無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」
漫画 iNA氏、 原作 Yuna 氏の韓国漫画です。
──主人公のアリスティアは、神のお告げの子とされ皇后となるべく育てられたものの、別の少女が現れ次位である皇妃に落とされる。そして愛する皇帝には虐げられ最後には反逆罪に問われ処刑される。
しかし神によって時間が戻され、自身の9歳の子供時代へと転生し、悲劇の運命を回避するべくやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品──
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、彼女を突っぱねるカルセインの言葉から、自分が体力と筋力不足に気づいたアリスティア。もう時間がないと焦る彼女は、かなり無理をした筋力トレーニングを始める。
一方、つい言いすぎてしまったと気になったカルセインは、アリスティアのもとを訪れ、身体を壊すようなことを続けている彼女を慌てて止める。だが今度はアリスティアが彼を拒絶するのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
全話一覧はコチラ
漫画「捨てられた皇妃」32話のネタバレ
煩わしいだろうから自分に構わないでと、カルセインを拒絶するアリスティアに、俺に言われたことが気に入らないから反発しているのかと、焦る彼。
助ける気がないのなら、邪魔もしないでというアリスティア。
そのまま彼を無視し、トレーニングに戻ろうとするが、意識が遠のき倒れかかる。
カルセインは咄嗟に彼女を支えると、彼女がひどい発熱をしているのに気づく。
医者を呼ぶよう指示し、彼は彼女を抱き上げ、部屋に運んだ。
アリスティアがゆっくり目を開けると、涙目のリナが目の前におり、彼女を心配していた。
起こしてもらい、水をもらう。
人生をやり直す前のように、結局倒れてしまったと悲しいアリスティア。
今まで身体を鍛え、必死に粘ってきたが、この道まで閉ざされてしまったらどうすればいいのだろうか、もう時間もないのにと。
そこへ、気まずそうなカルセインが現れ、大丈夫かと彼女に声をかける。
アリスティアは、倒れた自分を運んでくれた礼を言う。
別に大したことをしたわけじゃないと、やや恥ずかしそうに返答する彼。
この間は、あれほど冷たく突き放した態度だったくせにと、アリスティアはクスっと笑う。
カルセインは真面目な顔になると、子供が砂袋つけていると関節を痛めかねない、下手すればスプーンも握れなくなるかもと、あんな訓練はすぐやめるよう忠告する。
彼女もそれは理解していた。
父が敢えて彼女の体力の無さを指摘したり、別途訓練をさせないのも、この弱い身体が原因である。
一緒に習い始めたアレンディスの方が、遥かに上達し、差があるのも、それが原因なのだ。
カルセインは、身体が弱いのに、なぜ剣術をしているのかと問う。
アリスティアは、何故あの日突き放したのかを、聞き返す。
彼は、皇太子妃予定であるアリスティアは、結婚すればどうせ剣術を止めてしまうだろう、皇后になれば護衛もつくし、剣を使うこともないだろうと言う。
そして、ただの趣味で剣術をする人間を、教えたくはないのだと答える。
興味半分で始めてすぐやめる奴らを、沢山みてきたからだと。
その答えを聞いたアリスティアは、彼が愛する剣術を、中途半端な気持ちでやる人間が嫌いだったのかと理解する。
とにかくそういうことだから、もう剣術をやめろという彼に、絶対にやめないと彼女は答える。
驚き説明し直そうとするカルセインに、やめないし、やめることなどできないと言うアリスティア。
いくら厳しくても、自分の身体じゃ無理だと言われても、絶対に続けるしやめない、練習中に死んだって悔いはないと言い切る。
カルセインは圧倒され、そこまでして剣術をしたい理由は何かと聞く。
アリスティアは、まっすぐ彼を見つめ、騎士になりたいのです、と答えるのだった。
その日は天候が悪く、雲はゴロゴロと鳴り、今にも雨が降り出しそうだった。
皇宮では、ハレンが書類の山を皇太子のもとへ運ぶ。
ルブリスは、窓の外をぼんやりと眺めており、ハレンに外を見るよう促す。
そこにはリサ王国の使節団が大荷物を持って、皇宮に向かっていた。
このような忙しい時期に、何故使節団が来たのかと言うリブリスに、今年は凶年なので、大陸全体が危機に瀕しているから仕方ないと話すハレン。
リサ王国は寒く乾燥した北国なので、事態が急変しやすく、おそらく支援を求めにきたのではと。
それだけならいいのだがと呟くルブリスは、他に何か目的があるのではないのかと考え込む。
するとポツポツと雨が振り始め、土砂降りへと変わっていった。
一方、アリスティアとカルセイン。
アリスティアの突然の告白に、皇太子妃が騎士になりたいという意味がわからず、どっちもしたいということなのか、そんなこと可能なのかと、カルセインは混乱する。
アリスティアは、皇后にはならない、父の後を継ぐつもりだ、と宣言するのだった。
漫画「捨てられた皇妃」32話の感想
皇后にならず、騎士としてモニーク家の当主になるのが、アリスティアの目標のようです。 皇后の座は、いずれ現れる美優がいるので問題ないですものね。
しかし想像以上に、アリスティアは身体が弱く、かなり厳しい道を進まないといけません。それでもこの強い意志があれば、カルセインは理解してくれるでしょうね。彼が大きな助けになってくれるかもしれません。
筋力や体力がないのであれば、技術でカバーするしかないですね。天才剣士のカルセインであれば、彼女に何かいい方法を教えてあげられるのではと。今後の二人の関係が楽しみです。
ルブリスの方ですが、リサ王国が大量の荷物を持ってやってきましたね。おそらく、アリスティアとの破談の可能性がじわじわとまわりに広まり、時期皇太子妃を狙っての訪問なのでしょう。
ルブリスはどう対応するのか、アリスティアに対し気持ちの変化はあるのか、気になるところですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに