うと、簡単に切り替えられるのかとケンが結芽にぶつける。

結芽が同情すると、ケンがまた言い出しだたので千隼がビンタする。そして実と結芽に車に戻るように促す。

千隼は、ケンも茜も若いからチャンスをあげようとしていたが裏目にでたと話す。本当に結芽が好きならこんなことしたら駄目だろというと、わかったふりをしながらケンは千隼に近づく。どうやったら親や、抜け駆けした結芽、千隼にショックを与えられるかと言い、千隼の腿にナイフを刺した。

痛みにこらえる千隼を蹴りながら、本当は狙った靭帯が切れれば警察にも戻れないし、結芽も一生罪悪感を抱いて生きていくのにとケンは狂い出す。

一方その頃、聴取を受けている茜はケンのことを聞かれ、初め近寄ってきたケンにいい気もしたが、彼が結芽が目的だと知り、家出グループにいた中学生達にケンの居場所を教えていたのだった。彼女たちもまた三浦ケンを良く思ってはないようだったからだ。

だが中学生なので期待した働きはせず、しかも自分の脅しネタのスマホ画像を見られてしまい、言いなりになるしかなかったと。しかし今回は確実な機会を作ったから、うまくやるはずとつぶやく。

そしてケンは、中学生に金属パイプのようなもので殴られていた。倒れるケン。メガネの人の言うこと聞いてよかったと話す中学生。驚く千隼に、正当防衛だからいいでしょと話しかける。復讐も人助けもできたし、結芽に償えたと満足そう。

千隼はケンに馬鹿なやつといいながら手錠をかけた。

中学生に通報を頼んだ千隼は、服を脱ぎ止血する。そんなに出血もないはずなのに、千隼の足の感覚がおかしくなっていたのだった。

漫画「私の輝く世界」64話の登場人物

近藤結芽・・・主人公の女子大生。悪意を持った人が黒く見える能力を持つが、そのせいで家族や友人など信用できなくなり、ひとりぼっちで暮らしていた。千隼との出会いが彼女の人生を大きく変えたのだった。

笠貫千隼・・・結芽の恋人で警察官。結芽と一緒に巻き込まれた事故で足に大怪我を負う。リハビリ中。結芽と過ごすうちに惹かれ恋人に。桜色の髪の毛をしている。地毛は真っ黒。

三浦ケン・・・結芽が家出したときに一緒に過ごしていた、家出グループの青年。結芽と同い年。幼い頃から家族にないがしろにされ育ってきた。彼が色々な事件を引き起こす。

勝俣茜・・・結芽の大学の先輩。気に食わないものは、自身が所属するねずみ講のメンバーを使って猥褻な写真をとり脅すような人物。結芽に依存し執着していたため、ストーカーまがいのことを繰り返していた。

・・・千隼の甥っ子。中学の時、友達とトラブルを起こす。喧嘩っ早い。結芽に家庭教師をしてもらっていた。結芽が好きだった。

中学生の女の子・・・家出グループにいた少女達。家庭内暴力などを受けていたようで、三浦の提案にのり親を刺してしまう。それに乗らなかった結芽に苛立ち、結芽を追いかけ回し事故を起こす。

漫画「私の輝く世界」64話の感想

千隼はメンタルが強いので、色んな人に依存されてしまうのでしょうね。それが相手に引け目を感じさせ、勝手に離れて行ってしまう、取り残された千隼は自分の存在が他人を傷つけてしまうと悲しい。

結芽はそうなりそうだったけど、結芽自身も芯がしっかりしているので寄りかかるのではなく、寄り添うことができました。良かったですね。

ケンは色々と可哀そうですね。誰も彼の側にいない。理解してもらえない。ひとりじゃないと思いたい彼は、なんとか誰か引き込もうと躍起です。家庭環境があんなでなければ違ったのでしょうけど、少しは救われてほしいですね。

中学生もちゃっかりでてきてお役目果たしていきましたね、嫌なキャラクター設定だけで終わらずにまぁ良かったのかな。家族とはどうなったのでしょうか、改善されてるといいんですけど。

そして千隼の足がまたもやおかしくなってしまいました。どうなってしまうのでしょうか。

いよいよ次回最終回です。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: